ミラノの街角から〜最終章 待ちに待ったミラノ万博2015ついに開催!

ポプラの花粉が綿雪のように街を舞うミラノの5月、ついに待ちに待ったミラノ万博が開催されました。準備が間に合わないのではないかと行われた昼夜に渡るラストスパートを、ミラネーゼ達も「さすがイタリア!」と呆れ笑いしながら見守っていましたが、いざ蓋を開けてみると、あのアイディア溢れるイタリア人がどのような作戦に出たのか、万博は大盛況のもと無事開幕されました。

ミラノでは万博開催までに入場券を購入すれば2割引との広告があったものの、実際には開幕してからチケットを購入するイタリア人が多いことを見ても分かるように、全体的にかなりの好評のようで、是非この機会に各国からのメッセージを見たいと皆足を運んでいるようです。

クウェート館 ベトナム館 イギリス館 ブラジル館
左からクウェート館、ベトナム館、イギリス館、ブラジル館

そのため、イタリア館、日本館、またアラブ諸国の館など、人気のあるパビリオンでは長蛇の列をなすこともあり、待ち時間も40分から3時間に及ぶこともあるようです。

日本館の人気はそれもそのはず、木材を組み込んで作られた立体木格子に象られたパビリオンからは、日本の技術と正確さ、シンプルで優しいセンスがまず目に飛び込みます。さらにその気品の良い涼しげな格子の間での待ち時間には、日陰や耳に心地良い木の触れ合う音なども工夫されています。

中に入ると、オーガナイズされた行程を空間から空間へと移動しながら、見たり体験したりできるようになっていて、移動するたびに新しい発見があるので全く飽きることなく、大人も子供も楽しめます。日本らしい『ハイテク&和&親しみやすい雰囲気』の中、日本の食文化に潜む知恵や技が紹介されます。

地球の未来の食生活における課題解決に役立たせ、食を介して助け合うというメッセージも織り込まれている素晴らしいパビリオンです。

見応えのある立体木格子で形作られる日本館 日本オリジナルの本物みたいなプラスチック食品のかわいい陳列 日本館で心奪われる魔法の空間
左:見応えのある立体木格子で形作られる日本館
中央:日本オリジナルの本物みたいなプラスチック食品のかわいい陳列 
右:日本館で心奪われる魔法の空間

多くのパビリオン横には、その国の料理を楽しめるレストランやファストフード店があるので、その日のランチをどの国の料理にするか、またはイタリアならどの地方の料理にするか、と選べるのも楽しみの一つです。

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左:子供のための美術館、Mubaに展示されている各国の食卓風景
右:万博を記念してドゥオーモ広場に置かれたミケランジェロ・ピストレットによる芝生でできた巨大リンゴ(高さ8m)

万博では毎日のようにたくさんのイベントが行われていますが、ミラノ市内でもミシュランシェフによる食事会が開かれたり、美術館や劇場からスーパーマーケットまでもが、毎日のように万博にちなんだ企画をたくさん提供したりと賑わいを見せています。宣伝の仕方も様々で、街中でいきなりテイスティングをさせてくれたり、無料コンサートを開いたり、 何台もの大きな宣伝用の自転車を連ねて街中を走ったりと、それぞれ趣向を凝らしているので、街中をぶらっと歩くだけでもたくさんの刺激を受ける事ができます。

今回の万博を機に、ミラノではサンバビラ広場にミラノグッズを売るミラノショップ、ドゥオーモ広場にはドゥオーモグッズを売るドゥオーモショップ、なども開設されました。また万博のExpoグッズはスフォルツァ城前にあるエキスポゲートだけでなく、売店や高速道路のインターチェンジでもと、あちらこちらで販売されています。お洒落に敏感なイタリアらしくセンスのいい小物が揃っているので、これでミラノのお土産選びも少し楽になるかもしれません。

6月に入り街は夏本番を迎え、学校も夏休みに入り、ミラノはバカンスシーズンを迎えました。海外からの来客が今後増えると予想される反面、遠足等も含めミラネーゼの来場はしばらく少し落ち着くかもしれません。それでもやはり週末はイタリア人や近場のヨーロッパ人が訪れやすいので、日本から来られる皆さんには是非平日のご来場をお勧めします。

約1年間に渡り、万博を目前にしたミラノの様子をお伝えして参りましたが、これで当ブログ「ミラノの街角から」もいよいよ最終回を迎えました。日伊協会の方々のご配慮でこちらのブログのお話を頂き、万博を前に少しずつ変化する、四季折々のミラノをご紹介させていただきました。お読みくださいました皆さま、ありがとうございました。

