「イタリア マンドリン通信」
<マッジョーレ湖畔の教会でのコンサート><トリノの食のイベント><料理教室第2弾>

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<マッジョーレ湖畔の教会でのコンサート>
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トリノから早めの電車でミラノに戻り、ミラノオーケストラがチャーターしたバスにほぼ全員が乗りこみ、一路コンサート場所のマッジョーレ湖の教会へ向かいました。

20時過ぎに到着し、もう暗いので残念ながらあの素敵なマッジョーレ湖は全く見えず残念。すぐ今回のコンサートのゲストのハモニカ奏者とのリハーサル。リハを終え、21時半開始まで用意されたビュッフェで美味しいイタリア料理を頂きました。

こうしたコンサートの大抵はサンドイッチ系の軽食なのですが、今回はなんとジュノベーゼとプロシュットのラザーニアが用意されており、熱々の美味しい料理を2切れも頂きました。少し疲れていたので、ワインは遠慮しておきました。

教会は音響も良く、満員のお客様の期待に応えるよう、全員が一つになった演奏となりました。今回ゲストのハモニカ奏者は年配の方で、曲は「アヴェマリア」、ピアソラの「オブリヴィオン」、アンコール曲は「ムーンリバー」。教会内に響き渡った熟達した彼のハーモニカの美しいしっとりとした音色は、人々の心を揺さぶるものでした。彼に対する大きな拍手に、私達の演奏を労い、褒め称えるジェスチャーで応えたのには感動しました。なんて謙虚な心配りのある演奏家なんでしょう!

マッジョーレ湖にあるこの由緒ある教会のロケーションの良さ、ブッフェの美味しさ、そして素晴らしいゲスト奏者との共演により、私達のテンションはすっかり満たされ、 音楽に酔い、最高の気分で終えることが出来ました。バスに揺られてミラノに戻り、家に辿りついたのは午前2時。。。明くる日は土曜なので安心して眠りにつきました。

<トリノの食のイベント>

グラッパに漬けこんだドライフルーツが上に載っているペコリーノチーズとピスタチオの濃厚なパスタソース、甘いピスタチオクリーム

グラッパに漬けこんだドライフルーツが上に載っているペコリーノチーズとピスタチオの濃厚なパスタソース、甘いピスタチオクリーム


トリノで開催されている食のイベント「Terra Madre Salone del gusto」に行って来ました。前回は大きな会場で有料だったのが、今回は場所が確保出来ず、市内の大きな公園での開催で入場無料となったそうです。

美味しそうなブースが沢山あり、特にピエモンテのブースで、グラッパに漬けこんだドライフルーツが上に載っているペコリーノチーズを試食して感動!まるでケーキのようです。滅多に口に出来ないこのチーズ1/4の大きさを即購入。

他にも、栗の葉を載せて熟成したチーズも美味でした。このチーズはピエモンテからリグーリア周辺のスローフードで有名な村で製造されており、行ってみたい気になりました。

サルシッチャ、チーズと白ワイン、トリノ名産のグリッシーニ

サルシッチャ、チーズと白ワイン、トリノ名産のグリッシーニ


お隣のブースには、なんと生のサルシッチャが新鮮そのものの美しいピンク色で、目を奪われてしまい、これもチーズと白ワイン、トリノ名産のグリッシーニとともに頂きました。

シチリアのブースでは、有名なピスタチオの濃厚なパスタソース、甘いピスタチオクリーム(イタリア人の大好きなヌテッラというチョコレートクリーム のピスタチオ版)を購入。

シチリアのブースでは、お菓子のクリームで知られる甘いリコッタチーズとマスカルポーネチーズを試食。あまりのフレッシュさに感動。そして大好きな豚の丸焼き「ポルケッタ」の試食。。。もう時間が無くなり、日本のブースをちらっと見て、会場を後にしました。

というのも、友人宅で夕食に餃子と肉じゃが・豆腐の味噌汁を作って欲しいとのリクエストがあり、それは大仕事だったのでした。

<料理教室第2弾>

6月に友人に誘われて参加したイタリア料理教室に、「ポルチーニ料理」のレシピで参加しました。そうイタリアはポルチーニの季節となったのです。日本でしたら「旬の松茸料理」でしょうか。
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今回は、①ポルチーニの紙包みオーブン焼き、②ポルチーニのリゾット、③ピエモンテの代表的お菓子のブネット(チョコレートプディング)。まず、そのポルチーニの素材の良さに驚きでした。メルカート(市場)では様々な値段で売っており、どれが適当か良く分かりません。

36ユーロ/キロという先生のお話でしたが、メルカートに事前に依頼して取り寄せてもらった良い物だとか。確かにしっかりとした手触り。先生曰く「採れたてはまだ虫が中に居るので要注意」 だそうです。今回は前日取れた物で、虫は既に出ていたようでした。
ポルチーニたっぷりのリゾット[/caption]
キノコの汚れをとり、綺麗に下ごしらえをして、オーブン焼きとリゾットに分けて刻むと、リゾットには何と山のような量!レストランではどこにあるのか気付かない位の少量ですが、漂ってくる香りと、この量で食べるリゾットを想像しただけで、期待が高鳴りました。

オーブンからはデザートのお菓子の甘いチョコレートの香りとガスコンロで料理しているポルチーニの香りで悩殺される雰囲気の中、リゾットも完成して皆で美味しく頂きました。

ポルチーニたっぷりのリゾット

ポルチーニたっぷりのリゾット


今回も気づかされる調理のポイントが様々ありました。 特にキノコの下ごしらえの処理、切り方、リゾットの最初のお米の乾煎り、キノコの投入のタイミングとか重要なポイントが沢山あり、学ぶことが出来ました。

カラメルソースに関しては、先生がフランスの料理方法で見つけた、焦がさずに香りある失敗しない作り方を教わり、先生のその探求心にも驚かされました。

次回は、栗を使った肉料理に興味があり、栗料理をリクエストをしました。幸いその季節にある村で栗祭りがあるそうで、現在その情報とレシピが検討中で楽しみにしています。イタリアの栗文化とレシピを知りたいと思っています。

「イタリア マンドリン通信」
 <マンドリンサマーキャンプ参加><ネットショッピング>

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昨年に続いて、7月初旬にモデナのグループと私のマエストラの西山さんが主催するマンドリンサマーキャンプ4泊5日に、ブレーシャのメンバー2名と参加しました。場所はGaiatoというモデナ県の郊外で、森の中にある施設です。ここは、お年寄りが避暑にゆっくりと過ごすという場所で、静かで何もない(?)自然を満喫出来る場所です。夜は蛍が飛び交い、天の川の星空が見られます。低価格で3食付きで、合宿には最適だと思います。
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午前と午後が基礎練習とグループに分かれてのオーケストラ練習で、1日音楽尽くしのカリキュラムです。今回は、事前にマエストラの西山さんから「何かやりたい曲があればリクエストして下さい」と言われたので、クァルテットである好きな曲をやりたいと答えました。

すると、私が1stを担当することになり、ちょっと責任重大だなと思い、事前にかなり練習して臨みました。それ以外には2人がソロでVivardiのデュエット曲をするので、そのバックで同じく1stを、そして合奏オーケストラの予定でした。
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現地に着いてから、ブレーシャのメンバーの一人とデュエットもすることになり、結果的にファイナルコンサートで4つの部門で演奏するため、朝から夕方まで練習とマエストラとのリハーサルで大変でした。

今回クァルテットでの演奏では、1stのため他の3人のメンバー(2nd、mandola、chitarra)の3人のイタリア人達とのリーダー役として、練習時間の調整や2曲を仕上げるという経験をし、大変でしたが、お互いに曲について、どういう風に演奏するかを何度となく演奏しながら、意見交換して大体上手く行きました。

幸い、他のメンバーとは既に旧知だったので、人間関係は問題なくスムーズでしたが中身は濃い物でした。全部イタリア語で話す訳で、事前には自信ありませんでした。でもこの曲を知っていたのと、自分の中でどう演奏するか大体分かっていたのと、もともと仕切るのが好きな性格が幸いして、上手く行きました。
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何でもきっぱりと自分の意見と方法を伝えたり、他のパートへの指摘も出来て収穫でした。これも管理職の仕事の経験が活きていると思います。本番では自分が間違えてしまった箇所がありましたが、他のメンバーが合わせてくれ、なんとか演奏が終わりましたが。。演奏終了後、皆褒めてくれ嬉しかったです。こちらでは、本当にちょっとした失敗があっても皆暖かく褒めてくれるので、落ち込まないですみます。

滞在中のある日、参加者の一人が彼の山小屋に参加者全員を招待してくれました。天気は快晴で、涼しく、快適でした。皆で沢山の曲を演奏し、その間にバーベキューの良い香りが漂い、沢山のお料理を振る舞ってくれました。食後は、そこで翌日のファイナルコンサートのリハーサルをしました。マンドリンとギターで即興の演奏をしてくれたり、ハンモックで揺られながら微睡む人もあり、それぞれが自然溢れた中で寛いだ時間を過ごしました。盛り沢山の合宿で疲れましたが、満足できるものでした。主催者に感謝です。

<ミラノでの夏前最後のコンサート>
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本来1日の土曜日のはずだったのが、その週の月曜日のサッカーの対スペイン戦のUEFA EURO2016の決勝トーナメント一回戦でイタリアが勝ったため、1日にベスト8を決める試合が決定しました。当然ほぼ皆、家やBARで観戦するのでお客さんは来ないという理由で1日繰り上がりました。つまり平日金曜日の夜ということで、どうみても半分のメンバーとなりそうでした。私もその前日もコンサートがあったので、連日となるためどうしようかと考えたのですが、ただでさえバカンス突入してこない人が多く、人数少ないので弾くことにしました。

場所は、ミラノから車で約1H位離れたLodi(ローディ)という町のDUOMOがある大きな広場でした。到着すると、大きな舞台が設置されており、ギター前列4人は直接ギターにマイクを付けたものですから結果的には、それが目立ってしまう音響となってしまいました。

通常ですと前半と後半の間に休憩が入るのですが、野外コンサートだったせいかそれがなく、通しでアンコール曲含め14曲通しの演奏でした。ただでさえ、音の出具合を気にしながらの演奏でしたので、気を使いかなり疲れました。でも、満席の観客でしたし(150名位)途中で席を立つ人は殆どなく、最後まで聴いてくれたようで、温かい拍手でまあ、楽しんで聴いて下さったと理解しホッとしました。野外コンサートですから、選曲は本格的なクラッシック曲は外して、もう少し軽めの馴染みあるクラッシック曲のほうが良かったのではと感じました。勿論タンゴや映画音楽も入れてましたが。観客は夏の夕方でラフな雰囲気ですから。コンサートが連日だったため、練習する時間もなかったので、まあ仕方ないかなとも思いました。

<イタリア・アマゾンのネットショッピング>

日本では、買い物をよくAmazonを利用していました。安くて便利です。イタリアでもアマゾンサイトはあり、以前から利用したいと思っていましたが、実際本当に商品が届くのか?不在の場合はどうなのか?と疑問多く、余り信頼出来ないかもと思っていました。ある友人に聞いたところ、いつ商品が届くかわからないし、不在だったので戻ってしまい、翌月カード決済が返金されたたとか。。。
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最初はレーザープリンタ購入を考えていたのですが、お店で買って持って帰りました。イタリア在住数十年の友人も、イタリア人は基本的に物々交換が基本だから、インターネットショッピングは余り馴染まないかもと言ってました。光熱費の支払いも、まず口座振替なぞしている人はなく、支払期限ギリギリで支払うのは通常のようです。かなり並ぶのですが。。。

その後、トナーを購入したいと思いましたが、純正品は€80位するので、アマゾンでリサイクル商品購入を試そうと決めました。6月後半はレッスンや講座、マンドリン活動が殆どなく、在宅する日が多いので、家で待機(?)出来ると考えました。ネットで注文すると、注文メールに6月29日から7月2日の間に届くと配達日が記載されていました。まあ、その内のいつになるかは分かりません。するとその後、配達日が近くなったある日、7月2日に「Arriverà」という未来形でのメールが届きました。なんとそんな期日決定知らせが来るとは!イタリアアマゾンも大したものだと、その時は思いました。

6月29日の午前中に、ちょっと用事があって外出し、戻って家にいると電話が鳴り、出てみるとアマゾンの宅配連絡でした。「今朝、届けに来たけど、不在だった。今日在宅か?」と聞かれ、配達してくれるなら1日家に居ると言うと、あとでまた寄るからインターホンを鳴らすと。。

7月2日だったのじゃなかったの配達は?今日は29日だけど!まあ、届くなら良いかと思い、待機していると、約1時間位あとにインターホンが鳴り、今届けに来たと。私は「はい、4階です」と答えたら、急いでいるので、すぐ降りて来て!と言われ(!)駆け下りて受取に行きました。彼は2度私の名前を言って本人確認して商品を渡して去ろうとするので、サインはしないで良いの?と聞くと、必要ないと。。。伝票もなし。あっけに取られている私を後目に、宅配車は去りました。箱の中にも伝票はありませんでした。箱に送り状が張り付けてあるだけでした。

あの配達日7月2日連絡メールは何だったのか?そして、数日後アマゾンからお客様アンケートらしきものがメールで届き、今回の購入でのご意見伺いの内容でした。日本アマゾンでもあったかな?覚えてません。

・商品は7月2日までに届きましたか?
・商品は販売元の説明と一致したものですか?
・業者のサービスは早くて親切でしたか?
 5.最高 4.良い 3.まあまあ 2.不満 1.最悪
・商品は期待通りのものでしたか?

