イタリア人大学生奮戦記 「Tuは何しに日本へ?2014年版(Perché sei venuto in Giappone nel 2014?)」本年度スタート

昨年度よりブログ形式でご紹介しましたイタリア人大学生奮戦記の本年度版がスタートします!

今年もイタリア人大学生が一ヶ月間、東京の日伊協会で日本語と日本文化を学ぶ講座が始まりました。今年の受講生は6名、遅れて来日する2名を除き、今日は女性4名でのガイダンスが行われました。

ホームステイ家族に連れられて、日伊協会にやってきた彼女達は初め多少緊張気味でしたが、日伊協会スタッフと歓談すると次第に打ち解けてきました。そこへロストバッゲージに見舞われて、遅れてきたRobertaが合流し、彼女達とホームステイのマンマと日伊協会スタッフとで、お寿司を食べながらの和やかなウェルカムランチが始まると、徐々に溶け込んできました。
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ここでちょっと簡単な自己紹介を日本語でしてもらいました。

Bologna大学2年生のRoberta(写真右)は日本語がなかなか上手で、読書、音楽が好き。中でも宝塚の大ファン。来日早々、宝塚劇場の出待ちを体験してきました。同じくBologna大学を今年卒業したSusanna(写真左)は、浴衣を着て東京散歩がしたいとのこと。Milano郊外Como湖近くのInsubria大学の学生Alessia(写真左から三番目)は、日本語を学ぶことと富士山をどうしても見たいとのこと。アニメが好き。 同じInsubria大学のFederica(写真左から二番目)はコスメに興味があり、インターネットを見てこの講座を知ったそうです。

この後、本講座の主任講師のValerio先生から、講座内容の説明や質疑応答が始まりました。さすがにここはイタリア語で行いましたが、それ以外は基本的に日本語勉強の場ですので、おそらく彼女達も初日で疲れたことと思いきや、ガイダンス終了後は東京タワー見学をさっそく敢行。やはりイタリアの若者は元気。

本ホームページでは、 昨年に引き続き、彼、彼女達の日常の模様を学生自身の日本語とイタリア語で、そして昨年に引き続き、ホストファミリーの方々や講師の皆様、そして日伊協会スタッフも一緒になって活動し、その模様をブログとしてほぼ毎日お届けする予定です。好奇心旺盛の彼、彼女達が刺激的な都市、東京でこの夏、どのような体験をしていくのでしょうか?お楽しみに。尚、本講座は日伊文化奨励基金*の一部が活用されています。

*日伊文化奨励基金
日本からイタリアへ文化発信する事業に助成することにより、日伊双方向の交流促進を目的として設置された。