2009年10月19日

プーリア便り2

イタリア人が小躍りして喜ぶと言うポルチーニ茸の季節がやってきました! GIANも私も御多分にもれずポルチーニ好きなので、平日は車で20分ほどの森林でキノコ狩り、週末はトスカーナ州で“キノコと栗の祭”を楽しんできました。

東京育ちの私にはキノコ狩りは縁のないものだったのですが、こちらで暮らし始めて、シーズン中はGIANと共に獲物を求めてちょこちょこ出かけるようになりました。
南イタリアは昼休みが長い職場が多いので(3時間くらい)、平日でもキノコ狩りが可能なのです!

キノコ狩りには免許が必要で事前にキノコの知識や見分け方などの講習を受け、合格者のみが手数料を支払って免許を得ます。免許保有者のみが採取可能となり、免許は毎年更新しなければならず、また交付された州でのみ有効なので、他州でキノコ狩りをする場合は同様の手続きを踏んで各州の免許を取得しなければなりません。
というわけで一緒に出かけても私はキノコを取ることはできないので、名目はただの森林浴となります。キノコを見かけた時だけこっそりGIANに知らせます(笑)
GIANは子供の頃から父親に付いてキノコを見つけるコツや見分け方、森林内を迷わず散策する方法などを自然に覚えたそうです。

さて肝心の結果は…、この日は少し気温が上がりすぎたため状態の良いものはあまり多くなかったのですが、それでも前の週に雨が多かったおかげで、30分ほど探したところポルチーニ含め数種のキノコをなんとか2人分の量は取ることができました!
帰宅後、早速これらのキノコの土や汚れを丁寧に包丁で落とし(水洗いは水っぽくなってしまう上、旨味まで失ってしまうのでNG)、ニンニクで香り付けしたオリーブ油でソテーして夕食にいただきました。
キノコが新鮮そのものですからちょっと塩を加えるのみにしてシンプルにいただくのが一番。しみじみおいしかったです!

PA060038.JPG続く週末はトスカーナへ遠征。
この時期は‘Toscana(トスカーナ)、sagra(祭)、日付’を入力してWEB検索すれば、秋の味覚を堪能できる催事情報がたくさんヒットします。
その中からシエナ県オルチャで開催のお祭をチョイス。秋晴れの日曜、13時頃到着すると既に焚火の上にかけられた大鍋で大量の栗が炒られ、様々な物産品を並べたスタンドが立ち並び、野外レストランは大勢の人でにぎわっています。
私達もまずは腹ごしらえ…。地区全体のお祭なのでこの日はどのレストランもキノコと栗にちなんだ魅力的なメニューを提供していたのですが、私達は地元のボランティアの人々が運営するレストランで食べることに。
公民館を会場に地元のマンマが腕を振るって料理し、サービスやお会計もこれまた地元の老若男女が協力し合って楽しそうに行っていました。
各3種のプリモ、セコンド、デザートがメニューにあり、ポーションは小さめだったので各1品ずつ頼んでそれぞれ味見をしながら、地元のDOCワインのモンテクッコと共に楽しみました。どれも美味でしたが中でもポレンタのキノコソースは絶品でした!

PA110047.JPG食後はこの日のために整備された森林浴コースを歩きながらキノコの勉強を  したり(キノコと共に説明 PA110060.jpg板が立てられていた)、山のように落ちている栗を夢中で拾ったり、トスカーナの秋色に染まった風景を眺めたりして、体も心も秋を存分に堪能したのでした♪

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