購入システムと宅配システムが、マッチしていないイタリアアマゾン体験でした。しかし、届いた時の彼の台詞「No, vieni qui subito!Non c’è tempo!(すぐここに取りに来て!時間ないから!)」には呆れました。まあ、無事届いたので満足です。安いし。取り敢えず成功ですね。でも要注意です。いつ届くかわかりませんから。。。

「イタリア マンドリン通信」  ナポリ、ミラノでのコンサート、トリノの友人との料理教室

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<ナポリでのコンサートに賛助出演>

カゼルタ(*1)で演奏活動している友人のクァルテットのコンサートを観に行く予定が、その前日に彼が時々賛助出演するカンポバッソ(Campobasso)(*2)という町のマンドリンオーケストラのコンサートがナポリであり、そこで一緒に演奏しないかと誘われました。

現地での報道
Napoli incantata dai mandolini di Ripalimosani

合同練習への参加は1回だけでしたが、友人がリハの録音(15曲)を送ってくれ、そのお蔭で事前にかなり練習することが出来ました。カゼルタから100kmのカンポバッソでのリハーサルは夜8時半からでしたが、全曲無事に弾くことが出来、不明な点も明らかになったので、本番への心配は無くなりました。

カンポバッソのオーケストラのメンバー全員は、いきなり知らない外国人が来て、この大きなコンサートに一緒に演奏する訳ですから、当然心配もあったのだと思いますが、私の演奏をしっかり聞いてくれ、安心してくれました。結果、皆温かく迎え入れてくれ、私は仲間に加えてくれたことがとても嬉しく、歓迎してくれたことに感謝しました。

練習後、食事をするために複数のメンバーとトラットリアに行き(22時過ぎ)、カゼルタに帰ったのは、翌朝2時半。。弾丸旅行でした。

このコンサートは新聞にも掲載される程のブルボン王朝生誕300年の記念大イベントで、ローマのパンテオンに匹敵する歴史的な場所(basilica)で、著名人も沢山招待されていました。当日現地に到着して、初めてそのコンサートがどんなに重要で光栄な機会であることかが分かりました。私も日本のマンドリン奏者として紹介もされ、事前に説明されてなかったのでまた驚きました。写真の民族衣装の女性は、今回共演したソプラノ歌手の方です。このオーケストラの地方の伝統衣装です。

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私も事前に、日本の伝統衣装着てほしいと言われたのですが、あいにく持ち合わせはフォーマルな着物ではないので、残念ですが黒ドレスにしました。演奏が目的ですし、着物着て演奏なんて無理だと思いました。

このコンサートに出るきっかけはたまたまこれに出演するカゼルタの友人に「何かあなたのコンサートがあったらすぐ知らせて。行きたいから」とメールしたことから、こういう結果となりました。何でも新しいことを知りたがる好奇心と行動がいつも新しい出来事を生み出します。アマチュアでもマンドリンが弾けて、たいしたことないイタリア語でもこんな世界があるのかと、つくづく感じ入る私のイタリア生活です。何でも興味を持って実行するのが大事だと、また改めて実感しました。

<ミラノでのコンサート>

2016-07-mandorin33-01ナポリから戻った週末の土曜日は、ミラノの中心地である最新のお洒落スポット、ポルタ ガリバルディ(Porta Garivaldi)にある、有名銀行のパビリオンでコンサートがありました。この地区はかなり以前から新開発が行われており、このパビリオンも最新の建物で素晴らしいデザインです。

当日は少し早めの集合でありましたが、大体全員が揃ったのは、30分以上の遅れ。。当日指揮者が「時間厳守!」とメッセージ送ったにも拘らず。皆全然気にしておらず、ゆっくり到着してきました。私は当然15分前に着いて、会場をチェックし、舞台の良い席を確保。通常コンサートですと指揮者が決めるのですが、このオケは自由に座ります。最前列だけ、リーダーともう1名が決まってますがそれ以外は指定がないのです。私はいつも2列目に位置します。後ろになると、良く見えませんし、自分にとってよい演奏とならないからです。

今回は、2部で時々共演するヴァイオリン奏者が呼ばれていましたのでその合わせも無事終了し、音響も良く、全員の音が良く聞こえて安心しました。しかし、親しい友人の一人が到着してません。気になっていましたが、開演1時間前に誰かが彼に連絡したら、なんと日付を1日間違えていて、次の日だと思っていたようです。。。私が最後の練習時に時間とかを、彼に確認して安心していたのですが。まさか日にちを勘違いしていたとは!結局、そのとき遠方に居たらしく、残念ながら駆けつけることは出来ませんでした。。。

会場は満員で熱気に溢れており、とてもワクワクしました。最近こういう場の雰囲気に慣れてきて、お客様の期待に応えた良い演奏したいと強く考えるようになりました。緊張というより、高揚感に溢れる気持ちがとても心地よいですし、音楽をすることがより自分にとって最高と感じる瞬間です。演奏がスタートし皆も同様の気持ちでいることが伝わり、素晴らしい演奏となりました。音が良く鳴り、スムーズな演奏となりました。終了後、お客様の「Bravi!」の連呼と大拍手とスタンディングオベーションと続き、私達もとても感動出来、お客様と一体となった喜びで皆笑顔で最高でした。アマチュアではありますが、ミラノという都市で、このように沢山の一般のお客様にマンドリンオーケストラ音楽の魅力を
知って貰うことは、技術ではなく、この楽器の持つ魅力を伝える貴重な機会であったことは、間違いないことだと思いました。

<トリノに友人訪問>

6月下旬にトリノ在住の友人に会いに行きました。今年3月の市民マラソン大会でイタリア語友人が集ったときに知り合った女性です。トリノの町は初めてで、以前から訪れたい町の一つでした。

電車Italo(*3)で50分、イタリア国鉄(Trenitalia)より安く快適でした。17世紀、サヴォイア家の統治時代、都市整備と建築活動により造られた、イタリアンバロック様式の美しい町並みは、整備されていて歩き易く、重厚なものでした。Torino P.ta Nuova 駅前からまっすぐ伸びた道路の街並みは碁盤の目のように配置されており、ポルティコ(回廊)があり陽や雨にあたらずに人々が歩けるようになっています。散策にとても快適です。歴史あるお店も多く、時代とアンティークな雰囲気が落ち着きます。観光客もそれほど多くないので
、ゆっくりと散策出来ます。

翌日、その友人が月1回習っているというイタリア料理教室に参加しました。1週間前の連絡にも関わらず先生は歓迎してくださり、友人の誘いは嬉しかったです。先生はイタリア在住の日本女性で、イタリア人のご主人ともども美味しいものが大好きということでした。高い下手なレストランに行くより、家で作った方が美味しいと。私もそう思います。メニューは①ズッキーニの花のフリット(大好物)②ジュノベーゼのラザニア③桃のドルチェと何て美味しそうなんでしょう!と楽しみにしていました。

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料理の素材・調味料とも品質の良いもので(Piemonteのもの)、とてもレベルの高い味に感動しました。素材の良さでこれほどまで味が変わるのかと、勉強になりました。地元にしかない物も多く、厳選されたイタリアのスローフードという素材の良さに触れた経験でした。出来上がったお料理を頂きながら、各地のイタリア料理にまつわるお話を聞きながら、充実した時間を過ごしました。

日本でもイタリア料理を習っていましたが、更に勉強になることも多く、次回のリクエストとして秋にポルチーニ料理をお願いしてトリノを後にしました。。最高に美味しかったです。

*1:Caserta:南イタリア カンパーニャ州ナポリの北約25kmに位置する人口約8万人の町
*2:Campobasso:南イタリア モリーゼ州の人口約5万人の町
*3:民間鉄道会社であるNTV社によって運行している高速鉄道会社。イタリア国内主要都市間を結んでいる。

「イタリアマンドリン通信」 コンサート、お茶会、イタリアあるある

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<6月ブレーシャでのコンサート>

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6月初旬、ブレーシャの高台にあるお城にある教会「S.Petro in Oliveto」で、モデナのオーケストラ「MUTINAE PLECTRO」と私の所属する「Armonie in Pizzico」はジョイントコンサートを行いました。かねてより交流があり、2年前の秋にモデナでジョイントコンサートを行いましたので、今回はブレーシャにてのコンサートでした。

あるメンバーの車で少し早めに到着したので、その教会の中にある広場から、ブレーシャの町並みを二人じめしました。なんて美しい景色なんでしょう!爽やかな青空と澄み切った空気、静寂な教会のお庭はとても神聖な気持ちになりました。この高台は森におおわれており、小動物もいるとか自然に溢れた場所だそうです。初夏のこの季節、ハイキングにピッタリかもしれませんがメンバー曰く、「森の中は薄暗いので一人では危険かも」と言ってました。
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当日のウエルカムパーティのために、皆が1品づつ軽食やお菓子・飲み物を用意することになり、皆、素晴らしい手作りの1~2品を用意して持参。テーブルは華やかで、美味しそうで、彼らが到着する前に来客のために味見は重要ということで(?)、複数で味見させていただきました。。。

彼ら到着。皆なごやかに歓談が始まり、当然発泡性ワインで乾杯。ここのところが日本と異なります。コンサート前に飲食(お酒も)なんて有りません。大体、打ち上げと言ってコンサート終了後です。でも、コンサート開演が21時で終演は大体23時近く、その日にまたモデナに帰らねばならないので、こういうスタイルになるのだと思います。

ワインのお蔭で、すっかり良い気分、緊張感が取れて演奏出来る(?)のは良いかもしれません。実は発泡性ワインを開けたとき、あるメンバーの白いワイシャツにびっしょり掛かってしまいました。演奏時にはすでに乾いていましたが、私の隣で弾く彼からのワインの香りがぷんぷんして酔いそうでした。。。。

演奏は、リハのときから和気あいあいで、以前お互い弾いた曲もあり、スムーズで楽しい息のあった演奏になりました。お客様もそう感じられたと思います。温かい大きな拍手でした。私自身も練習も重ねてきた甲斐もあり、ミスも少なく良い演奏出来たと自負しております。パーティでのケーキも少しお土産に有り難くいただいて翌日ミラノに満足した気分で戻りました。

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<イタリア語講座のお茶会>

私が通っているイタリア語講座の最終日はレッスンではなく、皆でジェラート、スナック、スプマンテを持ち寄って、お茶会をしました。かなり長く通っている生徒さんばかりで、先生はいつも気持ちのこもった教え方をしてくださり、とてもアットホームな雰囲気です。この講座は外国人向けですが、レベルはProgredito(上級)で高いので私には少し難しいですが、良い内容です。上手く答えられた時、先生はいつも「BRAVA!」と言ってくださるのが、とても嬉しいですね。
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メンバーは、ノルウェー人、南米系人、韓国人、日本人。。。ご主人がイタリア人の人も居り、しかしご主人は全くイタリア語は教えてくれないとか。兎も角、彼らとの会話も面白く、在伊期間も長いので会話は流暢です。皆とても真面目に勉強する意欲に富んでいて、それぞれの会話もバライティ豊かです。一旦年度の講座は終わりますが、来週から7月まで夏季講座となります。こういうお茶会はお互いを知る良いチャンスですし、打ち解けて本当に楽しいです。次回はランチしようということになりました。

<イタリアあるある>

ミラノの音楽院に通っている、友人の一言が面白い!
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友達と先生とコンサートでこれから12時間かけて南に行きます。

〜先生が天然すぎてコンサート旅行がひどい〜

「バスで行きましょう」→先生の普通の車が集合場所に止まってる。
友達がコントラバスをわざわざ運んできた→「コントラバスは現地にありますから、要りません。」
5人中4人→譜面台、家に忘れてきた
あるヴァイオリンの女の子→「え?君も来るんだったっけ?」→家に帰される

「いつミラノに戻れるの?」→誰も知らない
先生ゲラゲラいってて、超楽しそう。
「長旅だね!CDとかみんな持ってきてくれた?」→誰も持ってません

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私も似たような《イタリアあるある」は日常茶飯事。旅に限らず。

(コンサート1週間前)
「そういえば、チラシあったっけ?」→誰かがその時点で作成する
「プログラム印刷するけど何色がいい?」→ピンク・ブルー・イエロー。。。→意見殺到する。→3色で印刷する→皆に出来たと公開→曲の順が違うことをマエストラ発見し怒る→もう紙がないと・・・→前日刷り直して当日持参

(コンサート数日前)
あるメンバー「当日のプログラムって何だっけ?」本気で聞いてる→直近まで練習していた曲です(マエストラ怒り爆発)

(コンサート前日)
あるメンバー「現地で着替え出来るの?車駐車できる?コンサート何時からだっけ?」

(別コンサート当日)
「プログラム出来た」→アンコール曲が載っているのを発見される→急遽別な曲をアンコール曲に選ぶ→数名楽譜持ってない
→マエストラ急遽プリンタして現地持参

ホテルで迎えを待てども来ない→本人忘れていて既に現地着→マエストラ「Yumikoは乗せてこなかったの?」→連絡受けて急遽地下鉄で最寄り駅まで慌てて行く→リハギリギリセーフ!

