プーリア便り29

Ciao dalla Puglia !

私事で恐縮ですが…、22日が誕生日でした。日本ではある程度の年齢になると誕生日をアピールしたり、大っぴらに誕生会を行うことはなかなかないように思いますが、イタリアでは大の大人もしっかり誕生日をお祝することが多いようです。今回はそんなイタリア人の誕生日の祝い方についてお便りします。

DSC04022 resize.jpgまず、意外に知られていないことですが、イタリアでは日本と逆で、誕生日である本人がケ
 ーキやスプマンテを用意後、自ら「今日は私の誕生日なの!」と伝えながら、職場であれば同僚に、お稽古事等のサークルであればサークル仲間に、パーティーであれば来客に、配ります。

大々的な誕生会を開く人も多く、節目として最も大々的に祝うのはイタリアの成人年齢である18歳の誕生日。

年々派手になる傾向があるそうで、中にはバスをチャーターして多くの招待客を郊外の豪華なヴィラに招いて開催することも(もちろんお金の出所はご両親になるわけですが)。女の子の場合、結婚式さながらにお色直しをする子もいます。15歳くらいからお化粧の仕方もセクシーなドレスの着こなしも身に着けているイタリアの女の子達の18歳の誕生会は主役も参加者もそれはそれは華やか!

その次に大々的に祝うことが多いのは50歳の誕生日。“人生の半分だから”とのこと、イタリア人は100歳まで生きる気満々なのです!

PIC-0005.jpg社会的地位のあるかたやお金持ちのかたの誕生会ともなると、有名歌手を招いてコンサートを行ったり、たくさんの花火を打ち上げたり、ショーさながらの様々な演出を凝らします。こういうケースではもちろん伺う方もそれなりのプレゼントを携えていくことになります。

こういった会を全て誕生日の本人が計画実行するってすごいですよね~。よっぽど自分に自信がある&自分大好き!じゃないとできないように思うのですが、そう思うのは私が日本人だからなのかも。自分大好き!って悪いことじゃないですしね。

私もこちらでイタリア人の誕生日をお祝いする機会を重ねるうちに『自ら誕生日をアピールしてたくさんの人にお祝いしてもらうこの習慣っていいな』と思うようになりました。例えば日本で大して親しくない職場の同僚から「私、今日誕生日なの!」とケーキをもらったら内心『とてつもなくアピール好きな人だなー』とか『ごめん、知らなかったよ。プレゼントとか何も用意してないし』等となるかもしれませんが、イタリアではその本人とそれほど親しくなくても、誕生日を知らなかったとしても「わ~、おめでとう!」と笑顔で抱き合って頬キス、となります。誕生日は幾つになっても大切な記念日に違いないのでこの習慣は理にかなっていると言えそうです。

そんなイタリアで迎える誕生日も2度目。変なところで日本人のキャラクターが頭をもたげる私は未だにイタリア風の誕生日アピールができないのですが、GIANが代わりにアピールしてくれたおかげで誕生会を開くことに。といっても特に親しい友人のみに声を掛け、いきつけのレストランで行ったので普段のディナーとたいして変わらないようなメンバーと雰囲気でしたが。私のツボを押さえたプレゼントも色々といただき、おいし&楽しい時間をGIAN始め大切な友人達と一緒に過ごすことができて幸せな1日でした。

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DSC04162_resize.JPGちなみにGIANからのプレゼントは真夜中の日付変更後、書斎に入ると机の上に置いてありました(彼はこういうサプライズが大好きなのです)。以前「海に行く時の荷物がいっぱい入る鞄が欲しいな」と言ったのを覚えてくれていたようです。かなり大きな麦わらの鞄は口を巾着風に閉められるようになっており、お揃いのかわいいサンダル付き。海で大活躍間違いなしです。ありがとう!!