教材『須賀敦子が選ぶ日本の名作― 60年代ミラノにて』(河出文庫) 80分×6回 | なかでも須賀の編纂、翻訳によるアンソロジーNarratori giapponesi moderni(Bompiani,1965)はそれまでおもに英語からの重訳を通してかろうじて知られていた現代日本文学をイタリアに知らしめるきっかけとなりました。 須賀が選んだ23人の作家のなかから毎回1名を選び、イタリア語訳と原文とを読みくらべてみましょう。 それぞれの作家の文体を訳すにあたって、須賀はどのような工夫をしたのでしょうか? 近年、発展を見せている翻訳学traduttologiaを参照しながら、須賀の翻訳手法を探っていきます。 英語、フランス語、イタリア語から日本語への文芸翻訳に携わっている。イタリア関係の訳書にアンジェロ・ペッリグリーニ『イタリア式料理の知恵』(晶文社、1996) ロレンツァ・マッツェッティ『ふたりのトスカーナ』(竹書房、2003) C・コスタンティーニ『バルテュスとの対話』(白水社、2003)、エルサ・モランテ『アンダルシアの肩かけ』(河出書房新社、2009)、『嘘と魔法』(河出書房新社、2018)など。 モランテの『嘘と魔法』(河出書房新社、2018)はシリーズ「須賀敦子の本棚」の一冊として刊行された。 東京外国語大学では翻訳理論の講義と英日文芸翻訳の指導を担当している。 須賀敦子のみごとなイタリア語訳で日本文学の名作を味わいながら、翻訳について考えてみましょう。 |
申込名 | 内容 | 価格(送料/ 税込/円) | 申込 | 備考 |
TEXT -S-M | 須賀敦子が選ぶ日本の名作 ― 60年代ミラノにて | 1,540 |
申込名 | 曜日 | 時間 | 受講料(円) | 申込 | 備考 | |
S-M | 金 | 14:10 -15:30 | 会員 | 18,000 | ||
受講生/一般 | 19,000 |
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