宇宙に行って初めて地球の青さに気づくように、私もイタリアに約20年滞在し、 客観的に日本を見、日本に対する意見を聞くことで、誇らしく感じたり、考えさせられたり、感謝したり、弁護したりと、常日頃から私なりに個人外交を繰り返して参りました。これからも、昔の人々が作り上げた この個性的な素晴らしい文化やセンスをベースに、欧米に感化されすぎず、日本らしい斬新なアイディアやハイテクを加えることで、日本がより魅力的な国となりますよう、心より願っています。そして今後も何らかの形で日本とイタリアの理解を深め合うための個人外交として、私なりに少しでも 努めて行きたいと思っています。

最後になりましたが、約1年間に渡り、 微力ながらこのように日本の皆様にミラノをご紹介できる機会を与えていただきましたこと、日伊協会の皆様に改めてお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。

未来の日本とイタリアに、乾杯♪

廣部 由美子


<事務局より>
ミラノ万博開催にあたり、ミラノに関するホットな話題を、タイムリーにカウントダウンでお届けしようと始まったブログも万博開幕と共に最終回を迎えました。少しずつ準備が進んでいく中で、ミラノに住むミラネーゼならではの観点から、ガイドブックには載っていないミラノの最新情報をお届けすることができたと思います。このブログで興味を持たれた読者の皆様がミラノ万博へ足をお運び下さればブログ担当者として大変うれしく思います。

ブログを執筆頂きました廣部 由美子さんにはこの場を借りまして御礼申し上げます。また違ったテーマでいつの日か日伊協会のホームページでお会いできることを祈っております。

ミラノの街角から〜ミラノ万博まで後30日(平成27年4月2日現在)

復活祭をご存知ですか?
イースターとも呼ばれるこのキリスト教の行事は、その名の通りイエス様の復活を祝う日で、例年この時期は連休となり、イタリアでは渋滞を伴う大移動があります。それぞれの町や教会ではその直前の金曜日、十字架を担いだイエス様を再現する等して祈り、日曜日の復活の際に盛大にお祝いします。

例年3月から4月の間の日曜日に祝われるこの復活祭は、今年は4月5日ですが、 カーニバルの日から数えて定められるので、年によって日程が変わります。日程が流動的なためか、日本でまだあまり取り入れられてない数少ないイベントの一つ ではないでしょうか。

この時期イタリアでは、シンボルであるイースターエッグがあちらこちらで販売されます。イースターエッグの主流はチョコレートで作られていて、イースターの日にその卵形のチョコレートの殻を割ると中からプレゼントが出てくるという仕組みになっています。

子供用におもちゃが出てくるイースターエッグから、有名チョコレート店の手作りエッグに婚約指輪を入れて作ってもらったオリジナルまで、その種類は様々です。また、本物の卵の殻にデコレーションした物や、学校で紙や粘度を使って手作りした物、店頭に並ぶ陶器でできた美しいデコレーションがなされた物など、様々なイースターエッグが存在し、各家庭に飾られたり、ちょっとした贈り物に使われたりします。

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ミラノでは復活祭には『Colomba Pasquale(イースターの白い鳩)』という鳩の形をモチーフにしたパンケーキが売り出され、クリスマスのパネトーネのような感覚で各家庭に登場します。

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さて、いよいよミラノ万博の開幕まで1ヶ月となりました。
いまだ街中で万博の準備のための通行規制もありますが、万博が近づくにつれ、万博の広告が街中のあちらこちらに見られ、万博開幕が間近に迫っているのが感じられます。

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英語とイタリア語に対応しているミラノ万博公式スマートフォンアプリにも、毎日イベントや万博のための研究会、講習会等が載せられていて、その動きはめまぐるしい程です。『食』に関する万博のために、 デンタルケアの講習会やエキスポのためのビジネス英会話コースなども開かれています。

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5月1日に向けて、このイースター開けにミラノは万博開催への最終調整に入ります。

廣部 由美子

ミラノの街角から〜ミラノ万博まで後51日(平成27年3月11日現在)

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朝日がまぶしく、日も長くなり、吹き出す新芽に心も満たされて行くような明るい春がミラノにもやってきました。 まだ寒さには要注意ですが、そろそろ明るい色の服を着てアクティブに行動したくなってくる季節です。

今回は、そんなミラネーゼ達に今やすっかり定着したBikeMi(Bike Sharing)についての情報をお届けします。ミラノ市のATM(市内交通局)が経営する自転車のレンタルは、数年前に始まったとは思えないほど定着し、今や街中のあちらこちらで利用することができるようになっています。黄色いこの自転車は、VISAかMASTERのクレジットカードがあれば、英語表記もあるサイト、https://www.bikemi.com/ から登録して利用することができ、1日利用、1週間利用、さらに1年定期、と利用期間を指定して利用することができます。詳しくは記事末尾の『BikeMi (Bike sharing)の利用方法』をご参照ください。