(遠い町での別コンサート終了)
皆「チャオ!またね~」。殆ど誰も居なくなった→私達3人残る。「どうやって帰るの?車ないし(既に23:00過ぎ)」→1人メンバー発見→他の町に観光行くのを諦めてもらい、引き留めて車に乗せてもらう
「お腹空いたね?(夕食食べてない)」→トラットリアで遅い夕食(既に24時過ぎ)→数時間かかって無事帰る

他、言い出したらきりがないイタリア日常です。何でも許される?このおおらかさ?好きになりつつあるのです、鍛えられますこういう状況。ほんと天然です。

「イタリア マンドリン通信」 コンサート、発表会、レニャーノのパリオ

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<ブレーシャでのコンサート>

5月20日夜、ブレーシャ(Brescia)のプレアルピーノ(Prealpino)という町のある教会で、私の所属するArmonie in Pizzicoはコンサートを行いました。今回は、新しいメンバーの若手ギタリストが初演デピューし、彼のお友達も呼んでいて彼もとても嬉しそうでした。

この教会はサンタジュリアという名前で、建築は割と新しいものでした。幸い、満員のお客さまをお迎え出来、演奏スタート。リハの時から感じていたのですが、音響が悪く(教会は大体そうですが)他のメンバーの音が聞こえず、リズムを合わせるのが大変でした。結局ギターに合わせるしかなく、テンポの速い曲は実際観客にどう聞こえたかが、良く分かりませんでした。

1曲終わる毎に大拍手をいただき、最後はなんと観客全員がスタンディングオベーションで、ビックリしました!選曲が良かったせいもあります。皆さんが良く知っているクラシック曲以外にも、ジャズ&ポップの曲も大受けでした。実際演奏している私達も楽しかったですし、音楽は観客との連携ですからこれはとても大事なことですね。

コンサート終了後、リンフレスコ(Rinfresco)という教会側で用意してくださった軽食パーティに呼んでくださり、神父様の奥様やメンバーのお母様の心温まる手作りのパニーニ、ケーキ、ワインやジュース、果物等盛り沢山で、有り難く頂きました。私はこのリンフレスコがとても嬉しく、音楽を気に入ってくださり、その感謝の意味も含まれての歓迎の表し方がとても大好きです。日本にはない、感謝の一つですね。

特に神父様はとても喜んでくださり、終始笑顔で、自らスマホに録音されていた曲を私達に聴かせてくれたり、メンバー一人ひとりに廻りながら挨拶してくださり、その言葉を頂いただけで胸が一杯になりました。私達の演奏を気に入ってくださり、精一杯の感謝の気持ちをストレートに表してくださる教会のスタッフ皆さんの温かいお気持ちを十分いただき、ほっこりしながら教会を後にしました。

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<マンドリン発表会の参加>

2016-06-02-mandorin31-02毎週末に練習の為ブレーシャに行きますが、先生の西山さんが同じくブレーシャで歌とピアノを教えている日本人の先生と合同で発表会をすることになり、参加を聞かれました。10日ほど前。。。急で弾く準備も出来ていないのと、その翌日にバス旅行を予定していたので、お断りしておりましたが、その当日(土曜)レッスンのあと、急に欠席者が出たので、弾くことを依頼され、短い曲ならということで急遽参加することになりました。

出演者は下は8歳から上は73歳までと幅広い年齢層。。。イタリア人の皆さんの演奏はそれぞれ個性豊かで、ある少年のピアノはなんと自身の作曲だそうで、その落ち着いた演奏にもう引き込まれました。一方、年齢の高いマンドリンのトリオ演奏は、いかにも音楽を楽しんでいるといったもので、温かく心地よい時間を共有できました。色々な表現があるものだと感じました。勿論観客は温かい拍手を送ってました。

フィナーレは、若い日本女性がソプラノを披露。「まだまだ勉強中」と謙遜されていましたが、素晴らしい歌唱力と堂々とした歌いっぷりで、惜しみない大拍手のうちに発表会は終了しました。終了後はいつものリンフレスコで新しい人との出会いがあり、皆笑顔でお話が出来、とても有意義でした。

ミラノに戻ったのは、夜9時過ぎでしたが、翌日はバス旅行で盛り沢山の週末となりました。

<ツアー旅行参加>

北イタリア日本人会”主催のバスツアーに初めて参加しました。今回のツアーは、ミラノ郊外北にあるLegnano(レニャーノ)という町で行われるパリオ(Palio)という催しを観に行くというものでした。パリオはシエナが有名です。

以下、北イタリア日本人会の会報案内文より抜粋
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この町で840年前に「レニャーノの戦い」(Battaglia di Legnano)という歴史を変える戦いがあり、その様子を再現するために町中の人が8つのコントラーダに分かれて、代々決められた家族が王様お姫様その他中世の恰好をし、市内に位置するお城での花火大会、中世の食事会・骨董市・音楽会・遊びなど様々な催しが5月中を通して行われます。メインは、最終日曜日の5月29日に行われる全コントラーダの音楽と芸の行列とシエナのパリオの様な馬の競争です。
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2016-06-02-mandorin31-03しかし、残念ながら当日は前日の晴天から打って変わった大雨で嵐のような日となりました。。この何十年間で初めての雨だそうで、しかもひどい雷。当然パレードは中止となり、1年かけて準備をしてきた市民の方々はさぞ落胆されていると思います。お城の中で展示されているパリオの歴史とその豪華な衣装、携帯品の数々を説明を受けながら、鑑賞しました。とても素晴らしい衣装を着用しての様は、さぞ豪華で歴史の趣きを感じさせたであろうと想像だけしました。

その後、教会での出陣式は見られるというので、その衣装をまとっての各コントラーダ(地区)の代表がその旗と紋章の衣装をまとって出陣する様子を見ることが出来ました。皆の熱気が感じられ、雨で中止になったのは市民だけでなく、参加者の彼らにとっても当然残念だったろうにとと思いました。

今回のこのバスツアーは、事前にLegnanoの町の担当者とバスの駐車やガイドの協力を仰いだので、町の役所の担当者は、「こんなに日本人が40人もまとめて来てくれることのは初めて!」と大歓迎で、なんと新聞記者も取材に来ていたとのこと。田舎だから書くことないらしいとのこと(笑)ですが、私たちの訪問はこの町にとっての話題の一つとなったようです。北イタリア日本人会の役員さんも町長さんにお礼の挨拶に赴きました。

ランチは地元で知られている美味しいレストランで、パリパリのフォカッチャ・キアーナ牛のタリアータ(網焼きステーキ)とデザート!美味しくてもう大満足でした。パレードが中止になったので、急遽予定になかった別のアウトレットに移動して、約2時間買い物を楽しみました。様々なブランドが沢山あるとても魅力的なアウトレットでした。

雷雨の生憎の天候ではありましたが、北イタリア日本人会の担当者の方がたの細やかな配慮と機転のきいた対応は、至れり尽くせりのものでした。イタリアにいて暫くこんな対応は久し振りでしたし、全員で撮った写真が翌日には参加者に早速配信され、しみじみ日本流の技ありと実感しました。

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「イタリア マンドリン通信」 <スリ遭遇事件><ミラノ再発見ツアー>

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<スリ遭遇事件>

なんと私は満員の地下鉄で、スリに遭ってしまいました。。。その日は、2つのアポイントがあり、A4サイズの書類が沢山あり、取り出し易いように大きいバケツ型のバックでチャックなしでした。一つ目の約束を終えて、ミラノ中央駅で友人と待ち合わせ、そこから地下鉄に乗るべくホームに来た電車を見ると、超満員の車両!一瞬嫌な予感がよぎりました。でもその列車に乗りこみ、友人にはバックをお腹の前において手で押さえて持つように言いました。とても不安でした。
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そこに左手に居た背の高い外国人が声を掛けてきました。多分この時、もう一人が居ての仕業だと後で思いました。他に気を取られている場合が一番危ないと言います。目的地で降り、美味しいジェラテリアでジェラートを注文し、支払おうと思ったら、財布とクレジットカードとアパートの鍵を入れたポーチがなく、(ああスリに遭ったのだ!)と愕然となりました。幸い財布に現金は普段少額(€30位)しか入れないのですが、クレジットカードをブロックせねばなりません。急いで私は家に戻り、友人にはお詫びを言って帰って頂きました。

イタリアに持参した全てのカードの緊急連絡先はリストにしてあるので、すぐ電話して止めました。まずは一安心、何人かの友人に警察への盗難届について問い合わせをし、翌日警察に行き、1時間以上待って盗難届(denuncia di furto)をして
まいりました。今回はカード会社では必要ありませんでしたが、旅行保険や銀行などではこの届けの提出を義務付けている場合があります。この2日間の悪夢のような出来事は走馬燈のように頭の中を巡り、どっと疲れが出ました。

そして、いつも肌身離さず身につけている小さなポシェットに入れてある「80ユーロ位の現金、ペルメッソ(*1)、友人の電話番号、そしてアパートの合鍵」が役に立ちました。家に入れないのが一番不安ですから、本当に合鍵は作っておいて良かったと痛感しました。結局カードの被害はありませんでした。普段からの準備が大事です。パスポートはコピーだけ所持し、お金とカードは一緒にしないことです。

<スリ話第二話>

そして、後日あった話です。会話学校で知り合った友人のスペイン女性がミラノに来たので、彼女が帰国する日に会いました。とても優しい、気持ちの温かい謙虚な彼女が大好きです。イタリア語のお蔭で交流が出来ることが楽しいですね。あくる日にメッセージを送りました。無事にその日の夜に帰ったと思いつつ。。。

しかし、返信を見たらまだミラノに居るとのこと。???なんと、帰るその日に私と別れた後、盗難に遭ったそうで、詳しいことは分かりませんが、財布、クレジットカード、パスポート等全部を盗まれて、ミラノのスペイン領事館で手続きしているとのこと。。。帰りの便には乗れず、そのあくる日の長距離バスを予約したとのことでした。なんという災難なんでしょう!国に帰れず、現金なくクレジットカードがないなんて!一瞬恐れました。もし自分だったら、独りだったらどうしたでしょうか?

幸い彼女は、ミラノ在住の親しい友人が居て、色々と助けてくれたそうです。。良かった。もしそうでなかったら私が手を差し伸べてあげていたでしょう。ミラノからスペインのバレンシアまでの長距離バスって一体どの位の時間が掛かるのか?余りに気の毒で聞けませんでした。でも、帰れることが分かってホッとしましたが。

クレジットカードのスキミング被害も日本人は多く、現金を貰って、自分のカードで購入してあげるなんて、絶対にやってはいけないことです。ミラノ領事館からのこの被害に対する注意(*2)が毎月あります。そして、そのあと友人が親類をアテンドしていた時、たいして混んでいない車両で、バックに手を入れて盗もうとしていた少女達がいて、追い払って食い止めたとか。でも逃げようともしなかったとのこと。このように、白昼堂々、人目あるところでも盗まれること多々あります。。

以上災難話ですが、ヨーロッパは移民も増えており、物乞いも沢山います。不具者に見せかけているパターンも多く、まず信用は出来ません。危険度はテロに限らず増えています。特に外国人は狙われ易いので、くれぐれも大事な所持品の持ち歩きは、ハンドバックとは分けて下着の下に隠すが基本です。露頭に迷うなんてこと絶対に避けねばなりません。まして友人が居なければ、解決に時間が掛かり全てが困難です。語学力、特に何かの際は英語は必須です。。。
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<ミラノ再発見ツアー>

私が会員になっている「北イタリア日本人会(*3)」が毎月開催している「ミラノ再発見ツアー」に参加してきました。今回は「ミラノの水路と秘密の庭園」がテーマの古い時代、水の町であったミラノの跡を探るツアーでした。

まず、当日はDuomoからトラムで6つ目のBasilica di S.Eustorgio前に集合。なんと約28名の参加者で男性1名のみ。。平日の午前中なんて暇なのは女性だけか?

