トーニャとレジーナの南イタリア紹介 カンパニア州の面白カーニバル

カーニバルといえば、ブラジルならリオのカーニバル、日本なら浅草カーニバル、イタリアならばベネチアのカーニバルと世界中で有名なお祭りですね。
但し、イタリア国内でも、ベネチアに限らず、各都市でパレードなどの催しが行われています。
アヴェッリーノ県の小さな街、Montemarano(モンテマラーノ) と言う街にもとても面白いカーニバルの習慣があります。皆さん、聞いたことがあるのでしょうか?
3月8日、カーニバル最終日の火曜日 “martedi’ grasso”(マルテディ・グラッソ) には出かけてみました。今回は、この特別なカーニバルについてお伝えしたいと思います。

 
 
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carnevale_foto_2.jpghttp://www.youtube.com/user/AtripaldaLive#p/u/15/R17MXShcP1o
http://www.youtube.com/user/AtripaldaLive#p/u/6/aJeDwMzPlXA

http://www.youtube.com/user/AtripaldaLive#p/u/2/ypJKHZnWxL0

youtube の映像からも分かるよう、モンテマラーノのカーニバルはイタリアの他の地域で行われているカーニバルとは異なり、華麗な仮面・衣装をまとった人々が集まるだけではなく、昔の伝統的な “Tarantella di Montemarano”(タランテッラ・ディ・モンテマラーノ) と言う民族舞踊も楽しめます。
しかし、モンテマラーノのタランテッラはどんな音楽、どんなダンスでしょうか? モンテマラーノでどんな雰囲気を味わえるのでしょうか? 以下でご覧いただけます。

http://www.youtube.com/watch?v=9eFhg2rQ_SQ&feature=related

伝統的な楽隊の行進に続き、一般の人々も思いの仮装でこのカーニバルを盛り上げます。最後に“pignatta”(ピニアッタ) と呼ばれている土鍋を棒で壊すと、中からお菓子やビスケット、キャンディー等が出てきます。これは、近づいてくる春に吉兆と喜びを表します。
子供も大人も皆、いっぱい食べて…、ダイエット中の私もたくさん食べてしまいました…、でも、楽しいカーニバルは一年間一回だけですしね (笑) 。

イタリアの民族の伝統が好きな方は、魅力的なカンパニアを訪れることをススメします。
私とトニアはお待ちしていますね。
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Ciao a tutti
Tonia e Regina

トーニャとレジーナの南イタリア紹介 私のパスタはマンマの味-こんなおいしさ初めて!

皆さん、こんにちは!
数ヶ月前にご紹介した料理の先生、ティルデ・ジョルジォのことを覚えていますか?(「ジェノヴェーゼ」というのは何だと思いますか?) ずいぶん時間が経っているので、覚えていない方もいると思いますが。
さて、今回またティルデ先生をご紹介します。
ティルデ先生はかねてからの念願かなって、昨年、来日を果たし、雑誌『クロワッサン』特別号の記事掲載のために、撮影用の料理を行いました。

クロワッサンプレミアム 2010/01/20発売号 (201003号)
foto_1.JPG南イタリア、ナポリの近くにあるパガーニという町で、トラットリアを経営しつつ、料理教室も営み、主婦として日々家族のために食事を作るティルデ先生に、美味しい南イタリア料理のレシピを習うのは如何でしょうか?
雑誌『クロワッサンプレミアム』の人気特集が本になり、9月にティルデ先生の本が出版されたのでご紹介します。

『私のパスタはマンマの味』
foto_2.JPGティルデ先生の料理は、ビックリするほど簡単ですよ。是非作ってみてください。
たとえば、トマトソースはオリーブオイルを熱したら、トマト缶を入れ、強火でがんがん水分を飛ばし、砂糖と塩を加えて煮詰めるだけで、実にフレッシュでおいしいソースができ上がるのです。
興味ある方は『私のパスタはマンマの味』をご覧ください。クリスマスプレゼントにもグッドアイディアだと思います。

しかも、先週は地中海式ダイエット(Dieta Mediterranea ディエタ・メディテッラネア)がユネスコの無形文化遺産として登録されました。
「地中海式ダイエット」とは、主に野菜・豆類・フルーツ・ドライフルーツを中心に、パンなどの穀物類、低脂肪の乳製品、魚貝類や肉類、そしてたっぷり使われる 高品質のオリーブオイル、また適度な ワイン消費を伴うバランスの良い食事法で、9000年もの歴史があると言われています。
すごいのではないでしょうか?