ミラノを結ぶ黄色い自転車

ミラノを結ぶ黄色い自転車


ミラノは平地であるにも関わらず、小さな街に車が溢れかえっているのと、昔ながらのパヴェ(大きな石を組み合わせて作られた道路)が雨の日など滑りやすく危険なため、自転車の利用はヨーロッパの他の国々に比べて、さほど定着していませんでした。それが嬉しいことに、ミラノ万博に向けてミラノでもやっと着々とサイクリングロードの建設が進められています。万博開始時にはミラノ市内に190kmが完成する予定だそうで、その後もミラノはさらにエコな街づくりに力を入れて行くようです。街の中心地から万博会場までもサイクリングロードが計画されていますので、ラストスパートでつめている最終工事が予定通りに進んでいたら、タクシー移動だけでなく、地下鉄やトラム、 気晴らしに自転車でミラノを回ってみるのも一案です。 サイクリングロードで繋がった初夏の街中を、黄色い自転車で駆け抜けてみるのはいかがですか?
ミラノサイクリングロード予想図(注:今現在の完成状況ではありません)

ミラノサイクリングロード予想図(注:今現在の完成状況ではありません)


自転車の利用が増えるとともに、自転車にまつわるトラブルまでもが増えるのを避けるため、ミラノ市ではパンフレットを配布する等して、大人から子供までの自転車利用者に、正しい自転車の利用方法を改めて認識してもらうようにしています。基本的に自転車は車に同じ右側通行ですので、サイクリングロードのないところで左側の車道を行くと車と正面衝突の危険があります。右側を通っていても車道に並ぶ駐車車両のドアが急に開いてぶつかるという事故もあり、注意せずに車のドアを開けた者の責任とは言え、痛いのは自転車利用者ですので気をつけましょう。また歩道を行く時は、本来は自転車を押して人の歩くスピードで行くことになっています。
美しい並木に見とれるのは、信号待ちの時にした方が良いかもしれませんね。

BikeMi (Bike sharing)の利用方法
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自転車レンタルの登録は、1日利用、1週間利用、さらに1年定期からなっていて、1日利用の場合は2,50ユーロで、1日中30分未満の利用は無料。30分を超えるごとに0,50ユーロが加算され、2時間を超える連続使用の場合はその後1時間につき2ユーロが加算されます。1週間利用の場合は6ユーロ。この場合も期間中30分未満の利用は常に無料となり、超過料金は1日利用の場合に同じです。自転車を利用するには、あちこちにあるBike Sharingのステーションで、登録時に設定したユーザーネームとパスワードを入れると、利用可能な自転車が案内されます。返却はBike Sharingのステーションであればどこでもよく、空きのスペースに設置して返却します。 もし自転車置き場がいっぱいの場合は、一番近い別のステーションがディスプレイに 表示され、その場合15分は超過料金もとられません。

廣部 由美子

ミラノの街角から〜 ミラノ万博2015開催まであと86日(2015年2月4日現在)

1月の末から2月の初めは、Giorni della merla(クロウタドリの日々)と呼ばれ、『一年で最も寒い日』とされていて、今年もちょうどこの時期、ミラノに雪がちらつきました。日本の節分とも時期がほぼ重なり、ミラノも日本と同じようなリズムで春を迎えます。

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今回は、今年のミラノ万博のテーマ『地球に食料を、生命にエネルギーを』にちなんで、かつてない様々な方法でイタリア料理が紹介されていくようですので、その一つをここでご紹介したいと思います。

現在イタリアでは、毎週全食材の約25%が捨てられているにもかかわらず、 貧しい人達のために無料で食事を提供する食堂に足を運ぶ人達が、年々増えているそうです。そうした背景を元に、万博期間中、 万博で残った食材を使って、有名シェフ達がまかない提供するという『Refettorio Ambrosiano』が提案されました。

場所は、ミラノ郊外にある、現在使用されていない1930年代の劇場を利用する予定で、ミラノ工科大学が改築し、現代アーティスト達によって装飾されることになっています。さらに この機会のために有名なイタリア人デザイナー達(Aldo Cibic、Gaetano Pesce、Fabio Novembreなど)がデザインする大きな12個のテーブルも食堂に置かれることになっています。milano86-2

万博期間中のはじめの3ヶ月は、フランス人のAlain Ducassをはじめ、40人の国際的に有名なシェフ達(イタリア人20人、外国人20人)が交代で、万博で使用されなかった食材を使って腕を振るいます。通常捨ててしまうが賞味期限に問題のない食材で、もちろん安全衛生面が保証される食材のみが使用されます。

この食堂『Refertorio Ambrosiano』には90席が設けられますが、料理はその他いくつかの貧しい人達を助ける団体にも配られる予定です。

ミラノにある有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの壁画『最後の晩餐』でも語られるように、皆でパンや葡萄酒を分け合うというカトリックのスピリットが感じられたためか、期間中、ローマ法王も この食堂へ足を運ばれる可能性があるとか。この企画は万博が終わった後も続けられる事になっているそうです。食べ物を無駄にしない、困っている人を助ける、ゴミを減らすなど、環境にも人にも優しいこの企画が末永く続き、広い範囲に根ざしていくことを心から期待しています。