ミラノにある5つの門の一つ、「Porta Ticinese」まで歩きます。この門は、ナポレオンを歓迎の意味で、ミラノ市民がお金を払って建てたそうです。2015-05-19-mandorin30-2そして、昨年リニューアルされた運河沿いに歩き、新しいメルカート(周辺の食料品店を集約したところ)を、越えると1500年代のものである水路が残されていました。

この運河の水はマッジョーレ湖の上流から来る水流で、それがパヴィアまで流れているそうです。下流まで斜度があるので、当時殆ど櫂を使わずに物資を運搬出来たのです。良い利用方法だと感心しました。Duomoの建築資材である大理石もこれで難なく運ばれたのです。スペイン統治時代に、以前あった壁がレンガで再現されていたり、ある水門は閉じられ、そこから離れた場所に移設されてました。そこにある立派な水門は、当時のある貴族からの寄贈で、家紋がありました。

2015-05-19-mandorin30-3そこから近い場所に、ブレラのマエストロだったAlik Cavariereの彫刻の庭を鑑賞させていただきました。喧騒から一歩大きなお屋敷の中に入ると静寂の庭園があり、全く違う世界を感じました。最後は、そこから近い場所に、ミラノで数少ないローマ時代の円形劇場遺跡まで歩き解散となりました。ここは夜は若者が沢山夜遅くまで過ごしているという人気のスポットです。Duomoから少し離れた、ちょっとお洒落な場所です。「再発見ツアー」と題されたこのツアーは不定期で企画されていますので、裏から見たミラノの魅力・趣きを再発見出来る良い機会だと思います。また是非参加したいですね。

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*1 ペルメッソ Permesso (滞在許可証)

*2 北イタリアに関する治安情報が以下のサイトでご覧になれます。
在ミラノ日本国総領事館 安全情報 北イタリア治安情報

*3 北イタリア日本人会 公式ウェブサイト
日伊協会会報「CRONACA」148号でもご紹介

「イタリア マンドリン通信」良き隣人、ミラノマラソン大会、新メンバー活動開始

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<お返し>

2016-04-mandorin01昨年12月に、突然アパートの電気のブレーカーが落ち、ガスも同時にブロックされた時、隣人のシニョーラに助けを求めました。彼女は一度だけエレベーターで会って挨拶しただけでしたが、大家さんに解除方法を電話で問い合わせてくれました。翌日には解決できましたので、親切にしてくれたお礼をしたいと思い、今年1月帰国時に、日本の世界遺産の写真が入った小さなカレンダーを買い求め、お礼のメッセージとともにポストに入れました。後日そのお返しとして、お礼のメッセージカード付の手作りのプルーンのジャムを頂きました。

カレンダーをとても喜んでくださり、そのお礼を頂くなんて思ってもいませんでした。しかも手作りです。ささやかな、でも心温まるお礼にとても嬉しくなり、こういう交流を大事にしたいと思いました。いつも、私の練習音を聞かされている彼女は、「私の音を楽しんで聞いている」とにっこりと言ってくれました。

日伊国交150周年の今年4月、明治神宮がミラノで雅楽と武道の公演をするという話を聞いたので、日本文化に興味を持っている彼女に、このお知らせを書いて渡しました。日本人の私でさえ雅楽は間近で見たことはなく、イタリア人にとって貴重で素晴らしい公演になるだろうと思います。世界最古と言われる日本の雅楽の神聖で優雅な音色と武道の精神を、ここイタリアで披露出来ることは、昨年のEXPOで日本ブームが浸透し始めた折、益々日本への関心を高め、感動を与えるでしょう。

<ミラノマラソン大会 Stramilano>

2016-04-mandorin02イタリア語を勉強している仲間の5人が、ミラノで開催される市民マラソンStramilanoに参加するために来伊しました。昨年一人の友人が参加したのをきっかけに今年は複数の参加です。マラソン好きで皆イタリアが好きということで、話が持ちあがった訳です。

当日は朝早くから超満員の人々がDuomo前に集合し、それは凄い光景でした。大砲の轟きを合図にスタート。5キロと10キロコースは家族連れ、カップル、犬連れ、ベビーカーを押しながらのお母さんとか、お祭り気分の光景です。無事5人全員完走できました。しかし人数が多く、皆歩いているため、追い抜かすのも大変だったそうです。

その夜は皆で予約したレストランに集合し、夕食を取りました。今回のツアー主宰者の友人である、ミラノ、トリノ在住の女性陣も来てくださり、そのうちの一人はたまたま私の家のすぐ近くということで、今後また別の輪が出来そうです。

<新メンバーにて活動開始>

ブレーシャのアンサンブル「Armonie in Pizzico(アルモニエ・イン・ピッツィコ)」は、昨年から音楽院卒の医学生、若手のチェリストとメンバーの入れ替えがあり、今年も新たに音楽院卒の若手ギタリストがメンバーとして加わり、新しい年をスタートしました。やはり若手のメンバーが入ると雰囲気も変わり、切れの良い音楽(?)となり、音楽監督の西山みきさんも選曲とアレンジ、指導に彼らの気持ちを引き出す工夫が随所に見られ、全体に良い雰囲気となりました。

新メンバー結成にあたり記念撮影。皆の笑顔がそれを表しているようです。また、彼らも自分の楽器を演奏して表現できる機会を得て、満足してくれてます。5月と6月のコンサートを控え、全員新しい曲に挑戦し、躍動感あるジャズ系、マンドリンオリジナル現代曲、クラッシックのギター・チェロのソロ曲なとを、良い仕上がりに持っていきつつある今日この頃です。
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「イタリア マンドリン通信」 イタリアの歯医者、着物ファッションショー・ミラノ、合鍵作成

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<イタリアの歯医者>

昨年1月に歯の古い詰め物が取れてしまい、丁度日本に帰国予定だったため日本の歯医者で治しました。しかし、昨年11月に他の歯の古い詰め物が取れてしまい、さすがに帰国する訳にいかず、イタリアの歯医者に行くことを決心しました。今後のことを考え、日本語通訳付き歯医者を見つけて、電話で予約しました。

その日は診察と治療方針の説明で見積もり額を提示されました。イタリアでは歯医者は保険外治療のため、治療にもよりますが高額となります。幸い、元の治療が良かったため、消毒と日本製の低額なセラミックスもどきで空いているいる穴を塞ぐだけとのことで、€150のところ(日本人通訳者の方の助言もあり)、€120となりました。この歯医者さんは、これまでも日本人の患者さんが多く、日本人に慣れているとのこと。不安は無くなり、先生にお任せすることで、次回の治療日を予約して帰りました。なんと、初診料は取らないそうです。治療もたった1日で終わりましたが、かなり長い時間がかりとても疲れました。そして、またこの歯医者さんにお世話になるのがこんなに早く実現しようとは思いもよりませんでした。。。

2月某日、2週間の日本一時帰国を終え、歯医者さんでもチェックをしてもらったにも係らず、なんと成田空港行きのリムジンバスで朝食のおにぎりを食べて?口目に見事にまた別の奥歯の詰め物が取れてしまったのです!2度あることは3度あるとは正にこれがそうでした。これは、またイタリアで治療せよということなのか?唖然として成田に着き、飛行機に乗った時は、次週の予約をすることを決心しておりました。。。

さて、今回の歯の治療日、先生は満面の笑みで迎えてくださいました。どうやって取れたの?という質問には、オニギリを食べていた時と答えましたら、オニギリの中身は何?味はどうだった?というジョークで、患者さんに笑わせて、リラックスさせるということかなと思いました。診断結果、私の歯の以前の治療とコンディションがとても良いので、その場で約1時間で無事終了。綺麗にしていただきました。

「歯の写真を撮っても良いか?」と聞かれたので、レントゲンと思いきや、一眼レフカメラで撮影され、治療終了後に撮影された治療経過を見せていただきました。撮られている自分と先生の真剣な撮影に笑いそうになりました。お値段も以前と同額でホッとしました。定期的な日本の歯医者さんでのメンテナンスのお蔭です。歯の丈夫な方以外は、厄介な治療で費用を掛けないですみます。

イタリアでは、14~5歳までの児童に対する歯の矯正がとても良いらしく、日本人の患者さんが多いとのこと。費用も多分日本と比較にならないくらい安いらしいです。この年齢までの児童ですと顎の骨が柔らかいので、歯ではなく顎をきちんと矯正して土台から治すらしいです。大人は骨が固いのでダメですが。
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<着物ファッションショー・ミラノ>

ミラノで着物レンタルを経営している友人が、ロンドンで着物フィッター(着付け&スタイリスト)のお仕事をしている友人との企画で、ミラノの着物ファッションショーがあり、私は受付と案内のお手伝いをしてきました。

最近イタリアでは着物に対する関心が高まっており、ロンドンの着物スタイリストの方がイタリアのミラノとヴェネツィアで撮影した最新着物ファッション写真がなんと「ヴォーグ紙」の表紙に採用された事から話題となっていたようです。

場所はスフォルツァ城近くのギャラリーで時々小さいコンサートも催され、お洒落で素敵な場所です。なんと200人ほどの観客が集まり、2回に分けてショーを行いました。

今回は伝統的な日本の着物と最新のファッション度高い着物と2種類スタイルを紹介しました。日本人の私から見たらとても着物とは思えないコーディネートでしたが、オリエンタルでエキゾチック、かつちょっとセクシーな着付けが、イタリア人にとっては魅力的のようです。。。

ベルガモからプロ着付けのお二人、ミラノの日本人美容師さん達、日伊のモデルさん達総勢40人による素晴らしいお仕事でした。今回は勿論皆さん手弁当で、日本の着物という美しいモードをファッションの街イタリアのミラノで発信したいという思いで一杯でした。

ギャラリーの経営者の奥様は日本人ということから普段から日本文化に詳しく、またイタリアに日本酒を輸入している日本人のご主人からの差し入れの日本酒を、長い時間寒い中、「外で待ってくれているお客様に申し訳ない」と、ご主人自らがお1人お1人にテイスティングするサービスまであり、その「おもてなし心」に驚きました。素晴らしい対応でした。

主催の彼女の友人スタッフ達全員が出来ることを進んで手伝い、その熱意がショーを成功させたのだと思います。殆どのお客様が長時間待たされても文句ひとつ言わず、お帰りには「何て素晴らしいショーなんでしょう!もう素敵で言葉もありません! 美しい!とても気に入りました! 感動しました!是非また来たい!」という大絶賛の言葉を頂き、笑顔で挨拶してくれ、疲れも吹き飛びました。

ショー終了後は山のような着物や帯を畳んだり(これ大変なのです)、小物を片づけ、ごみを拾い、椅子を畳みと、後片付けもカメラマンもスタッフ全員で行い、皆笑顔で解散しました。素敵な経験でした。私も着付けが出来るので、次回は着物を着てお手伝いしたいと思います。日本から持参せねば。。。

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<合鍵作成>

ある日、マンドリンの練習場所にハンドバッグを置き忘れました!アパートの鍵・携帯はハンドバッグの中。。。その夜は友人の家に泊めてもらいました。幸い翌朝電話して、ハンドバッグは保管してくれており、イタリアにも拘らず、何も盗られず無事に手元に戻りました。

私はいつも盗難や事故に遭った時を考え、外出時はいつも小さなポシェットに現金と身分証明書、友人の電話番号メモを入れて肌身離さずに携帯しています。今回もこれで救われました。

そして、アパートの合鍵を作ろうと、ホームセンターで取り敢えず行ってみましたが、若い店員が作った鍵は、一目見てこれは絶対に開かないだろうという仕上がりでした。本物の鍵と目視でちらっと見ても、鍵山の形が異なり、表面も指で触れると削ったままのざらざら状態で怪我しそうなものでした。

今回はアパートの鍵と入口のドアの鍵もお願いしたのですが、その店員は入口の鍵を一目見るなり「この鍵はここでは作れない」と言い、アパートの鍵を削り始めました。

しかし、私は「この鍵は特殊なのですか?」と更に聞いたら、私に近づき「どうしても作りたいなら、この近くに○○という鍵屋があるから、そこならあるはずだ」とささやいてくれました。仕方なく、仕上がった出来の悪い鍵の代金を支払い、紹介された鍵屋に行きましたが、あいにく夜で閉まっていました。

家に帰り、早速合鍵を試しましたが想像通り開きませんでした。やはり。。。あくる日に再度教えて貰ったその鍵屋に行きました。なんと本格的な専門の鍵屋でした。

ショールームには金庫類・セキュリティ関連商品や見本がずらり。そして店の商品の揃い具合と店主の面立ち・立ち振る舞いから「この店は正にプロのお店だ!」と確信しました。

