プーリア便り28

Ciao dalla Puglia !

毎日暑いですね!

日本も猛暑のようですが、マルティーナ・フランカも猛暑日が続いています。でも夜はぐっと気温が下がり、昼夜の温度差が2桁ということも珍しくありません。湿度も低く、風のある夜は上着が必要なこともあるほどで、涼を求めて集まるバカンス客や近隣の町の人々で特にこの時期はにぎわいます。

過ごしやすいマルティーナの夏の夜、毎年約3週間かけて“イトリア谷 音楽祭(Festival della Valle d’Itria)”が開かれます。“フェスティバルの町”との異名も持つマルティーナ、各季節に渡って様々なフェスティバルが開催され、中でも音楽活動が盛ん。“イトリア谷  音楽祭”は特に有名で、海外からの音楽家やオーケストラも招き、毎夜様々なジャンルのコンサートが繰り広げられます。

P7150050_resize.JPGいくつかチケットを手配した内の第1弾が7/15に行われたオープニングオペラ“ナポリ ミリオネア!(Napoli milionaria!)”。(第1バイオリン奏者の楽譜の脇に写っているのは風で譜面がめくれないよう止めるための洗濯バサミ…、この部分だけ妙に庶民的です (^ ^)

当日、GIANは年に数回しかしないネクタイ&スーツスタイル、私も珍しくフルメイクを施し、おしゃれして会場であるドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)へ赴きました。“プーリア便り6-2” でも少し触れましたが、普段は役所として使われている宮殿、その中庭がオペラやコンサートの会場となるのです。

 オペラはイタリアのオーケストラ、スロヴァキアのコーラス、役者は外国人も混じり…という編成で、時折“ちょっと声量が弱いかな”と思うこともあったものの、笑いあり涙ありの内容で楽しめました。ドラマ&歌&オーケストラの演奏が生で一度に味わえるオペラってほんと贅沢な楽しみですよね。

P7150036_resize.JPGところで、今回のオペラには実は前哨戦があり、14日に同作の映画が野外上映されました。

P7140013_resize.jpgこれ、とってもいい試みだと思います。というのも私はオペラ通ではないため、事前にこうやってストーリーを知ることができるとオペラをより楽しむことができるので。また、オペラは日本人にとっての能や歌舞伎のようなものと例えるとご想像いただけるかと思うのですが、作品の時代設定によってはセリフや歌詞が現代の言葉とは違うことも多く、イタリア人でも詳しく無い人が少なからずいるんですよ。

映画版は1950年、イタリアの偉大な映画監督&俳優であるエドゥアルド・デ・フィリッポ監督主演。イタリアの喜劇王トトーも登場し、イタリア語(ナポリ弁含む)は少々難しいものの、今も昔も変わらないナポリの人々の明るさ、たくましさに大笑いできてオススメです!
  “イトリア谷 音楽祭(Festival della Valle d’Itria)”
http://www.festivaldellavalleditria.it/index.php

今年は8/4まで開催されています。無料で楽しめるイベントも多くありますし、有料のイベントも価格は14ユーロ~なので気軽に楽しめますよ! 音楽がお好きでこの時期にマルティーナに滞在されるかたはこのイタリアならではのイベントに参加されてはいかがですか?