プーリア便り33-2

キャンピングカーの旅で感じた長所は多々あります。

1. 準備がラク!
P8290013_resize.jpg多くの収納設備があるので、例えば服はハンガーに掛けたまま持ち込んで車中のクローゼットに収納すればOKだし、重量を気にせずに持ち込める上、シワになる心配もなし。食材も旅行前に無理して消費しなくても、そのまま車内の冷蔵庫に持ち込んで旅行中にいただけばOKだし、液体物も気にする必要なく好きなだけ持ち込めます。生活道具一式も車内にコンパクトかつ機能的に備わっているので改めて準備したり運び入れる必要もなし! 写真は社内の様子。後方にクローゼットとバスルームがあり、それから通路を挟んで台所と冷蔵庫、テーブル席やソファー。上部はベットと収納棚になっています。

2. キャンプ場も快適!
もちろんキャンピングカーは基本的にどこでも滞在可能ですが、変質者、動物の危険等、防犯面を考え、よく知らない土地や雰囲気の良くない土地では夜までにキャンプ場に入ります(実際、治安の悪い土地や寂れた海辺等で夜中にキャンパーが襲われた事件もあります)。また、キャンプ場には電源や上水の設備もあるので長旅では補充のためにも時々立ち寄る必要があります。

キャンプと言うと特に女性は“汚いし不便だから嫌い”という人も多いでしょう。私は小学校時代に行ったキャンプ場のおどろおどろしいトイレがトラウマになって、日本にいた頃は、野外で過ごすことは大好きなものの日帰りかコテージ等を利用してのキャンプが殆どでした。その上、イタリアのトイレの劣悪な4K環境(汚い、臭い、数が少ない、壊れている)は訪れたことのあるかたならご存知かと思います。できればお世話になりたくない存在だし、私はいつもできるだけ息を止めて中腰で用を足しています(尾篭な話でスミマセン)。しかしヨーロッパのキャンプ場は通常のホテル同様、設備やサービス等によって1~4つ星に分類されているので、星の数を目安にある程度クラスの高いキャンプ場を選べば快適ですし、トイレは車内にも備わっているので安心!

3. 滞在先、日程、食事スタイル等が自由自在!
宿や飛行機の予約も気にする必要がない上、その時々の状況や好みに合わせて臨機応変に内容を決められます。例えば美しい景色を見かけたら駐車して休憩したり、写真を撮ったり、時分時であればその景色を眺めながら食事もできます。逆に目的地に到着したものの雰囲気がいまひとつだったり、天気が悪かったりすれば早めに切り上げて次へ移動も可能。今回、事前の計画は“バスク地方の町々を巡った後、ポルトガルへ”という大まかなものだったのですが、実際はスペイン側バスクで大きなお祭りがあったため予定を延長して楽しみ、ポルトガルは次回に譲りました。

P8310017_resize.JPGそして旅先で気になる食材があれば買い込んで車に戻り、すぐ舌鼓を打てるのも魅力。
 ヨーロッパ旅行で外食が続くと日本人には量が多すぎたり胃もたれすることもありますが、オートキャンプであれば時々自炊を挟んで軽めの食事で済ませられるのも嬉しい。それに生鮮食品、地のワインやビール等、持ち運びが大変なものも気兼ねなく購入可能。ちなみに私達はフランス経由の場合は必ず大量のバター(フランスの方が良質のバターが入手し易いので)を購入します。また、ワイン産地を通りがかった時やレストランでおいしいワインに出会った時等にケース買いして車内に詰め込むので帰り道はいつも“国境警察に検問されたら密売商と疑われるかも!”と心配になるほどの本数に…。

4. ライフスタイルや年齢にあった旅を楽しめる!
キャンピングカーは言わば“動く我が家”ですから気兼ねなく好きなスタイルで旅を楽しめます。犬と一緒に旅している人もいるし、小さな子供がいる場合も周囲に気を使いながら旅する心配もナシ。あるキャンプ場で隣にいらしたドイツ人カップルはお二人共70代は超えていらっしゃるとお見受けしましたが、到着するやいなや協力して慣れた手つきでタープを張り、ハンモックをつるし、いすとテーブルを並べ、僅か15分ほど後には缶ビール片手に読書しながら寛いでいらっしゃる様子を見て「将来あんなカップルになりたいね」「それにはお互い健康で長生きしないとね」等としみじみ語り合う私達です。

他にも“悪天候でも移動や旅の継続が可能”、“車内で好きな音楽を好きなだけ聴けるし、音痴を気にせず歌いまくれる”、またドライバーにとっては“疲れたらすぐに横になって休める”等々、長所は挙げればキリがないほど。
そんなキャンピングカーの旅に欠かせない物、あると便利な物について次はお便りしたいと思います。
プーリア便り33-3』へ続く。

プーリア便り33-1
プーリア便り33-3
プーリア便り33-4