眼光鋭く、細身で専門家風の制服をまとい、無駄な動作も言葉もなく、鍵を見る眼も真剣。私は前日のアパートの鍵と入口鍵を当然のごとく依頼しました。素早い動きと鍵を削っている姿やその手さばきは、前日のホームセンターの若い店員とは大違いでした。あっという間に出来上がり、その仕上がり度はほぼ100%と自己判定しました。

満足した私は不出来の鍵を持って昨日のホームセンターへ向かい、鍵のカウンターで鍵とレシートを置いて、係員に「この鍵、昨日作ってもらったのですが・・・」と言うや否や、「ああ、合わないんですね。じゃあ、レジの所に行ってそう言って下さい」と言われ、レジではレジの裏にゴム印押して氏名・住所を書くように言われました。その後何もなかったように普通に、返金されました。

つまり、当然のように、作り直しはなく返金してオシマイでした。私は唖然とはしましたが、またまた「そうか、こういうことなのね!?」と納得。

結局は前日の店員さんのお蔭で、素晴らしい鍵屋さんを知りことになり見事な鍵を手に入れた訳です。そのことから、今回の出来事は彼に感謝し、よい経験だったと思うことにしました。その見事な鍵は私の見立て通り、静かにスムーズに廻り、合鍵として私の小さなポシェットに収まっております。

「イタリア マンドリン通信」 本年初コンサート、家のトラブル、道路事情

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2016-02-mandorin-01<本年初コンサート>

1月6日にストラミラノ(Stramilano)というお芝居のオーケーストラ演奏がありました。昨年最後のコンサートに参加しなかったのですが、6日にこの公演があるとは知ってましたが、3日に指揮者から5日月曜夜にいつもと違う場所での練習(1回のみ)があるとメールあり。。この真近の連絡。。。しかし、皆ごく普通に集まり(とはいえ休み中なので少ない)、当日もいつもの半分のメンバーでした。

今回は劇場ではなく、養老院の大きなサロンでした。舞台の前でしたので、この人数で一杯でした。この公演は年間4回位演奏しましたが、全部ミラノの方言満載で殆ど私には理解出来ない内容ですが、歌あり役者全員特徴ありで楽しい演目です。多分品のない言葉もあるようです。お年寄りたちは当然この言葉を理解しており(若い人は知らない)、爆笑場面満載でした。また、役者さんもこの観客の反応を上手く答えたり、さすがです。私はいつもこの雰囲気が楽しく、出来る限りこれに参加 しています。1時間半くらいの長丁場でした。2016-02-mandorin-02

終了後、リンフレスコという軽い飲み物とお菓子や軽食が振る舞われました。お菓子は私が大好きなパネットーネで、クリスマスあとにスーパーのセールで安くなったパンに近いこのお菓子を毎日食べているほどです。演技者も演奏者、関係者が終わったあとの満足感に溢れた表情でお喋りして解散しました。

<生活編 家のインフラのトラブル>

新しいアパートに引っ越ししてすぐに、古い冷蔵庫が冷えないことに気づき、何と外気温より庫内は高い温度に。。大家さんに連絡して直ぐに新しいものに代えて貰い、やれやれと思ったもつかの間、今度は、突然電気が2回も落ち、ブレーカーを上げることで、すぐ電気は回復しましたが、その後ガスが出なくなってしまいました。地下にある電源室を見に行くとやはりガス給湯システムがダウンしていました。どうも、この電気が落ちたせいで、ガス給湯システムがセキュリティブロックされたようなのです。ガスの元栓のあたりに解除するものがないか探したのですが、見つからず大家さんに電話をして対応を求めました。しかし、大家さんも分からず。結局その日は暖房、料理、シャワー無しで早々に寝ることに。。。

2016-02-mandorin-03明くる日に、大家さんの息子さんが駆けつけてくれ、無事ガス元栓の近くにある小さなキャップを外して中にあったボタンを押したら、無事解除出来ました。このガス給湯システムは暖房も連携しており、便利でもありますがこういう事が起きると、全てが止まってしまうことが分かりました。幸い電気は使えたので、これで電気も回復しなかったらと思うと、休日の夜でしたし、ちょっと怖い経験でした。大家さんがバカンスで連絡取れない、直ぐに対応してくれない、といった話も良く耳にします。私の場合、直ぐ対応してくれる大家さんで幸運でした。その際、ガス栓のキャップが固くて廻しづらく、また同様のことが起きた時困ると思い、すぐ工具を調達しました。

そして、その日がすぐにまた突然訪れたのです。日本に帰る前日の20時過ぎにいきなりまた電気がダウン。ドアを開けて廊下を見ると、今度はなんとアパート全部の電気が落ちていました。これはどうしようも無く、待っているとお隣さんが帰ってきて、「どうするのでしょうか?」とお聞きしたら、「待つしかないわね」と一言。。。地下の電源室を見に行くと全戸が電気落ちてました。

原因は分からないし、どうして復旧したのかも分かりませんが、幸いに10分後くらいに突然復旧しました。そして、例の工具がデビューすることに。固いキャップをゆっくりと工具で廻して、自力でガスの解除を自分で出来ました!用意しておいて良かった。。。習熟しました。

2016-02-mandorin-04<道路事情>

ミラノは、市内のゾーンによってかなり駐車が規制されている場合があります。私は今のところ運転はしないので良く知りません。駐車場に入れる車はごくわずかで、大抵は路上駐車です。それも、歩道にも乗り上げます。しかし、私は引っ越した地域でなんと中央ラインに堂々と駐車する車を見てビックリ。こういうのはあり?よく追突されないものだと思います。時間的に長い駐車かどうか知りませんが、多いときは写真のように連なって駐車されています。とても?な光景です。夜間は長い車の中央分離帯と化します。

それから、「当たり屋」というのもあるそうで、故意に接触してこちらのせいにして、お金を取ろうとするものだそうです。長年イタリアに住む友人も夜、高速道路でこの事件に合いましたが、幸い現金を少ししか持ち合わせていなかったため、少ない被害で済んだそうです。やはり、日本人は狙われやすいとのこと。イタリア人は絶対に自分に非があっても謝らないらしいですから、これに対応するのはかなりの神経を要すると思います。これに限らず町中でも常に注意は必要です。日本以外の国はどこも同じかもしれません。。。

「イタリア マンドリン通信」 年末コンサートとサレルノのイルミネーション

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2015-12-25-01<ビニョーラでのコンサート>

12月3日(木)の夕方、ブレーシャに集合し、モデナの近県の町、ビニョーラ(Vignora)に小型バス(Pulmino)で向かいました。霧の深いなか、約2時間半後に到着。今回は交流のあるモデナのオーケストラの誘いで実現したコンサートでした。用意してくださった軽食を有り難く頂き、21時から約1時間半の演奏を行いました。

舞台が少し狭く、各パートの音のバランスが今一つでしたが、無事終了しました。演奏後お菓子と飲み物を頂き、直ぐまたバスでブレーシャに戻りました。着いたのは1:30。結局夕食出来ず。

バスの中では、まるで修学旅行のように皆はしゃいで、お菓子食べたり、喋りまくり。こういうとんぼ返りのコンサートも楽しかったですね!翌日の夜は次回のクリスマスコンサートのための練習。充実した週末でした。

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<ブレーシャ市庁舎でのクリスマスコンサート>

12月19日(土)17:00より、ブレーシャの市庁舎でクリスマスコンサートが開催されました。会場は、最近になって発見された「判事の間」。平面図には昔からあったものの入り口が塗り固められていた為、どこにあるか分からなかったところで、普段はガイド付きでしか入れないそうです。

我々の目の前にまで座るほどの満員の聴衆で、熱気溢れる中の演奏は最高の気分でした。聴衆から「Bravi!」の連呼と大拍手、2回のアンコールに応え、メンバー全員嬉しく満足出来ました。今年最後のコンサートで、こんな素晴らしい場所での演奏機会を得られて本当に幸せです。フレスコ画が美しかった!
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<旅行編 サレルノのイルミネーション>

クリスマス前に、7年前の夏に2ヵ月だけイタリア語留学した思い出あるサレルノ(Salerno)*1に出かけました。イタリアの友人からそこのイルミネーションはとても綺麗で有名だと勧められ、見たいと思っていました。夕方に到着し、ホテルの人にどういうルートで見たら良いかを訪ねて、いざ出陣。

ホテルは町のメインストリート近くに取ったので、効率よく廻れました。まず大きなツリー。中に細い管が幾つもあり、上から下にまばゆい光が流れていました。ほとんどの路地に様々なイルミネーションが彩られ、ある小さな広場に面するアパートの窓にそれぞれ可愛いイルミネーションが飾られ、それは見事でした!こういう種類のは見たことがなく、圧巻でした!
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劇場近くの公園では、主にディズニー系のイルミネーションで、子供たちがとても喜んで写真撮影していました。夢のあるテーマですね。週末は凄い人混みでとても歩けないとホテルの人が言ってましたが、平日だったのでゆったりと歩いて、写真も色々撮ることが出来ました。このイルミネーションはトリノと1年毎に飾られるとのこと。来年はトリノ。ミラノから近いから是非また見たいですね。

そして、もう一つの目的である、美味しいナポリピザを食べに以前よく行ったピザ屋さんへ。勿論水牛のモッツアレラのピザ!最高に美味しかった!しかもたった8ユーロです。2015-12-25-05

そして、7年前にイタリア語を習った先生と再会、当時の事や友人達、近況などをお喋りして懐かしい時間を過ごしました。最近彼女は公立高校の先生の試験にパスして、とても喜んでいました。安定した職に就くのがかなり難しいイタリア、まして南イタリア。生徒にはアフリカからの移民の子供たちもいて、全く言葉(自国のも含め)を書けない、イタリア語も話せない書けない生徒がおり、そういう子供たちに熱意を持って教えるこの仕事が出来て本当に満足していると話してました。自分のやりたい、打ち込める仕事を持てるのは最高だと思います。充実している彼女を見て私も勇気付けられました。

*1:南イタリアカンパーニャ州の街。ティレニア海に面し、アマルフィ海岸とソレント半島の付け根のサレルノ湾に位置する。州都ナポリから南東へ約50km

「イタリア マンドリン通信」Casa Verdi、ブレーシャの親睦音楽会そしてミラノでの物件探し

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2015-11-23-mandorin-v25-1<Casa Verdi(*1)の親睦音楽会で演奏>

毎年秋に、北イタリア日本人会主催の秋の親睦音楽会がミラノの「Casa Verdi」で開催されており、今年度私は出演依頼を受け、マンドリンクインテットのメンバーの一人として演奏しました。

11月1日、秋晴れのすがすがしい日よりで16:00から約2時間、北イタリアで活躍している日本人音楽家が日ごろの成果を披露しました。器楽演奏はなんと私達クインテットとヴァイオリンとピアノのデュオのみ。あとは、十数人のオペラ歌手の歌でありました。当初、演奏時間10分以内と決められておりましたので、短い曲とメイン曲を二つ選びました。最後のアンコール曲は「真っ赤な秋」。1週間前、日本人音楽家西山みきさん(*2)に私達クィンテットでの伴奏のアレンジを依頼し、短い期間ではありましたが、西山さんはきっちり間に合わせてくれました。

歌が多い中、マンドリン演奏は珍しかったこともあり、お客様は楽しく聞いて頂けたようでした。舞台と違い、大きな広間でお客様もすぐ近くに座っていらっしゃり、Verdiの肖像画を背に演奏することが出来、大変光栄な機会を得られました。

2015-11-23-mandorin-v25-2<ブレーシャ(*3)でのコンサート>

11月14日(土)21:00より、ブレーシャのある教会で西山みきさん主宰のアンサンブル「Armonie in Pizzico」のコンサートで演奏しました。今回は若手男性チェリストが新メンバーとして初参加しました。最初の曲は、まさに彼のためのバッハの「アヴェ マリア」。チェロのソロとギターの演奏で、音色が教会の中に響き渡り、心に染み入るようでした。。。またギターソロとの共演、新しい曲も今回披露し、内容あるコンサートでした。

その夜は少し寒かったのですが、やはり教会は暖房がないこともあり、演奏始めてから徐々に寒さが石の床からじわじわと伝わってきて、中間から手が冷たくなり始め、演奏に支障が出ないかとひやひやでした。幸い、無事最後の曲まで演奏出来ましたが、冬場の教会での演奏は厳しいですね。次回もしあるときはカイロを準備しなければと思います。2015-11-23-mandorin-v25-3

この日の前日、パリの多発テロが起きたこともあり、フランス国歌「La Marseillaise」を急遽アンコール曲の一つとして演奏しました。観客の皆さんは曲が始まるとすぐに起立し、この悲劇に対する哀悼の意を表し黙とうを捧げました。