廣部 由美子

ミラノの街角から〜 ミラノ万博まで後108日(2015年1月14日現在)

除夜の鐘とともに静かに迎える日本のお正月とは対照的に、イタリアでは野外コンサートや打ち上げ花火、カウントダウンにシャンパン、と賑やかに新年を迎えます。

ドゥオーモ広場の2015年を迎えた瞬間

ドゥオーモ広場の2015年を迎えた瞬間


レンズ豆の料理で今年の金運を祈願したり、豪華な夕食を長時間かけて頂いたり、雪山でキャンプファイヤをしたりしながら、みんなそれぞれの新年を迎えました。3月末に年度末を迎える日本とは違い、すべてが9月始まりのここイタリアでは、いよいよ本番に入って行く時期でもあり、モチベーションもまた少し違うかもしれません。

さて、今年も気合いを入れて、ミラネーゼ達はまず年初めの一大イベントである”バーゲンセール”に足を運びます。ファッションに関心の高いミラノでは、2月初日の店内はすべて春物となるため、1月中に商品をできる限り売りつくし、徐々に春物を導入します。まだこれから寒さのピークが来るのですが、店先にはもう既に春を思わせる商品が並び始めています。

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エピファニア(1月6日、3人の博士がイエス様のところにたどり着いたとされる日)が終わり、ミラノでもやっとクリスマスツリーが片付けられました。中央駅前に飾られた、 万博の宣伝棟である彫像の複製(本物は、今回の万博アピールのため現在世界旅行中)や 、Duomo 広場へと続く道に 陳列された各国の旗、 そしてあちこちに掲示されている万博のポスターが再びミラノを彩り、5月の万博開始へ向けて街中のテンション上昇が期待されます。

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今回の万博のテーマに合わせてダンテ・フェッレッティが 生み出した彫像計7体は、昨年秋、ニューヨークの近代美術館を皮切りに、ローマ、東京、北京、モスクワ、ブエノスアイレス、リオデジャネイロ、と万博の趣旨を伝えるための旅をしています。

・・・とは言え、まずはやっぱり、
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廣部 由美子

ミラノの街角から〜 ミラノ万博まで後135日(2014年12月17日現在)

milano104-2例年多くのミラネーゼが初滑りをする数少ないミラノの祝日、聖アンブロージョの日(12月7日)も、今年はアルプスの雪の少なさに多くの人が断念し、今年はなかなか冬が来ないと言われていましたが、そんなミラノにもようやく寒さがやって来ました。

急な冷え込みにあわてて帽子や手袋を身にまとい、ミラネーゼ達はクリスマスの準備に追われています。

日本とは違い街中でクリスマスソングは殆ど耳にしませんが、クリスマス用のイルミネーションがあちこちで輝き、イエス様の生誕をお祝いするため、各家庭でもクリスマスツリーを飾ったり、プレゼーペ(イエス様の誕生のシーンを再現したもの)を飾ったりして、その日を心待ちにしています。
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国民の8割がカトリックであるイタリアでは、クリスマスは日本のお正月のような、親族で集まりお祝いをする習慣があります。夜中に子供にプレゼントを置いて行ってくれる存在はイタリアにも勿論いて、それをサンタクロース(Babbo Natale-)と言う人もいれば、イエス様(Gesù Bambino)と言う人もいます。どちらにしても、子供達にとっては待ちに待ったクリスマスです。

25日は何と言っても盛大なお祝いなので、Mammaたちはここぞとばかりに腕を振るってクリスマス料理を準備します。典型的なイタリアのクリスマスの料理と言えば、自家製のラビオリやトルテッリ−ニ、カンネッローニ、ターキーやラム肉などがありますが、この日ミラノのどの家も欠かさないのは、デザートのパネットーネではないでしょうか?
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今や日本でも良く知られているこのパネットーネは、元々ミラノのクリスマスに食べる典型的なお菓子で、イタリア全土では大量生産されたパネットーネが主流な中、ミラノでは今でも、この時期お菓子屋さんと言うお菓子屋さんがこのパネトーネを手作りで作り続けます。イタリアではパネトーネはクリスマスシーズンにしか売られないので、皆今のうちにたっぷり食べます。パネットーネはパサパサしてしまうと美味しくないので、袋に入れたまま、燃え移らない暖房器具(こちらだとcalorifero)の上にしばらく置いてほんのり温め、ザバイヨーネやマスカルポーネなどの甘いクリーム(ジェラートもありです!)と一緒に頂いたりもします。