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ティルデ先生の料理教室「Zenzero a Tavola」について興味のある方は、以下のウェブサイトをご覧ください:www.zenzeronline.it/atavola
また、情報を知りたい方、ゼンゼロにメールをしてください:info@zenzeronline.it

Ciao a tutti
Tonia & Regina
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トーニャとレジーナの南イタリア紹介 お久しぶりです!

皆さん、お久しぶりです。10月まで続いた仕事がやっと一段落しました。
長い間、ブログをお休みしてしまいましたが、いつも私たちを歓迎してくれる読者の皆さんことは、決して忘れませんでした。やっと戻ってきましたよ!

お伝えしたいことは沢山あります。美しい南イタリアを訪れる日本からの観光客の方々と一緒に過ごした素晴らしい日々、ナポリの素敵な広場で過ごした夜、特に有名な カフェ・ガンブリヌス( Cafe’  Gambrinus ) のあるプレビシト広場での夜…。忙殺されたと同時にとても楽しい夏でした。

ここ最近になってようやく肌寒くなってきましが、今年は夏がとても長かったような気がします。
そうこうしているうちに、もうすぐ冬になりますね!そろそろ冬の旅行を考えてみませんか?
冬の面白い企画として、フード&ワインを中心としたツアーはいかがでしょう?

先週、私レジーナとトニアはアヴェッリーノ県( Provincia di Avellino ) の小さな村 カリートリ( Calitri ) を訪問しました。
ここは歩くだけで、思い出に残るような素敵な村です。標高530メートルの地に漂う、澄んだすがすがしい空気。石畳と小さな家々、細い路地から広がる景色。パン、ハムやサラミ、チーズの香り。ここのチーズは本当に美味しいんですよ!イタリア語で “caciocavallo irpino di grotta” と呼ばれている、旧市街の洞窟( grotta ) で熟成されるチーズです。今すぐに皆さんに味わってもらえないのが残念ですが、本当に素晴らしい味なんです!請合います。

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美味しいチーズとくれば、美味しいワインが無いと!
ということで、伝統を守る手作りのワインを作る友達も訪ねました。今年も美味しい ブドウaglianico ができたそうです。

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ワインといえば、有名なのが “Feudi di San Gregorio” のワイナリーと “Taurasi” のワイナリーのカッジャーノ( Caggiano )。数週間前にトニアと一緒に見学したのが、日本からお越しのカオルさんです。元気なカオルさんと楽しい時間を過ごすことができ、私もトニアも私達の家族もとても嬉しかったです。
(カオルさん > お肉屋さんのご夫婦、ティルデ先生から「宜しく!」とのメッセージを預かりました!)

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つたない文章ですが、ゼンゼロのニュースを読んでくれる皆さまに、心からお礼を申し上げます。

それではまた。

Ciao a tutti
Tonia & Regina
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トーニャとレジーナの南イタリア紹介「南イタリアのめんどり祭り」

 
foto_0.jpg南イタリア、カンパニア州にパガーニ(Pagani)という小さい町があります。
毎年、パスクア(復活祭)の後の最初の日曜日には、パガーニの最も美しいめんどりが自ら市内中心部の教会にやってくるという話があります。
めんどりが到着すると“マドンア・デッレ・ガッリーネ (Madonna delle Galline、めんどりのマドンナ)”の祭りの始まりです。

“めんどりのマドンナ”とはなんでしょう?どうして“めんどり”なのでしょうか?この奇妙な名前の由来は何でしょうか?

伝説によると、1500年頃、何羽かのめんどりが地面をつっついたら、“マドンナ・デル・カルミネ(Madonna del Carmine)”というマリア様が描かれた木の板が出てきたそうです。
その時から“マドンナ・デル・カルミネ”のマリア様は、この土地の人々に崇拝されるようになりました。
このマリア様は、病気の治癒を始め多くの奇跡を起こし、信仰の輪はますます広がりました。
そして、1610年に彼女に捧げるための教会が建てられました。これは今もある町で最も美しいバロック様式の教会です。

めんどりが絵を発見したのは、パスクア後の最初の日曜日だと言われています。
それで、500年以上たった今でも、毎年同じ日曜日にその小さな町にマドンナ・デル・カルミネの祭りが行われるのです。

