2019年《秋・冬》期 イタリア美術セミナー
1510年代に生じた新しい動向 ―システィーナ礼拝堂天井画と 教皇宮「ヘリオドロスの間」の装飾―

日本語 文化
各回90 分(全8回)


 1508年、ミケランジェロは教皇ユリウス2世の命により、システィーナ礼拝堂の天井の装飾に取りかかり始めました。

あまりにも有名なこの壁画は、ミケランジェロのどのような意図のもとに制作されたのでしょうか。

 一方、ミケランジェロが天井画を1512年に描き上げた時、ラッファエッロはすぐ近くの「ヘリオドロスの間」の装飾を制作中でした。彼はミケランジェロの新しい表現に驚き、すぐさまそれを取り入れていきます。

ここの壁画では、ラッファエッロの様式が変化していく様子をとらえることができます。

 本講座では、システィーナ礼拝堂天井画と「ヘリオドロスの間」の装飾を見ながら、その図像と様式上の特徴についてわかりやすく解説していきます。


日 程:10/28、11/18、12/2、16、1/6、2/10、3/2、16(月)(全8回)
1.システィーナ礼拝堂天井画の装飾プログラム(1)
2.システィーナ礼拝堂天井画の装飾プログラム(2)
3.システィーナ礼拝堂天井画の装飾プログラム(3)
4.システィーナ礼拝堂天井画の装飾以前のミケランジェロ
5.システィーナ礼拝堂天井画の装飾に見られる様式の変化
6.「ヘリオドロスの間」に描かれている主題の内容
7.「ヘリオドロスの間」の装飾における様式の変化
8.1510年代に生じた新しい動向
松浦 弘明

松浦 弘明


<講師プロフィール> 松浦 弘明 (まつうら ひろあき)

1960年岐阜県生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科を卒業後、イタリア政府給費留学生としてフィレンツェ大学へ留学。帰国後、順天堂大学非常勤講師などを経て現在、多摩美術大学教授。日伊協会でイタリア美術史とイタリア語の講座を担当。主な著書に、『ラファエロ』(共著/河出書房新社・2017年)、『図説 イタリア美術史』(河出書房新社・2015年)、『システィーナ礼拝堂を読む』(共著/河出書房新社・2013年)、『イタリア・ルネサンス美術館』(東京堂出版・2011年)などがある
申込名 時間 会場 参加費 備考
S-SA 19:00~20:30 青山
石川記念
ルーム201

会員 21,500 受付中
受講生・一般 25,500
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