プーリア便り6-2

イタリア鉄道のマルティーナ・フランカ駅を起点に私のおすすめコースをご紹介しますね。

まず駅から徒歩3分の聖家族教会(Chiesa della Santa Famiglia)。
1982年創立の新しい教会でモダンな外観ですが、一歩中に足を踏み入れるると正面の壁一面を彩る豪華なモザイク画に圧倒されます。
内部の梁や彫像は木製で温かみがあり、大変落ち着きます。

PA080041.JPG次にCENTRO(中心街)の標識に沿って歩くこと10分。
中心街入口の聖ステファノ門(Porta di S.Stefano)手前右側にヴェルディ劇場(Teatro Verdi)があります。
建てられたのは100年以上も前ですが今も現役で、映画や芝居の舞台として多くの人々を楽しませています。

PA040007.jpgそしていよいよチェントロ.ストーリコ。石灰岩や大理石で作られた真っ白なバロック様式の建築群に包まれた美しい白い町並みに入ります。
門をくぐってすぐ右手はドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)。
現在は役所として使われている他、様々な芸術活動に開放されています。
特に力を入れているのは音楽活動で、室内楽のコンサートが開かれたり、夏に3週間ほどかけて開催される「イトリア谷 音楽祭(FESTIVAL DELLA VALLE  D’ITRIA)」の時期は海外からの音楽家やオーケストラも招いて毎夜、中庭でオペラやクラシックの野外コンサートが行われます。

PA040010.JPGドゥカーレ宮殿の次は地元民が「まるでカスバ(アルジェ旧市街)のよう」と呼ぶ細い迷路のような通りを進んでいきましょう。
通り沿いの店を見たり、民家から流れる話し声や音楽を聞いたり、時分時には各家庭から漂うおいしそうな匂いをかいだりしつつ、にぎやかな方向へゆるい坂を上っていくとマルティーナの中心点であり、最も高い標高に位置する聖マルティーノ聖堂(Basilica di S.Martino)に着きます。
マルティーナの守護聖人の名を冠したこの1747年建立の見事なバロック様式の聖堂は、17年にも及ぶ修復がようやく昨年完了したばかり。
その美しさに魅かれてマルティーナ住民のみならず、他の町からもここを結婚式場に選ぶ人も多く、休日にはパイプオルガンの音色に合わせて幸せそうに聖堂から出てくるカップルを見かけることも多いです。

PA040005.jpg以上、駆け足で紹介致しましたがいかがでしたでしょうか?
今回はマルティーナの一部のみですが、今後も機会を見てプーリアの他の地域やおすすめの店、マルティーナについてももう少し詳しくご紹介していく予定です。
日本人旅行者には研究し尽くされた感もあるイタリアですが、プーリアは見応えが多くありながら日本人観光客にあまり知られていない地域のようで、日本のガイドブックの情報などもまだまだ十分ではないように思います。
このブログが少しでも参考になれば幸いです。