朝9時頃、めんどりやおんどり、クジャクやその他様々な種類の鳥に囲まれたマドンナの木像が教会から出発し、祭りが始まります。
祭りの行列は町の路地を練り歩き、夕方まで続きます。
すべてのバルコニーにはカラフルなタペストリーが飾られ、そこから花びらのシャワーが降りそそぎます。
さらに爆竹や花火でマリア様を迎えます。
マリア様は信者のために止まりながら、ゆっくりと進みます。
不思議なことに、マドンナの木像の足もとにいるほとんどの鳥は、信じられないほどの大きい音が鳴り響く中でも、じっとして、飛んでいってしまうものはいないのです。
今までこの現象に論理的な説明をすることができた人は一人もいません。
でも、町の人々には説明など必要ありません。これは奇跡なのです!

foto_1.JPG外で華やかに音楽が鳴り響く一方、家の中では、主婦たちは料理の準備に余念がありません。
自家製パスタにラーグー(ミートソース)、メイン料理はローストしたアーティチョーク。
この日はパガーニのすべての家で同じメニューが用意され、違う食べ物を食べるのは冒とくと考えられています!

foto_2.JPG午後には、行列がゆっくりと行進する中、南イタリアの各地からミュージシャンやダンサーのグループが集まり始めます。
さて、南イタリアの最も人気のある祭り、タッムッリアータ(tammurriata)と呼ばれる民俗舞踊の始まりです。
音楽が流れる中、路地や中庭、古い壁や石の階段、わらの椅子を美しく見せる柔らかな光が降り注ぎ、まるで時が遥か昔に戻ってしまったかのように感じられます。
絶え間ないタンバリンやカスタネットのリズムで、老若男女が一晩中タッムッリアータを踊ります。
言葉だけでは、本当の雰囲気が伝えれらないのが残念です。
鳴り響く音楽や永遠に続く舞踊、そして人々の厚い信仰心が、祭りの場を特別な空間にするのです。

 

foto_3.JPGほとんど毎年、私たちトーニャとレジーナはこの祭りに参加しています。
パガーニで生まれた私レジーナは、子供のときからこのダンスを踊っています。
最初は祖母から、次は母からこの貴重な伝統舞踊を教えてもらい、今では伝統を守る精神を尊重しながら、同時に踊りそのものも楽しんでいます。
よろしければ、ぜひこの映像をご覧ください。

しかし、南イタリアで行われるのはパガーニの祭りだけではありません。
カンパニア州には、半世紀以上の歴史を持つ伝統的な祭りがたくさんあります。

たとえばナポリ県にあるサンタ・アナスタシア(Sant’Anastasia)という村では、毎年パスクアの月曜日にパガーニの祭りとに似た“マドンナ・デッラルコ(Madonna dell’Arco)”が開催されます。
信者が行列をして、聖母の教会を訪問してから、古代音楽と舞踊で人々を楽しませます。
 

foto_4.JPGイタリアの家族的なパスクアの雰囲気を味わいたいと、パガーニに来た日本人のマリさんとアサキさんがそのマドンナ・デッラルコのお祭りも体験しました。
 

foto_5.JPG彼女達の旅のレポートは下記ブログをご覧ください。
http://mmnowhere.exblog.jp/13445238/
http://mmnowhere.exblog.jp/13496411/

私たちが深く愛する南イタリアの伝統行事、ぜひみなさんも休暇を取って実際に体験しに来てください。
旅の情報などお気軽にメールでお尋ねくださいね。
お待ちしています!

Ciao a tutti
logo_zenzero.jpgTonia & Regina

P.S.
“マドンア・デッレ・ガッリーネ (Madonna delle Galline)”、民俗音楽について知りたい方は、以下のサイトをご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=xCsR61uuibc
http://www.youtube.com/watch?v=V0CO7z2X70g

(イタリア語なので少し難しいですが、頑張ってくださいね!)

トーニャとレジーナの南イタリア紹介「誰でも知らないナポリの話し」

ナポリといえば太陽の街、海の街、ピザとマンドリンの街…ですよね。もちろんそうですが、ナポリはこれだけではありません!
路地に入りこんで美しいカラヴァッジオの作品を見つけたり、一日の終わりまで口の中に味が残るような暖かいタラッリ(taralli / 輪状のクッキー)を食べたり、散歩の最中に耳に飛び込んでくる音楽を楽しんだりと、そんな事もナポリの魅力の一部なのです。

ナポリでできる事は数えきれないほど沢山ありますが、ある若いナポリ人の女性ジャーナリストが101のことを勧めてくれています。このジャーナリスト、アニエーセ・パルンボが 『人生で少なくとも一度はナポリでするべき101の事 (イタリア語タイトルは:101 cose da fare a Napoli, almeno una volta nella vita)』 という本を出版したのです。

palumbo_1.JPG私たちゼンゼロの友人でもあるアニエーセは、とても良い人でおもしろく、本のすべてのページから彼女のユーモアのセンスを読み取ることができます。
イタリア語版だけしかなく、日本のみなさんに気軽に読んでいただけないのが残念です。

101すべてを挙げるのは難しいですが、とりあえずひとつご紹介しますね!