実際、この日は気分は重く悲しい思いで一杯でした。。。イタリアでは、終日このニュースが流れており、その画面を見てその悲劇の悲惨さ、リアルさを目にし、隣国のこの大きな惨事を、近い距離でとても身近に感じました。ローマを標的とする噂もあり、ミラノでも起きうる可能性を危惧しています。緊張感を持つ必要があるでしょう。

<生活編>

昨年夏から1年少し住んだ家は、ミラノ中心地から離れており、いつかもう少し便利な地域に住みたいと思っていた矢先に偶然、希望にあった物件を見つけました。なんと”Casa Verdi”と目と鼻の先。一目見て気に入り契約して引っ越しました。音楽活動が忙しくなりそうなので、交通の便が良いこの地域はとても快適です。

仲介業者を通して契約するのは初めてでしたが、日本の会社の総務部で仕事していた経験が役立ちました。私はオフィス契約と社員寮・社宅の契約管理をしていたので、国は違えど仕組みは同じでした。私は殆ど仕事しているモードでイタリア人担当者と条件交渉しました。

当初の契約条件が一部私の希望と異なっており、一通りの条件を聞いた後に、自分の条件を4つ提示して(家賃の値引き、解約予告期間の変更、契約開始時期、仲介業者手数料税込みにすること)、当日夕方に全ての私の条件がOKとなり、無事契約と相成りました。ミラノ在住の友人から色々教えて貰い、敷金の相場、契約期間、契約更改時の条件、仲介手数料の計算方法、契約時の小切手の支払い方法など。これを知っていて臨むと、先方の対応がかなり違うと思います。外国人であるけれど、適当に丸め込められないように事前準備は必要です。

賃貸契約にも二通りあり、税務署への税支払い方法が異なったり、ゴミの税を支払う申請をミラノ市に申請すること、光熱費の名義を自分にすることなど細かいことがあり、とても勉強になりました。幸い大家さんはとても親切で全ての手続きを代行してくれました。書類も完璧で、信頼ある仲介業者で幸運だったと思います。この手のトラブルは時折耳にするので注意が必要です。新しいアパートは家具・寝具・食器類等全てが清潔で新しい物で揃えられている物もあり、大家さんの温かい配慮を感じました。

*1Casa Verdi(Casa di Riposo per Musicisti)
ジュセッペ・ヴェルディがミラノのPiazza Buonarrotiに設立した音楽家の為の憩いの場。Casa VerdiはCasa di Riposo per Musicistiの通称。1899年建設。1901年1月27日に息を引き取った偉大な作曲家はこの建物の中にある礼拝堂に眠っている。(北イタリア日本人会会報より借用)

*2西山 みき
イタリア国立音楽院のマンドリン科、ピアノ科をそれぞれ審査員満場一致の最高点で修了。2014年クラヴィチャンバロ科の学士号も取得。アーラ氏国際コンクールで2部門にて第1位獲得。(北イタリア日本人会会報より借用)

*3ブレーシャ(Brescia)
ロンバルディア州都ミラノの東約81kmに位置し、その周辺地域を含む人口約19万人(州で二番目)の都市。

「イタリア マンドリン通信」 音楽交流、ファッション、そして友人との再会

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2015-10-22-mandorin24-1<アコーディオン奏者との交流>

友人のアコーディオン奏者がCDを発表するので、是非来て!と誘われて行ってきました。

彼女とは、ミラノの音楽学校に下見に行ったときに、偶然知り合いました。とてもフレンドリーで初めてこの学校を訪問した私に対して、気さくに声を掛けてくれ、不安げな私のことを理解してくれ、私にとって貴重な出会いが出来たと思いました。もちろんその場で名刺交換しました。

彼女はロシアの音楽院出身でイタリアの男性と結婚されて音楽活動をされています。その後も、ミラノオケのコンサートを案内して、ご主人と来てくれたことがあります。今回のCD発売記念のイベントでは、4人のパネリスト達がアコーディオンと他の楽器と音楽の有り方についてディスカッションしていて、彼女の演奏もあり、お客様との交流もあり、1時間半もかかってました。。。

日本の様にCDを売るという雰囲気が余りなく、ちょっと寂しい気もして、私が売ってあげたかったと思いました。今度一緒に演奏しようと誘われました。いいですね!出来たらきっと楽しいでしょう。

<ミラノ ファッションウィーク>

9月のミラノでは恒例のファッションウィークが開催され、沢山のお店では色々なイベントが

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夜遅くまで開かれ、華やかでファッションの街ミラノを象徴するシーンで溢れていました。

私の友人が日本の着物文化をイタリアに広めるためにミラノで活動しており、着付けとレンタルをイタリアに限らず広くヨーロッパで行っています。

この日は、ある日本の伝統工芸を紹介するお店とタイアップして、「Milano Fashion Week in kimono」を開催したので行って来ました。

イタリアでも着物はかなり知られていて、この日は日本人だけでなく若いイタリア人女性も、着物ファッションでミラノの街を闊歩してました。

日本とは多少異なる着こなしで、こういう着物の着方もありと知らされました。

型にハマらないセンスの着物もイタリア人には良く似合っていて、着付け専門職の友人達も楽しそうに新しい着付けを試みていました。

私は着付けもするのでとても勉強になりました。

<マンドリンコンサート>

10月のミラノオケでは、ミラノのセンピオーネ公園の中にある「CRT Milano Teatro dell’Arte」という立派なホールで、スイスからのマンドリンオーケストラ、イタリアで活躍中の日本人マンドリニスト西山みきさんと共演しました。

2015-10-22-mandorin24-4西山さんは私のイタリアのマンドリンの先生です。ミラノで演奏して貰える滅多にない機会ですから、快く引き受けて下さったことがこのコンサートの成功にも繋がりました。

観客は、マンドリンのオーケストラ演奏だけではなく、マンドリンソロの演奏も楽しむことが出来たと思います。「Brava!」の連呼で私も影の仕掛け人としても、日本人としても誇らしかったです。

もう一つの招待オーケストラ、スイスの”Aurora Vacallo”の何人かのメンバーは、何度か夏のマンドンサマーコースで知り合ったメンバーで、久し振りに再会、同じ舞台で楽しく演奏することが出来ました。

このホールはミラノ市営で、使用するのに費用は掛かりません。イタリアでは教会は勿論、市営のホールは無料ですので、ここが日本と異なることのひとつです。プロは兎も角、アマチュアのコンサートが気軽に楽しめる環境になっているのかと思います。

この1週間前は市外のある教会でミラノオケが演奏する機会があり、満員の観客でした。教会の大きさも丁度良く、音の響きが素晴らしく、気持ちよく演奏出来ました。そして何よりも、演奏あとに「Rinfresco」という、軽い飲み物と軽食を教会側で用意してくださり、ワインとパスタ、地元の人々手作りのブルスケッタ、七面鳥の杏子入りオーブン焼きを振る舞ってくれ、心のこもった美味しいお料理で感動しました。演奏した喜びと私達の音楽を楽しんでくれた地元の人々との交流が出来、暖かい歓迎が嬉しかったです。

<イタリア学校の友人との再会>

2015-10-22-mandorin24-57年前に、南イタリアのサレルノという町で数か月イタリア語留学したときに知り合った友人2名とミラノで再会しました。一人は日本女性で現在はご主人の仕事の関係でイギリス在住、もう一人はドイツ人女性です。偶然ネット上でコンタクトが取れ、交流していましたが、ミラノオケのコンサートを聞きに二人が駆けつけてくれました。

7年間の空白を感じさせない当時と同じ雰囲気で共通語のイタリア語でお喋りし、違和感なく楽しい時間を過ごすことが出来ました。今回のコンサートでも目を輝かせて感動してくれ、招待出来て良かったと思いました。

彼女達とはミラノ近くに一緒に小旅行したり、アペリティーボ、メルカート、美術館、ナヴィリオ地区散策など、イタリアの雰囲気を味わって貰いました。幸い天気も良く、それぞれの国での再会を楽しみに帰国していきました。ヨーロッパは近いですし、航空券もかなり安い(ロンドン・ミラノ往復なんと6,000円相当とのこと)ので、今度は私が出掛ける計画を立て始めようと思います。

「イタリア マンドリン通信」 留学二年目スタート

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<音楽学校のレッスン開始>
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9月も半ばを過ぎましたが、寒くなく快適な日々です。ミラノの音楽学校に通うことを決め、私の留学2年目イン・イタリアがスタートしました。この1年の経験と成果を次に繋げて、語学、音楽、文化や人との出会いの機会を得て更に充実させていけたらと願っています。

この学校のマンドリンコースは生徒が3人以上集まらず開講出来なかったので、マンドリンと同じ撥音楽器でいくらか経験があり馴染みがありましたのでギターのコースを選びました。ギターは幸い友人のギタリストのお弟子さんが新しいギターを購入したので、彼の元に戻ったギターを貸してくれることになりました。日本製でとても良い楽器で感謝で一杯です。このように、イタリアに来て知り合った友人に助けられることが多く、海外で信頼出来る友人はとても大切だと実感しています。

レッスン初日。朝、ふと時間通りに行われるか疑問が生じて学校に確認の電話をしましたが、10時前であいにく留守電でした。外出中に二度も電話がかかり、出られなかったので折り返し電話するとまた留守電でつながりません。仕方なく予定時間に学校に行きましたら、学校はまだ開いておらず、建物入口の受付で「15:00からです」と言われ、ああ、やはり変更連絡をするための電話だったことが分かりました。開講当日にです。。。改めて15:00に学校に行き、セグレタリアに「何度も電話したのに!」と怒られつつ、結局私が選んだ2つのレッスンとも時間変更となりました。そして、翌日はもう一つのレッスンに時間通りに到着するも先生は居らず、30分遅れての開始となり、当然延長とななりましたが。。。慣れてはおりますが、やはりこれもイタリアの日常かと再度認識を新たにしました。めげずに新しい試みに精進しようとは思っております。。。

<教会でのコンサート>
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今月のミラノオケは、ミラノでDuomoに次ぐ大きさのサンマルコ教会でのクラシックコンサートで演奏しました。場所はミラノのブレア地区というお洒落な地域で、ブランド店も多く夜遅くまで賑わっている所です。今回はミラノオケのメンバーの一人が、毎夏オーストリアにマンドリンサマーコースに参加していることから、ドイツのあるオーケストラとの共演の話が持ち上がり、今回のコンサートの実現となりました。今回は約25人ほどの参加者が来伊しました。マンドリンパートが全体の半分に満たないので、ギター他低音パートが優勢でオーケストラとしては少しバランスに欠けていたと感じましたが、選曲に日本人作曲家の曲があったり、ギターソロとの協奏曲、マンドリンとギターとの協奏曲とバラエティに富んだプログラムで、観客は楽しめたと思います。フィナーレは先方が用意した曲を合同演奏して大拍手の中、無事にコンサート終了となりました。ドイツのマンドリンは、イタリアのナポリ型マンドリンと異なり、また演奏スタイルも違うので音色も違います。中にはイタリアのマンドリンを弾いているメンバーも何人か見かけました。

日本からは割と頻繁にマンドリン団体が音楽交流でイタリアに旅行も兼ねて来伊していますが、こういった交流は近いヨーロッパ圏内でもっと行えると良いと思います。

<生活編>
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8月に日本に一時帰国して、今回持ち帰ったものは、水回り関係の商品です。ヨーロッパは硬水ですので、洗濯機や浴槽・シャワーなど水回りの掃除でもカルキ対策が必要です。髪の毛はかなり痛み、今回硬水を軟水に帰るシャワーヘッドを購入して取り付けました。幸い金具はピッタリでそれなりの水量でホッとしました。また、日本の美容師からシリコンなしのお薦めのシャンプー剤を使用することにしました。写真のように時々、シャワーヘッドをビネガー水に漬けて詰まった石灰を除去しないとお湯が思うように出なくなります。洗濯機も抗カルキ剤(Anti Calcare)の洗剤を使うのが基本で、或は重曹大さじ1杯を普通の洗剤と一緒に洗濯機に入れて洗う方法もあります(シルク・ウール以外)。

水道の水は飲みません。お腹を壊してしまうので飲料水はミネラルウオーターですが、料理には浄水器でろ過した水でパスタを茹でたり、お米もそれで洗いますので、出来るだけ体内に取り込まないようにしています。水道水をお鍋で沸かすとお鍋の中が真っ白になってしまいます。

アイロンも浄水器等でろ過した水道水を使ったりもするそうです。イタリア人は何でもアイロン掛けることで有名です。シーツ・枕カバー・靴下・下着・Tシャツなども全部アイロン掛けします。私は全くしませんが。。。夏なんて暑くて考えられません。ちなみにクリーニング代は日本より安い気がします。ワンピースは日本の半額でした。

