プーリア便り19-1

Ciao dalla Puglia !

嬉しいことに3月、4月と立て続けに日本から友達が遊びに来てくれました。
ツアーを利用しての来訪で、あまりフリータイムもないので“せめてプーリアらしい料理を楽しんでいただきながらお話しよう”と思い、夕食をご一緒しながら会うことに。

P4220018.JPG今回、一緒に向かったのは“Osteria del Coco Pazzo(オステリア・デル・ココ・パッツォ)”。

着席するとまずおつまみ類がサービスで出てきます。
タラッリーニ(Tarallini:プーリア特産の輪状のスナック)やオリーブは定番ですが、目を引くのは色々野菜の手作りピクルス。
酸味と塩気が柔らかく、野菜本来のおいしさともあいまっていくらでも食べれてしまう味なのです。
今回が初プーリアの旅であるSさんも出だしから気に入って下さったようです。

続いて前菜。プーリアは前菜の品数がとにかく多いのが特徴。
以前、拙ブログでも登場したブッラータやカポコッロはもちろん、トリッパ(トマトソースの代わりに様々な香味野菜を使って優しい味に仕上げるのがマルティーナ風)、詰め物をしたムール貝のオーブン焼き等々。
毎度のことですがここで全員既におなかがきつめ。

P4190031.jpgそこで「おなかがきついけどみんなで味見をしたいので今日のおすすめプリモとセコンドを1人前づつお願いね」と注文。
しかし!イタリアサイズでたっぷり3人前はあるムール貝とアーティチョークのニョッキを持ってくるオーナーシェフ、ステファノ…。

P4190035.jpgでもこれが絶品で今が旬のアーティチョークと地元ターラント産ムール貝の旨味たっぷり!
私もニョッキ嫌いのGIANも完食、Sさんもホテルで待っていらっしゃるお母様用にお持ち帰りを頼んでいました。

P4190036.JPGちなみに日本からいらしたかたは驚かれますが、写真に写っている生野菜はサービスでおかわり自由です。
農業が盛んなプーリアではこうしたスタイルで野菜をたっぷり提供する店が多いのです。

途中、ステファノも英語と伊語のちゃんぽんで会話に加わり、Sさんも彼に直接料理について尋ねたり、賛辞を送ったり、話は尽きませんでしたが、ツアーが翌早朝出発ということもあり、最後にデザートをいただいてお開きとしました。

今回来て下さったSさんは4年前に貿易学校でお世話になったビジネス英語の先生。
当時はかなり厳しい先生でしたが、卒業後はとても気さくにお話し下さって、連絡を取り合ったりこうして会うこともできて嬉しいかぎりです。
先生が教えてくださった「英語にも敬語があるのでビジネスというフォーマルな場では常にそれを忘れないこと」という基本は今もよく覚えています。
例えば“Can you speak English?”と能力を問う尋ね方ではなく“Do you speak English?”と尋ねるとか…。
結局、私はその後、伊語を使う仕事に就いたわけですが、相手を尊重し、思いやりのある言葉を使うことが大事、というのはどの国の言葉も同じなわけで。
S先生には実務面のみならず精神面についても色々と教えていただいたことを感謝すると同時に、すっかり英語の勉強をサボってしまっている現状を反省もしたのでした(GIANも一緒だったので彼も交えての会話は英語で進んだのですが私の英語のまずさと言ったら…(>_<)

それにしても、ツアーを利用しての来訪は僅かなフリータイムを縫っての再会となり、ゆっくり過ごせなかったのが心残り。
もっと時間があれば他にもおすすめがいっぱいあるのに(いずれの友達もプーリア滞在はアルベロベッロの1泊だけだったので)…。
でも前菜からデザートまで喜んでいただけてよかったです。
また日本&イタリアで会いましょうね!

今回利用したオステリアについては次で改めてご紹介します。 プーリア便り19-2