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しかしミラネーゼにとってクリスマス前は、ただ神聖に楽しめるだけの時ではありません。この時期のミラノの渋滞は半端なものではありません。なぜなら、恋人にだけでなく、家族、親族、親友、先生、と普段お世話になっている人々に感謝の気持ちをプレゼントにして渡す日でもあるからです。毎年のことですから1ヶ月前に準備してしまえば良い様なものですが、クリスマスのイルミネーションが街中を包み、クリスマス市場があちこちで開催されて初めてその気分になるのでそうもいきません…と言う訳でこの時期一斉にショッピングが始まり、大渋滞が発生するのです。

クリスマスプレゼントにも皆、例年頭を抱える訳ですが、今年はそんなミラネーゼ達に新しい提案があります。それは2015年開催のミラノ万博の入場券のプレゼントです!日程を指定しないチケットもあり、開催者側もこのクリスマスプレゼントとしてのチケット販売を推進しているようで、ネット上でも簡単に購入できるようになっています。地元で開催される大きな国際イベントですから、誰しも興味があるのではないでしょうか。
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お祭り前の胸騒ぎを感じながら迎えた12月、寒さと神聖なクリスマスの雰囲気に包まれて、ミラノはやっと冬を迎えています。

廣部 由美子

ミラノの街角から〜 ミラノ万博2015開催まであと213日(2014年9月30日現在)

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ミラノファッションウィークは、前々からミラノの大きなイベントの一つです。
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とは言え少し前までは、きらびやかなイメージとは裏腹に、キャスティングが終わったモデルがふと横を通り過ぎたり、街中のバールで不意に隣り合わせたりに慰められながら、ミラネーゼ達がひどい交通渋滞と街中の混乱に耐える中、タクシーの運転手とレストラン、ホテルだけがホクホクしていたイベントでした。

ところが最近、ミラノ市が、無料のファッションショーやイベントを企画して、このMilano Fashion Weekにミラネーゼ達がもっと関われるように工夫しはじめました。そこで生まれたのが、この『Feel the Milan Fashion Week』です。今回もファッションウィークを先駆けて、ミラノ市とヴォーグ社が協力して『Vogue Fashion’s Night Out』が開催され、有名ブランドのショップなど計600店舗以上が、アペリティフやDj setを提供し、夜中まで営業を続けました。

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ファッションウィーク中は、街中に設置された15台の巨大スクリーンでファッションショーの模様が流され、同時にミラノで開催されていた『Fashion Film Festival』でも、著名な映画監督や新人監督によるファッションに関する映画を放映することによって、初めてファッションメーカーとフィルムメーカーのコラボが実現しました。

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また『Good Fashion in Good Food』の企画のおかげで、期間中、いくつかのホテルで有名なシェフ達の手料理を味会うこともできたそうです。

さらに、ソフィアローレンの写真展をはじめ、慈善資金調達を目的とした布地やファッションに関するイベントがあちこちで開催されました。

ファッションウィークの締めくくりとして、今年創立20年を祝うMarni社はアンティークな壁に囲まれる円形のBesana公園で、花とガーデニングのための珍しい花の市を行い、集まったミラネーゼ達の目をほころばせてくれました。

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ミラノ万博2015の開催とともに創立50周年を記念するVogue Italia社は、来年の万博の際にも、今回のイベント『Vogue Fashion’s Night Out』の時のように、歴代の有名な写真家達の作品を飾るなどして街を彩ってくれるそうです。

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ミラノの街角から〜 ミラノ万博2015開催まであと235日(2014年9月9日現在)

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今年の夏のミラノはあまり天候に恵まれず、お陰で涼しく、夏らしい夏が到来しないまま秋になりました。長いバカンスが終わった9月は新学期が始まり、日本の4月のような、いろいろな面で、スタートの季節です。万博が開催される来年の5月に向けて、ミラノは今年度、どのように動いて行くのでしょう?!

今回は、ミラノ万博2015の公式マスコットのFoody(フーディ)をご紹介したいと思います。
フーディは、子供達の提案をもとにディズニー・イタリアが創りだしたそうです。16世紀のミラノの有名な画家、ジュゼッペ・アルチンボルドの、果物や野菜を合わせて人の顔を描く手法を元に、このかわいらしいフーディは考えだされました。

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このフーディがこの夏ミラノの街中に登場し始めました。スフォルツァ城に設けられたスペースには大きなフーディが飾られ、中では子供達に絵を描かせたり工作させたりするワークショップが繰り広げられています。

さらに、フーディは独りぼっちではありません! フーディにはどうやら、イチジクのロドルフォやバナナのジョセフィンなど、なんと11人もの兄弟もいるそうです。

フーディに関する詳しい情報と絵は以下のサイトで詳しく見ることが出来ます。

http://www.expo2015.org/it/cos-e/il-tema/la-mascotte

今後、順にみんなも街中に登場すると、子供達の関心も高まり、万博を心待ちにするムードが、さらに高まりそうです。
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ミラノの街角から〜 ミラノ万博2015開催まであと268日(8月7日現在)