10月にブレイシャで予定していたある教会でのコンサートが急にキャンセルとなりました。なんでも神父様の異動が理由とのこと。。。前職の神父様の企画は全て変わったとのこと。折角練習もしていましたのに、とても残念です。こういう事も起きるのだと知りました。

「イタリア マンドリン通信」 <夏のマンドリン・サマーキャンプ><南イタリアの結婚式と食事>

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<夏のマンドリン・サマーキャンプ>

mandorin22-1最近、イタリアでもマンドリンのサマーキャンプが幾つか開催されます。私は、モデナのグループ開催のサマーキャンプに参加しました。3泊4日の日程で、一日マンドリンの個人・グループレッスンと参加者全員のオーケストラのプログラムでした。この施設は以前サナトリウムだったそうですが、現在は高齢者向けの避暑施設となっていました。山の中にあり、静かで涼しく快適ですが、(プールとかテニスコートとか)何もないので、長期滞在は退屈になるかもしれません。でも、都会から離れて静かな環境で寛げました。

2日目の夜には、モデナのグループによるコンサートがあり、ハープの共演もあり、曲もバラエティに富んだ内容で、観客にも好評でした。このグループは若い演奏者が多く、編曲も作曲を勉強している若いメンバーの一人が担当しており、彼らの今後の活躍が期待されます。3日目の夜は、イタリア在住の日本人マンドリニストとゲストのギタリストによるコンサートでした。それぞれのソロ演奏と共演と、盛り沢山でお二人の素晴らしいテクニックによる、音楽性溢れる演奏で観客は多分初めてであろうマンドリンの演奏に驚いてBRAVI!の連発でした。

4日目の15時から、参加者のソロ・グループ演奏とオーケストラ演奏のコンサートでした。私は、先生の勧めで東日本大震災の復興支援ソング「花が咲く」イタリア語ですと「Fiore fiorisce」をギターの伴奏付で想いを込め(この曲は聞いただけで、涙が溢れるのはどうして?)丁寧に演奏し、複数の参加者が終わったあと、私に近づいて「とっても良かった!素晴らしい演奏だった、感動した!」言ってくれました。音楽はテクニックも大事ですが、表現することの意味を知る良い経験でした。

それぞれがこの滞在期間勉強した成果を披露し、終了しました。最後の記念撮影は写真のように、皆すがすがすがしい笑顔で充実した4日間を過ごした満足感に溢れています。楽しかったですね!私も新たに知り合った友人達とマンドリンを通して、交流と演奏が自然に出来、垣根のない自然な時間を持てるのは、共通した楽器による音楽交流があるからと再認識しました。次回に再会できることを願いつつ挨拶を交し(これが長い!)、お別れしました。

mandorin22-2<南イタリアの結婚式>クリスマスに滞在したカゼルタ(*)に、友人の息子さん(マンドリニスタ)の結婚式に招待されて参列してきました。招待人数を聞くとなんと両家で180人!(友人、親類)。こちらでは、披露宴の費用は全部親が持つそうで招待客はお祝い金を持参しません。親類はお祝い金を直接渡すとかですが友人は、それぞれか皆でプレゼントするlista di nozze(**)は新婚旅行でした。いずれにしても家族は大きな負担ですね。式は、小さな教会で行われました。友人はギタリスタ、マンドリニスタであり息子さんも同じで、音楽仲間が大勢招待されてました。教会の音楽もご友人率いるマンドリンアンサンブルで、それは感動的でした!(イタリアでも稀だそうです)

続いて、場所を移動。新郎・新婦は赤いスポーツカーに乗りこみ、先に出発。残された私達は取り敢えず飲み物とお菓子のサービスがあり、一旦休憩。。そして、郊外のレストランに移動。大きな敷地にある会場でした。まずは、アペリティーボ。これも結構な量があり、お腹が空いていた私はつい2皿食べてしまい、あとで後悔することに。それからが、本番の披露宴でした。室内に移動して、着席スタイル。日本と同様に新郎・新婦が中央席のテーブルに。しかし違うのは、一番彼らに近い席に親類の席であることでした。そして、新郎・新婦の兄妹と従姉、友人達となり、他の招待客は全然離れた場所なのです。家族・叔父叔母→友人→他招待客の順位で家族と友人中心であることが分かりますね。

まず、前菜、プリモが2皿、セコンドは1皿(ホッとする)、そしてフルーツ。これでおしまいかと思いきや、やや時間を置いてから、皆外のプールサイドに移動。何かと思えば、そこで新郎・新婦のケーキカット、ドルチェタイムとなりました。ビュッフェスタイルで沢山のお菓子とシャンパン。私は出遅れて2つしか選べませんでしたが、既にお腹は余地なしで、皆さんの飽くなき食欲と楽しみ方に脱帽です。最後は新郎・新婦からボンボリエーレ(砂糖菓子の入れ物)を手渡して終了と相成りました。このとき既に21時を回っておりました。。。

結局、朝11時からの教会での結婚式に始まり、このプールサイドのドルチェタイムまで連続10時間に渡る、大イベントでありましたが、友人曰くこれは短い方で、朝から晩までのバージョンもあるそうです!2回食事が出るのです。

<南イタリアの食事>

mandorin22-4結婚式あくる日、やっと通常の状態にと思いきや、お昼前に今日は昨日教会で演奏してくれたメンバーとレストランで食事に行くからと言われ、「!」。。。いつ決まったのかと、下の息子さんに聞いたら「今朝だ」と言われました。以前行ったことがある、小さな町のレストランで経営者はナポリ人。とっても美味しいので、それはそれで楽しみでした。昨日と同様の食事パターンを想像して備えました。

いざ食事スタート。当然プリモ2つととセコンドは分かりませんが、想定して少しずつお腹に収めて行きました。生ハムから始まり、野菜系の前菜が7つ続きました。次にプリモのパスタが2種類、セコンドの肉、サラダが出てこれでおしまいかと思えば、魚介のフリットが登場。全員があっけにとられましたが、全てそれぞれのお腹に収まりました。。。「ドルチェは終わってしまったのでない」と、果物はスイカでホッと一安心。。。連日の南イタリアの料理を堪能した次第です。体調良くて良かったです。

mandorin22-3そして、家に戻ってから庭で寛ぎ、教会で演奏したメンバーの2人と即興演奏しよう!ということになり、マンドリン2人、マンドラ、ギターと4人である譜面と即興演奏で盛り上がりました。私も知っているナポリ民謡を弾いて受けました!即興も出来ないと、楽しくないですし、覚えていて良かった。ともかく、積極的に参加するのが大事です。そして、ミラノに戻りましたが、暑さはやや収まっており、ホッとしました。

(*)カゼルタ:ナポリの北約25kmに位置する、人口約7万人の小都市
(**)lista di nozze:イタリアではリスタ・ディ・ノッツェという習慣があり、結婚するカップルが自分達の欲しいプレゼントをリストにして、招待客はその中から自分の予算に合わせたものを選んでプレゼントするもの。自分達が必要とするものをダブることなく、招待客からは送るものを悩むことなく済む合理的なスタイル。

「イタリア マンドリン通信」 ミラノの暑い夏

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<暑いミラノ>

mandorin21-1ミラノに戻るといきなり猛暑です!6F西向きの我が家は夜でも32度あります。2日間にかけて扇風機を3回買いました(>_< )。1回目はスーパーで安かったのですがタイマーが無いことに気付き、タイマー付に変えましたら開けて見て、部品が壊れておりました(既に箱は空いていたので一抹の不安が的中しました)。。。 店員からお金を返すか?新しい扇風機を買うか?を尋ねられ(まさか返金するとは思いませんでした)、勿論返金して貰い、今度は電車に乗って電気店に行き、店頭にあった最後の商品を購入。その扇風機は値段は高く、既に新品ではないので、当然値引き交渉。粘りましたが、ダメでした。すでに定価から10ユーロ値引きとなっており、これしかないとのことで、これ以上は出来ないと。仕方なくそのまま家に持ち帰り、早速プラグを差しこみましたが動きません!お店ではちゃんと動いていたのに。。。 3度目の不具合にすっかり憔悴し(日中の暑さのなか往復した疲れ)、暫く頭を冷やしてから考え、本体をよ~く見たら本体と羽根の部分の止め具が外れておりました。。。組立てあったのでそのまま運んで来た時に緩んで外れたようですが、私は想像もしませんでしたので唖然としました。 気を取り直し、すぐ直して動いた時の感動!2日間のこの経験は、諦めてはいけないことを教えてくれました。。。日本では有り得ない事です(壊れているのに確認もせず、そのまま売っていること。分解した時、色々な部分が余りにチャチな作りであることなど)。要注意です!クレームは事実をしっかり言う事が欠かせません。 <電車の乗車券検札>

mandorin21-2金曜日に毎週練習でブレイシャに行くのですが、イタリアで列車に乗る時は乗車券を「刻印(ティンブラーレ)」しなければなりません。もし忘れると罰金を取られます。ところが、ミラノ中央駅という大きな駅で、EXPOも始まったというのにも関わらず、この刻印機が古いままなのです。以前から壊れているものもいくつかあり、刻印してもインクが全く付かない(どうして補充しないのか?)という現象がよくあります。今回刻印しても色が全くなく、しかし2度打ちは日付隠しの不正乗車と勘違いされそうなのでそのまま乗車しました(多少不安ありました)。

以前は余り検札に来ない普通電車でしたが、最近EXPOが始まったせいか?廻ってくるようになり、不安的中。ブレイシャ駅直前で車掌が検札に来ました。乗車券を見せたら車掌は刻印していないと、罰金の手続きをしようとしたので、私は刻印したと反論。刻印の跡がついていないと彼は指摘しましたが、私は数回に渡り断固として「絶対忘れていない、自分はここに刻印した!」と主張し、無いと言い張る彼を説得するため(?)言い続けました。諦めてはいけません。罰金なんて払うつもりは毛頭ありません。

まもなく列車はブレイシャの駅に着きそうになり、彼はようやくかすかに見える刻印の印(見えない…)を差して、「ここにあるのだな?」と言い、そうだと頷く私。やっと鋏を入れてくれました。。。目の前にいた女性は、さもあることと分かった顔でにが笑いしてました。最後に彼に「こういう場合は、どうするのか?」と質問。彼は「私達の所に言いに来てください。」と答えました。つまり、乗車する前に刻印したけど、このように刻印されなかったとか、忘れたときも自主的に申告しに行くと、鋏を入れてくれるのです。しかし、実際には一人で盗まれても良い何かを席に置いて、他の荷物を持って言いにいくのは大変です。まして混んでいると先頭車両に辿りつけません。そのあくる日から、他の紙で刻印試してから、切符に刻印することにしました。時間に余裕がないと難しい。。。

余談ですが、このブレイシャ行きの電車の同じ車両で、偶然有名なイタリアのマンドリニストと出会いました。私がマンドリンを置いて席に座ろうとしたら視線を感じてその方向を見ると、背の高いやや年配の男性が私とマンドリンをじっと見ておりました。なんか見たことのある方だなと思いながら考えていると、彼は「マンドリンですか?」と聞いてきたので、「そうです」と答えたら、「私はUgo Orlandiです」と自己紹介されました。

ビックリ!!しました。日本でも一番有名なイタリアのマンドリンの巨匠です。私はそれだけですぐその場を離れました。恐れ多くて。。。彼もブレイシャで降りました(ある楽団の指導をされています)。彼の生徒である私の友人に後日話すと、その日レッスンが有ってその時間帯に電車に乗る予定だったそうです。

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<夏のメニュー>

暑いので食欲がなく、また火を使うと暑いので冷たい料理が食べやすいです。写真は「Insalata di riso お米のサラダ」「ガスパチョ」です。お米のサラダはbarでも夏は一品として良く見かけます。でも、自分で作ると美味しいのです。私はパスタみたいにお米を茹でて水で洗って粘りをとって、あとは野菜のピクルスやコーン、ソーセージ、カルチョーフィ、ツナ缶、トマト、ゆで卵などを入れて、ビネガーとオリーブオイル、塩・胡椒で味付けます。これ一つで野菜もタンパク質もとれるので、夏向きの料理です。オリーブオイルも余り使いませんし、ヘルシーです。これから更に暑くなるので、体力を落とさない様食事は工夫して乗り切りたいです。

「イタリア マンドリン通信」 春のコンサート

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<ミラノでのコンサート>

4月10日金曜日の夜、ミラノオーケストラのコンサートがありました。
他の催しの中の一つのプログラムとして参加したため、このイベントは21時に始まりましたが、私達の出番は22時過ぎと聞いていました。。。21時集合でしたが、22時過ぎてもまだ出番とならず、待ち時間で気力が徐々に薄れる中、出番の時間となりました。

