2019年《春・夏》期 イタリア美術セミナー
キリスト教神学と古代思想の融合 ― 教皇宮「署名の間」の装飾 ―

日本語 文化
各回90 分(全8回)


1439年、フィレンツェ公会議の際にこの都市にやってきたプラトン学者プレトンの講演をきっかけに、コジモ・デ・メディチはプラトン全著作を収集し、それをマルシリオ・フィチーノにラテン語に翻訳させました。

以降、プラトンを中心とする古代思想への関心がフィレンツェだけでなく、ローマやヴェネツィアでも深まっていくのです。

1508年、ラファエロは教皇ユリウス2世に招かれて、後に「署名の間」と呼ばれる教皇の書斎を1511年まで装飾していきます。

それはキリスト教神学と古代思想の融合を具現化したものと言えるでしょう。

本講座では、この装飾におけるもっとも有名な壁画である《アテネの学堂》について見た後、部屋全体のプログラムについて詳しく説明していきます。



日 程:4/15、5/13、27、6/10、24、7/8、9/2、30(月)(全8回)
1. 《アテネの学堂》に表された古代思想(1)
2. 《アテネの学堂》に表された古代思想(2)
3. 《アテネの学堂》のテーマ(1)
4. 《アテネの学堂》のテーマ(2)
5. 「署名の間」の側壁に描かれた主題(1)
6. 「署名の間」の側壁に描かれた主題(2)
7. 「署名の間」の装飾プログラム(1)
8. 「署名の間」の装飾プログラム(2)
松浦 弘明

松浦 弘明


<講師プロフィール> 松浦 弘明 (まつうら ひろあき)

1960年岐阜県生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科を卒業後、イタリア政府給費留学生としてフィレンツェ大学へ留学。帰国後、順天堂大学非常勤講師などを経て現在、多摩美術大学教授。日伊協会でイタリア美術史とイタリア語の講座を担当。主な著書に、『ラファエロ』(共著/河出書房新社・2017年)、『図説 イタリア美術史』(河出書房新社・2015年)、『システィーナ礼拝堂を読む』(共著/河出書房新社・2013年)、『イタリア・ルネサンス美術館』(東京堂出版・2011年)などがある
申込名 時間 会場 参加費 備考
S-SA 19:00~20:30 青山
石川記念
ルーム201

会員 21,000 受付中
受講生・一般 25,000
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