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この8月、ミラノのスフォルツェスコ城を散策する観光客達は、ミラノの街の中心で突然視野に広がるトウモロコシ畑に驚かされることでしょう。
ベルトゥラーミ通りに聳える2棟のエキスポゲートの間にある360㎡の敷地が、一夜にして、1本1本が2m程の高さからなる1500本以上のトウモロコシで埋め尽くされました。

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このトウモロコシは6月の最初の週に播種され、ミラノ近郊のアッビアーテ・グラッソの農場で栽培された後、この7月末にミラノの都心に持ち運ばれました。
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これも2015年のミラノ万博のテーマ、『地球に食料を、生命にエネルギーを』にちなんだイベントの一つで、農場の風景が、慣れた都会の景観を瞬時に新しい空間に変え、順応していく様を象徴的に表現しています。

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トウモロコシ畑の中には、ひまわりやカボチャ、ズッキーニや香りのするハーブ等、花や季節の植物が植えられたスペースがいくつか設けられ、そこでこの8月中、子供達のためのワークショップや音楽、アーティスト達によるパフォーマンスや読書など、様々なイベントが繰り広げられます。

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イベントのカレンダーに興味がおありの方は、こちらをご覧下さい。

この8月31日にトウモロコシ畑は 解体される予定で、解体後のトウモロコシは申請し当選した人々や機関に配られることになっています。

231個のパレット(80x120x50cm)からなるトウモロコシ畑は、このようにして、学校や大学、公共機関の緑として、新たな居場所を街の中に見つけることになります。

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ミラノの街角から〜 ミラノ万博2015開催まであと298日(7月7日現在)

日本と同じくリーグ戦敗退でがっくりしてしまったイタリアですが、感傷に浸っている間もなく、こんな時は早速食べ物で気持ちを盛り上げます!

さて、来年のミラノ万博のテーマ『地球に食料を、生命にエネルギーを』にちなんで、今回はストリートフードを見直そう、という企画です。

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ミラノのお城前に建てられたエキスポゲートの前では、イタリアではストリートフードには付き物のAPE-CAR(ハチ型車)に乗せてイタリアのファーストフードを紹介しています。

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ヴァルテッリーナ地方のそば粉を使った生地にチーズを挟んで揚げたものやジェラート、フルーツジュース、などを販売するカラフルなAPE-CARが並びます。
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あまりファーストフードのイメージの無いイタリアですが、食に関するものならこの国、ネタはつきません!イタリアの食、また別の面からもアプローチしてみて下さい!

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ミラノの街角から ミラノ万博開催まであと330日!(2014年6月15日現在)Viva ワールドカップ!

ウィンストン・チャーチルは『イタリア人は、サッカーの試合と同じように戦争に負け、戦争と同じようにサッカーの試合に負ける』と言いました。今、戦場と言って過言でないワールドカップに合わせ、ミラネーゼ達も観戦体勢を整えて試合当日に備えています。

今回のワールドカップ・ブラジル2014のイタリア戦中継は、ミラノでは前回の記事でもリポートしたエキスポゲートのある”piazza Castello” の Mundial Village に設置される巨大スクリーンや、ナビリオ運河の水上スクリーン、さらにブエノスアイレス通りを通過する3つの地下鉄の駅地上にに巨大スクリーンを設置するなどし、街中約10カ所に設けられる特設スクリーンや、数々のスポーツパブで、一丸となって観戦することができるようになっています。

巨大スクリーンでワールドカップ開幕戦を見守るミラネーゼ達

巨大スクリーンでワールドカップ開幕戦を見守るミラネーゼ達

 
前回ワールドカップの応援シー

前回ワールドカップの応援シーン

via ProcacciniにあるFabbrica del vapore(多目的公共施設)では期間中、この10.000㎡の敷地に、舞台、緑溢れるリラックスゾーン、レストランバー、パラソルや霧シャワーの設置された600㎡のビーチ、また、スポーツコーナーではヨガ、タンゴ、ラテンダンスの無料レッスンが用意されています。ビーチサッカーや卓球等は自由に利用でき、さらに夜はDJ-setや演劇の催しも行われ、ワールドカップを盛り上げています。

fabbrica del vapore に設置された56㎡の巨大スクリーンと街中に設置されているスクリーン

fabbrica del vapore に設置された56㎡の巨大スクリーンと街中に設置されているスクリーン

ワールドカップ開催中のイタリアの試合時間は、いつも込み合うミラノの蜘蛛の巣状の道路に人っ子一人おらず、中継を見ていなくても各建物やBarからの歓声でゴールが決まったかどうかが分かります。時差のためイタリア戦は現地時間の真夜中になる事もありますが、その日は子供達の夜更かしも、もちろん解禁です!この時期、万博イベントは、しばしのバカンスのようです。

