プーリア便り34

Ciao dalla Puglia!

DSC_0730_ridimensionare.JPG9月に入り、こちらはバカンス客がだいぶ減っていつもの風景に戻りつつあります。そんな9月の週末、GIANと友人のステッラ&マルティーノ夫妻と共に出かけたお隣ブリンディシ県のオストゥーニ(Ostuni)についてお便りします。

オストゥーニは日本ではあまり知られていませんが、イタリア人のみならず他のヨーロッパの国々の人にも人気の観光地(特にドイツ人観光客を多く見かけます)。マルティーナ・フランカや隣町のロコロトンドもそうですが、プーリア中部の丘陵地帯には壁も石畳も一面真っ白の“白の町(Città Bianca)”が多くあり、オストゥーニもその1つ。教会以外の建物は全て真っ白です。

DSC_0700_ridimensionare.JPG歴史的市街区は車の進入禁止なので手前で下車して旧市街方向に進むと町の守護聖人、聖オロンツォの尖塔(Guglia di S. Oronzo)がそびえるリベルタ広場に出ます。

そしていよいよ歴史的市街区。白い町並みにレストラン、カフェ、土産物店などが並び、そぞろ歩きが楽しいです。 
一歩脇道に入ると一気に喧騒から離れ、民家が続きます。細い迷路のような道が入り組む白い町はすぐに方向感覚が分からなくなりますが大きな町ではないので迷ってみるのも楽しいかも。アジア人が珍しいのか、たまにジーッとこちらを見ている年配の住民のかたもいますが、差別ではなくて好奇心。「ブォンジョルノ」と挨拶すると「ブォンジョルノ」と返ってきます。

DSC_0705_ridimensionare.JPGそして一番の見所は中心に位置する司教座大聖堂(cattedrale)。

DSC_0719_ridimensionare.JPG特にバラ窓の繊細で美しい造りはいつ見ても感動。イタリアってどうしてこんなすごい宗教施設があちこちにあるんでしょう…。

DSC_0718_ridimensionare.JPGカテドラーレ前の広場のバロック様式のアーチも一見の価値あり。アーチ上部は左右の建物を繋げる渡り廊下になっています。

DSC_0710_ridimensionare.JPG白い町にやわらかいオレンジ色の明かりがともる夜のオストゥーニもいい雰囲気。ガシガシ夜景を撮影する私達の横ではカップルがうっとりと景色を(お相手を?)眺めていました。

DSC_2970_ridimensionare.JPG昼も夜もそれぞれ趣があって美しいオストゥーニ。旅行でいらっしゃる場合、できれば1泊してのんびり散策されることをオススメします!

DSC_0722_ridimensionare.JPGP.S.
道中、ちょっとおもしろい看板を見かけました。それがコレ →
手書きでちょっと読みにくいですが“Orecchiette alla bolognese:ボローニャ風オレッキエッテ”と書かれています。オレッキエッテという典型的なプーリアのパスタにボローニャ(北イタリアの町)のソース、多分ラグーのことを言っているのでしょうが、プーリア人にとってはありえない組合わせだったのでついついパチリ。観光客が多いだけあってこんな笑えるメニューも時にはありますのでお店選びは慎重に!