MINESTRONE 5
日本では今一つ人気の出ない FACEBOOK をご存知でしょうか?
日本でよく知られたMIXIと同じく、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)です。
MIXIは日本語のみで、会員の招待メールと日本の携帯メールアドレスがないと入れないのに比べ、FACEBOOK は62カ国語に対応しており、誰でも入ることができます。
もう一つ MIXI との違いは、匿名性が少ないこと。普通にサービスを使用している人は、本名で登録しており、自分の顔写真を載せている人が大多数で、友達や知り合いを検索するのも簡単です。
FACEBOOK が生まれたのは、アメリカですが、ここで FACEBOOK の歴史を語るのは止めておきます。
気になる方は、http://ja.wikipedia.org/wiki/Facebookをご参照ください。
さて、この FACEBOOK がイタリアでブームとなり始めたのは2008年で、若者からあっという間に広がり、2009年9月時点で約1800万人の利用者がいるそうです。
私が登録したのも確か2008年だったと思います。
ただその頃は、利用者や団体がまだ少なかったのと、使用方法を理解しきっていなかったので、利用価値はあまりなかった気がします。
↓ 日本語サイト
友達同士で写真や動画や YOU TUBE を共有したり、チャット、メッセージといった、個人的使用もできますが、この半年くらいの間に、驚くほど多くの団体が FACEBOOK のコマーシャル効果を狙い始め、それぞれの HP に FACEBOOK へのリンクをつけはじめました。
その団体と友達になるかファン登録をすることにより、その団体の情報を得ることができ、仕事や宣伝に使っている人も大変多くなりました。
例えば、私はデザイナーなので、デザイン関係の雑誌に登録していますが、その雑誌が Twitter のように1日何回も更新しながら、世界中で開かれている展示会の話題や、コンペ、新しい商品、建築、アート等の話題を流し続けてくれます。アートギャラリー等は、新たな展示会の話題や評判を流しています。
もちろんスポーツや音楽、その他の趣味や文化の団体やファングループもたくさんあります。
そして…、政治好きのイタリア人、政治関係の団体もよりどりみどりです。
さて、去年の12月5日ローマで9万(警察発表)~100万(主催者発表)を集めて行われたデモ「NO BERLUSCONI DAY」は、首相や大統領をふくむ国の高位在職者が在職中は起訴されないという裁定案 Lodo Alfano に違憲判決のでた2日後、ベルルスコーニ首相に辞任を要求しよう、とFACEBOOK を使用して召集された政治デモでした。
デモの多いイタリアですが、FACEBOOK を媒体としたものは史上初で、そのことが大きな話題に上がりました。
それからもうひとつの出来事。12月13日、ミラノ大聖堂広場で行われた政治集会の後、一人の男が、人混みに紛れてベルルスコーニ首相に大聖堂のおもちゃを投げつけ、鼻中隔と歯を折り、顔に怪我をさせる事件が起きました。
その数時間後には、FACEBOOK に犯人のファンクラブができ、何百人ものファンを集め、当日のニュースでベルルスコーニ派の政治家が難しい顔をして社会問題として現象を批判していました。
というわけで、色々是非はありますが、イタリアでは、ますます飛ぶ鳥を落とす勢いのFACEBOOK…いつまで流行続くやら?
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