さて、イタリアの試合日程は下記の通りです。

6月14日土曜日イタリア時間24時 イギリス vs イタリア

6月20日金曜日イタリア時間18時 イタリア vs コスタリカ

6月24日火曜日イタリア時間18時 イタリア vs ウルグアイ

ミラノでは、ワールドカップの開会式に合わせてブエノスアイレス通りを通行止めにし、カーニバルダンサー達がパレードをしたり、今からイタリアが勝てば割引をする商品を大々的に宣伝するスーパーや、買い物をしてポイントをためてワールドカップ記念のサッカーボールをゲットできるシステムにしている店などもあり、ワールドカップはイタリア経済にも少なからず影響しそうです。

ブエノスアイレス通り、ワールドカップ開催式をブラジル人ダンサーを呼んでワールドカップ開催式を祝いました

ブエノスアイレス通り、ブラジル人ダンサーを呼んでワールドカップ開催式を祝いました

高級ショッピング街で有名なMonte Napoleone通りにあるCaffè Covaのウインドウに飾られるワールドカップケーキ

高級ショッピング街で有名なMonte Napoleone通りにあるCaffè Covaのウインドウに飾られるワールドカップケーキ

イタリアが勝てば大幅ディスカウント、負けても引き分けでもその半分のディスカウントを約束するスーパー

イタリアが勝てば大幅ディスカウント、負けても引き分けでもその半分のディスカウントを約束するスーパー

イタリア戦を見かける事があれば、雨が降ろうと炎天下であろうと巨大スクリーンに集って祈り応援するサポーター達に思いを馳せて、是非一緒に応援してあげて下さい。

さあ、いよいよスタートしました。
この世界的なイベントが、対立ではなく、友好を深める事を願って・・・

さて、今回カップを勝ち取るのは一体誰でしょう!

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ミラノの街角から~ ミラノ万博2015開催まであと355日!(2014年5月10日)

第一回目の記事でお伝えした、ミラノ万博の入り口となるエキスポゲートの除幕式が5月10日に行われました。写真は前日9日の夕方18:30のラストスパートの様子です。この状態で 次の日の除幕式に間に合わせてしまうのがミラネーゼ!
どうやったんでしょう・・・??

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でも、翌日の除幕式はバトントワラーやブラスバンド、更に今回の万博の広告塔でもある、ミシュランシェフのクラッコ氏やオルダーニ氏、ゲートの設計士のスカンドゥーラ氏らを招いて、予定通り18:30に盛大に開催され、ミラネーゼの威厳を保ちました?!

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ゲートの中にはインフォメーションデスクがあり、万博のチケット等もここで販売される予定です。またそこで、イタリアのデザイン小物等も販売されるるそうです。 写真はその一例でゲート内に展示されているBrionvegaのラジオです。

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本当ギリギリでした・・・間に合ってよかった・・・

でもミラネーゼ達は笑って、予定通り!っていうんでしょうね!

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ミラノの街角から~ ミラノ万博2015開催まであと365日!(5月1日現在)

Gae Aurenti広場から見えるイタリアで一番高いUNICREDITビル(231m)

Gae Aurenti広場から見えるイタリアで一番高いUNICREDITビル(231m)

来年、2015年5月1日から10月31日まで開催予定のミラノ万博ですが、その開催まで一年となり、ミラノではいよいよカウントダウンが始まりました!

 4月30日、朝から降っていた雨が止んだ少し肌寒い空の下、直径100mもある 現代的なGae Aulenti広場で、カウントダウンの始まりを告げるセレモニーが開催されました。

ミラノ北部に位置する国鉄ポルタ・ガリバルディ駅近くのこの広場は、2012年12月に完成していて、ミラノ万博の際にも大活躍するはずです。

 セレモニーには数千人の人が集まり、 アンドレア・ボチェッリやRAIのオーケストラなどを招いての豪華な生演奏、華かな花火も打ち上げられ、ミラネーゼ達に万博が間近に迫ることへの期待と緊張感を与えてくれたような気がします。

セレモニーに集まった観客

セレモニーに集まった観客

今回のミラノ万博のテーマ『地球に食料を、生命にエネルギーを』にちなんで、広場には10台の体重計が置かれ、その体重計に乗ったすべての人の体重の累計値に値する食料を、EatalyとCoopが必要とする人達に提供するというちょっとユニークなイベントも行われました。

当日は多くの人が個人個人で、またはグループでと体重計に乗り、その結果、計103トン分の食料がBanco alimentare(貧しい人々に食料を供給する機関)に寄付されることになりました。このイベントは慈善的な活動であるだけでなく、世界に食料資源の配布に関しての具体的な解決策を問いかけ、『多くの人が集まれば、重み(重量&影響力)も増す。』というメッセージを 伝える役割も果たしていたようです。

遠くから・・・アンドレア・ボチェッリ

遠くから・・・アンドレア・ボチェッリ

 自分の体重分の人助け。夏に向けてのダイエット前にまだ落とせていない数キロを、誇らしく感じた人も少なくなかったのではないでしょうか?