その1 「目隠しでプレビシト広場にある2つの馬の像の間を通り抜ける」

ナポリを訪れた人なら、ナポリの名所のひとつ、プレビシト広場に行ったことがある方は多いのではないでしょうか?
では、目隠しでプレビシト広場にある2つの馬の像の間を通り抜けた方は・・・?

プレビシト広場にはサン・フランチェスコ・ディ・パオラの美しいバジリカ(大聖堂)があり、円形の広場中央には王宮を前に見据える、馬に乗るブルボン朝のカルロとフェルナンド1世の2つの像が建っています。
ここでは昔から「ナポリっ子の遊び」として知られている伝統のひとつがあります。

サン・フランチェスコ・ディ・パオラの反対側にある王宮から、目隠しでプレビシト広場まで真っ直ぐ歩き、二つの彫刻の間を通り抜ける。
一見簡単そうですが、実際にはそうではありません!

実はこの広場、微妙に傾いているので目隠しをすると真っ直ぐ歩くことが難しいのです。
ゲームをした人は最後に目を開けると、まるで砂漠で迷子になったような感覚に陥るはずです。

ぜひナポリでこの面白い体験をしてみませんか?
ゼンゼロが喜んで皆さまをご案内しますよ!

他の100の事も体験してみたい方は、ゼンゼロと行くナポリのウォーキング・ツーアをお薦めします。
そしてナポリについての面白い話をもっと知りたい方は、ブログの次の記事をお待ちください!

それでは、また!

Ciao a tutti
logo_zenzero.jpgTonia & Regina

                              P.S.
palumbo_2.JPGアニエーセ・パルンボさんについて知りたい方がございましたら、実際に彼女がししゃべってる映像はこちらをご覧ください。http://www.youtube.com/watch?v=oxAJParmteU
(イタリアのRAIテレビのインタービューです。少し難しいですが、頑張ってください!)

トーニャとレジーナの南イタリア紹介 「ジェノヴェーゼ」というのは何だと思いますか?

みなさんはナポリでレストランに行って「ジェノヴェーゼ」という料理を注文すると、どんな料理を持ってくれると思いますか?
きっとバジルソースのパスタだと思いますよね。ところが、まったく違います!
genovese1.JPG多分みんなさんはビックリすると思いますが、ナポリの「ジェノベーゼ」は違う料理です!
ラグーのようなミートソースで、とてもおいしいですよ(一般に日本で「ジェノヴェーゼ」といわれているバジルソースのパスタは「ペスト・ジェノヴェーゼ」でナポリの「ジェノヴェーゼ」とは別物です)。

 「ジェノヴェーゼ 」というソースはナポリ料理の誇りですが、残念
 ながら現在はレストランでその料理を見つけるのはとても困難です。
時々トラットリアで食べられますが、通常は家庭だけで作られて
 います。

genovese2.JPGほとんどの人が「ジェノヴェーゼ 」はジェノヴァ起源の料理だと思っていますが、それは違いますよ!
 ナポリの代表的な料理なので、ジェノヴァは全然知られていません。?

そうすると、レシピの名前の由来は何でしょう…? これは難しい質問ですね。
由来は諸説あります。
ひとつはジェノベーゼという名前のコックさんが始めて作ったレシピだからという説。
その他には、15世紀にナポリの港に到着したジェノバの船員がこのレシピを広げたという話もあります。
このナポリのジェノヴェーゼのレシピを習ってみたいと思いませんか?
日本の雑誌クロワッサンでも紹介された、イタリア料理の講師、ティルデ・ジョルジョ先生が、ゼンゼロ・ア・タヴォラ(ZENZERO a Tavola)で本当のジェノヴェーゼをお教えします。
 

tonia_regina_tilde_1.jpgCiao a tutti
logo_zenzero.jpgTonia & Regina

 

興味のある方はゼンゼロのウェブサイトをご覧ください:www.zenzeronline.it

また、レシピを知りたい方、記事を読みたい方はお名前とメールのタイトルに「レシピ希望」/「記事希望」と記載の上、ゼンゼロにメールをしてください:info@zenzeronline.it