「ミラノの街角から~ミラノ万博2015開催まであと374日!」(4月22日現在)

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復活祭の教会でのミサ、家族との盛大な食事会、連休を利用してのバカンス、とそれぞれのイースター休暇を満喫した後、ミラネーゼ達も仕事再開です。

さて、今回のニュースはミラノに新しくできる地下鉄5番線です!

1番線のRosso, 赤、2番線のVerde, 緑、3番線のGialla, 黄色、現在まだ工事中の4番線のBlu, 青に続き、5番線の色はLilla, ライラックです。

5番線はミラノの北と西を繋ぎ、終点はあのサッカーで有名な、サンシーロ競技場となります。万博に向けて最終的に全19駅が完成する予定のこの5番線は、今年3月までに既に9つの停留所が開通しています。

ミラノが全力を挙げてあちらこちらで取り組む工事のため、交通規制で通行止めになっていたり、路面電車の経路が変わったりと不便になっていることも多々ありますが、万博に訪れる世界中の皆様に少しでも便利なサービスを提供できるよう、ミラネーゼ達は我慢強く工事を見守っています♪

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by infoMilanese…

「ミラノの街角から~ミラノ万博2015開催まであと395日!(4月1日現在)」

来年(2015年5月1日〜10月31日)に開催されるミラノ万博のテーマは「Nutrire il pianeta, Energia per la vita(地球に食料を、生命にエネルギーを)」。

ミラノでの開催は109年ぶりということで、ミラノが世界に向けてどんなおもてなしを用意していくのかとても楽しみです。私達infoMilaneseの二人が、ミラノの街角で発見する万博にちなんだ情報をお届けしていきます。

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上の写真は 、ミラノのシンボルの一つであるスフォルツェスコ城前に現在建設中のエキスポゲート(2014年5月10日除幕式)で、今回の万博の正面玄関となり、切符売り場や情報センターとして機能する予定です。

コンサバなミラネーゼの中には、大好きな城が現代的な建設物で隠れてしまうのを懸念する人もいて、賛否両論です…

きっと過去に当初万博用として建てられたエッフェル塔が、その後街のシンボルとして残された例もあるからではないでしょうか?さて、エキスポゲートはいかに??

by InfoMilanese

新連載「ミラノの街角から~」 ブログ連載開始

今、イタリアで一番注目の都市、それはミラノ。

Perche? それは何故でしょう?

イタリアと言えば、カルチョ(サッカー)。カルチョでMilanoと言えば、地元の二つのビッグクラブ、インテルナツィオナーレ・ミラノに長友選手が3年前から活躍中。ACミランに本田選手がシーズン途中で入団しました。日本代表の中核の二人の活躍は、今年はワールドカップイヤーですので、これからも話題には事欠かないでしょう。

でもイタリアはカルチョだけでなく、食文化の国であることも忘れてはならないでしょう。

実は来年2015年5月1日から10月31日までの184日間、Milano郊外で、世界が注目するイベントが開催されます。それが2015年 ミラノ国際博覧会。2005年の愛・地球博、2010年の上海万博に続く国際博覧会です。

テーマは「地球に食料を、生命にエネルギーを」Feeding the Planet, Energy for Life

サブテーマとして、
1.「食料の安全、保全、品質のための科学技術」Science and technology for food safety,security and quality
2.「農業と生物多様性のための科学技術」Science and technology for agriculture and biodiversity
3.「農業食物サプライチェーンの革新」Innovation in the agro-food supply chain
4.「食育」Dietary education
5.「より良い生活様式のための食」Food for better lifestyles
6.「食と文化」Food and culture
7.「食の協力と開発」Cooperation and development on food

ミラノ万博は食料をめぐる人類共通の課題と、その解決策や貢献策を模索し、その方向性を提示していく「理念提唱型」の万博を目指すとのことです。

一見、堅そうなテーマですが、要は世界中から食に関する様々な情報発信がミラノの万博において展開されることは間違いありません。日本も日本館を建設し、政府と民間が一体となって、日本の食文化に関する展示をすることになっています。

既に昨年末時点でおよそ140か国の国際機関が参加表明しており、ソチ五輪の余韻が残る日本ではまだ関心にさえ上がっていませんが、今夏のワールドカップ後、来年は世界中の人々の関心がMilanoに集まると言っても過言ではないでしょう。

そこで日伊協会でもミラノに関するホットな話題を今からタイムリーにお届けしようと、新しいブログが立ち上がります。

情報を届けてくれるのは、ファッションやデザイン関係の専門家で日本滞在経験もあるFrancesca とミラノ在住20年のYumikoさん。これから日伊協会のホームページにお二人の便りが届く予定です。Milanoに住むミラネーゼならではの観点から、ガイドブックには載っていないMilanoの最新情報をお楽しみに。

by infoMilanese…