皆すっかり集中力が欠け、眠くなり、(私は)何とかせねばと舞台に上がりました。遅くなったことで、急遽プログラムは変更となり、主要な曲はカット!この日は或るヴァイオリン奏者との共演があったので、それを優先させたのです。演奏は1時間で終えましたが、すでに23時半を廻っており、友人に送ってもらい帰途につきました。。。

こんなコンサートもあるのかという一つでした。珍しくスカラ座近くの街の中心部でのコンサートでしたが、ちょっと残念でした。

<Fiori sul Naviglio Grand(ナビリオ植木市)>

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4月12日の日曜日に、私の好きなNaviglioで植木市がありました。
運河の両側に沢山のお店が並び、植木、種、切り花、お菓子、その他もろもろ。。。良いお天気で、沢山の人が訪れていて、賑わいは凄いものでした。まさに春の訪れのイベントですね。
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バールもレストランも通り一杯にテーブルを並べて、人々は陽を浴びながらの寛いだ時間を楽しんでいました。勿論、好きな植木や鉢植えをじっくりと見ながら選ぶ楽しみは、見ていて微笑ましい光景ですね。気温はかなり暑く、夏日でした。ですから、皆ビールにジェラートです!私もいつも立ち寄るジェラテリアで、レモンシャーベットとマスカルポーネを頂きました。

私は、鉢植えでなく好きな切り花の「アルストロエメリア(百合水仙)」を購入。一本に沢山の花が付いていて、華やかです。暖かいので蕾のものを選びました。日本では切り花しか見かけませんでしたが、鉢植えがありました。サボテンも人気がありました。普段はない花を沢山見付けられる季節なので、一つ€4を三つで€10になり、楽しく選んで購入していました。
 
<ブレイシャでの日本オーケストラとの合同コンサート>

4月27日に、私の所属するブレイシャのアンサンブルと日本の或るオーケストラとの合同コンサートがありました。
彼らの旅程は前々日にミラノに到着、前日に他の場所でのコンサートを終え、その日の夜遅くにブレイシャに到着され、合同で演奏する曲のリハーサルをするという大変なものでした。

コンサート当日はまず、私達イタリアアンサンブルの演奏で始まり、そのあと日本のオーケストラの演奏、そして合同の演奏と進み、無事終了しました。

彼らは強行軍のこの日程にも拘わらず、和やかな日伊合同コンサートを楽しんでくださったようで、コンサート後、イタリア人メンバーとの写真撮影も行われ、短い時間でしたが、交流が行われました。皆さんと笑顔でお別れしましたが、もう少しゆっくりとお互いの言葉を超えた交流が出来たらと思いました。通訳が同行されて居なかったので、私も未熟ながら、イタリア側と日本側との間の意志疎通にイタリア語で微力ながら協力でき、ホッとしています。

彼らはその後、ローマ、ナポリでのコンサートを予定していて、本当に慌ただしいスケジュールですが、コンサートが上手く行くことを願ってお別れしました。。。
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「イタリア マンドリン通信」 市民マラソン大会とナビオリ骨董市

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mandorin20-1<市民マラソン”Stramilano”>

3月29日にミラノの市民マラソン大会のStramilanoが開催されました。イタリア大好きの友人が東京からこれに参加するために、来伊しました。

コースは、10キロと20キロがあり友人は初めてなので、10キロを走りました。いつからか分かりませんが、DUOMOに特設会場が出来ており、彼女の参加申込書を持って、ゼッケンとTシャツ他記念品を受け取りに行きました。当日は9時スタートと聞いていたので、
30分前に到着しましたが、公共交通機関はゼッケン付けた参加者が大勢居て、皆DUOMO目指しておりました。

mandorin20-3スタート場所には既に参加者で溢れており、ブラスバンドの演奏で盛り上がっておりました。スタート地点の前には、先導白バイ隊員が待機しておりましたが、日本と異なることは、その白バイ隊の前にスタートしようとしている人々が順不同で待機していることでした。

係員は一応外に出るように注意しますが、聞き入れません。。。係員に写真撮らせたり、マイペースなお国柄?まず、白バイ隊が先導スタートし、続いてなんと大砲でのスタート音が鳴り響き一斉にスタート!まさか、あの大砲が鳴るとは(*_*;でした!

参加者をビデオで撮りましたが、良く見るとゼッケン背負った愛犬連れ、ベビーカー押しながらのママさん、自転車乗った少年、一家全員と思われるグループと様々です。

そして余りの人の多さのため、後列は詰まって歩く羽目に。(数分事の分けたスタートではないため)和気合い合いのその様子に、思わず笑ってしまいました。

mandorin20-2また、走りたい人はガードから外にでて追い越して行きました。友人とはゴール地点で待ち合わせしました。彼女は無事ゴールしましたが余りの人々が歩いてのゴールのため、走り抜けてゴール!とは行かない最後でした。。。

給水所はどんな様子かと聞きましたら、皆自分で水やジュースをコップに自ら注ぎ、談笑しながらクッキーなどをつまみながらということでした。素晴らしい天気で、市民は楽しい催しだったようですね。さすがに20kを走ったと思われる人々はお疲れモードでした。日頃は走っている人は日本のように、殆ど見かけませんから新鮮でした。

友人は、週2~3回ジムで走っているそうですが、終盤はやや疲れが出てしまったそうで、「もっと鍛えねば」と言い、来年は20キロを目指すと話していました。イタリアには、他の町でもこのような市民マラソンがあるようで、他も参加したら?と話してみました。

<ナビリオの骨董市>

このマラソンの日は、たまたま月1回のNaviglioの骨董市の日で、午後から2人で出掛けました。このサイトで日程が見られます(Calendario)。もし、興味ある方は、その日を旅行の旅程に入れられたらミラノの違った魅力が楽しめると思います。

mandorin20-4かなりの暖かい陽気のせいか、まるで夏の賑わいでした。この骨董市は沢山のお店が開かれ、規模が大きく家具・ジュエリー・陶器・食器・絵画・本・バッグ・鞄・衣服など多種多様の物が売られています。骨董市は店主と値段を交渉しながら、折り合えば購入するので私も中古のバッグを3つ購入しましたが、1~2回の交渉で安くなりました。このやりとりが面白いのです。軽いお喋りをしながらお互いの買い気と売り気のバランスで結果が出ます。余り、しつこいのは避けた方が良いですが。

このNaviglioは大きな運河が2つあり、レストラン、バール、ショッピングに最適で人気があるお洒落なスポットです。水辺は魅力ありますね。かなり以前から運河の工事をしていましたが完成していて、すっきりした景観になっていました。ミラノの友人によると30年前はこの地区は貧しい区域だったそうですが、お店が次々と出来てきて現在のような観光スポットにもなり、今の地価は高くなっているそうです。

<キリスト復活祭 Pasqua>
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4月の第一週の週末からPasquaの休暇となりました。キリストの復活を祝うお祭りです。卵型のチョコレートと鳩の形のColombaという鳩型のお菓子、シャンパンでお祝いします。

Colombaは大きくて食べきれないので、小さいものを探したら、あるお店で発見!Colombineという名前(小さい鳩)で売られていて、買いました。私は祝う家族が居ないので、Bresciaの友人宅に日曜に出かけましたが、なんとバスが12:30で終了しており、一切公共交通機関は走って居りませんでした。。。ミラノは休日ダイヤでしたが。

大型スーパーも全てのお店はお休みでした。家に居るしかありません。私も友人からこの卵型チョコレートをプレゼントされましたが、この卵型の中には、おもちゃや可愛い文房具、ちょっとしたアクセサリーなどが入っています。初めてチョコの中を見て、このチョコレートを頂きました。

ミラノの春のコンサート

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春到来のミラノです。桜は、3月初旬から咲き始めました。日本の桜と違い種類が分かりませんが、ピンク色が濃いものです。結構様々な町で見かけました。こちらでは日本のように、花見の習慣はありませんが、ふと日本を思い出しました。そして、意外なことに辛夷(こぶし)の花が沢山の花を付けて咲き乱れているのです。その豪華な姿にうっとりしてしまいました。

<ミラノの市民の会話講座>

友人から安い料金の市民為の会話講座のことを聞いて、早速家の近くにある申し込み窓口を訪ねました。受付には厚化粧の女性が眼鏡越しの冷たい目で私の質問を聞いた後、ミラノの語学コースのURLが明記された小さな紙切れを出し、「講座を受けるにはここに登録して、初心者でない場合はテストを受けてください。レベルによって、クラスが分かれており、開始時期も表記されているから」と言われ、家に戻ってから確認して登録しました。

しかし、テストを予約する申込画面がなく、翌日にまた行くと同じ女性がいて、用件を伝えてその画面のコピーを見せながら言うとやれやれといった顔で、笑顔は全くない表情で、「この日はもう満席です。また、いずれ次回の日程が提示されるから、そうしたら申込出来ます。時々見てください。」と言われました。

いつ次の日程がわかるか?と食い下がると、パスクワ(復活祭)の後ですと言い、パスクワはいつか(*1)と訪ねると5日とやっと聞き出しました。しかし、この2回の彼女とのやり取りは親切とは程遠い対応で、正直講座を受けようという気は失せました。

現在の私のレベルの講座は、自宅近くの開催場所にはなく、真反対のはるか遠い地域にあるのが分かり、不可能と判断しました。講座は外国人向けのもので週2回で3か月60時間で90€という安さです。初心者はテストがありません。様々な外国人が来ているようです。

Mandorin19-3<ミラノ音楽院のコンサート>

先日、ミラノの音楽院でマンドリンを勉強している友人からコンサートの案内を受け取りました。音楽院なので、日々何らかのコンサートがあり、その一つが毎週水曜日にこの音楽院の小ホールで学生のコンサートがあるそうです。友人と聞きに行きました。小ホールとはいえ、300人位収容出来そうな広さでした。アルパ奏者2名、ギターソロ、マンドリンとギター、そしてソプラノとクラリネットとピアノのあるオペラ曲の演奏でした。一度にそれぞれ異なる楽器での演奏は、曲を知る上でも興味深く勉強になりました。また若い演奏者の舞台は初々しく、楽しめました。

遅い時間ではなかったので、コンサートのあとブラブラと歩きながらバールに入り、アペリティーボをしながら音楽談義。食事ではなく、軽いアルコール飲み物を飲みながら、ちょっとした軽食を頂くのですが、このアペリティーボが私は好きで、リラックス出来ます。レストランで食事すると結構重いのですが、映画やコンサートの前や早い時間であれば気軽で楽しめる習慣だと思います。

Mandorin19-4<ミラノオーケストラのコンサート>

3月19日にCernusco(*2)という、郊外の町でミラノオケのコンサートがありました。会場は大き過ぎず、舞台も割と広く丁度良い大きさで、観客も多く、私達は良い雰囲気の中で演奏をすることが出来ました。皆の気持ちがピッタリと合い、観客の反応も良く、息の合った演奏でメンバーも最後、笑顔で満足だったと思います。

今回は友人3人を招待しました。そのうちの一人は、ミラノの音楽学校で偶然知り合ったアコーディオン奏者のロシア女性(*3)で、ベルガモ(*4)という離れた町にお住まいにも拘らず、「とても興味ある」と言ってくれて、イタリア人のご主人と一緒に最後まで聴いてくれました。

演奏終了後、すぐ挨拶してミラノオケの指揮者に彼女を紹介紹しました。私達のオーケストラは、クラリネット・フルートは常に共演していますが、時折、ヴァイオリン奏者や他の楽器奏者とも共演しますので、いつか彼女のアコーディオンで共演出来たらとも思います。指揮者もその話をしていました。

編集部注
*1:復活祭の日程についてはグレゴリオ暦を採用以降、協会によって日程が違う現象が起きており、現在でも一本化されていない。
*2:人口3万人弱の小さな町
*3:「マンドリン通信」 新しい出会いとコンサート に紹介された女性
*4:ミラノの北東約40kmに位置する、約12万人の小都市

ミラノの公共交通機関

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mandorin18-1朝、学校に行くためバス停で待っていると、大抵お年寄りの女性と出会います。とても気さくで、よく話しかけてきます。「今、丁度行っちゃったのよ!待たなければならないわ!」そして、日常話となります。「今日は寒いですね」と言うと、「あら、あなたはズボンで暖かいでしょ?私はいつもスカート、ほら、この通り」と厚手のタイツではありながら、確かにスカート。「私達の年代は、ズボンなんて履いたら皆に笑われたわ。ずーっとスカートよ。それに、サイズもね?ないしね。」と得意そうにお話しされます。「あなた、家は近く?私はあそこよ」と。ある日毛皮のロングコートを颯爽と羽織り、背筋をまっすぐとのばしていたあるお年寄りの女性。なんと、7センチはあろうかのハイヒールでしゃきっとした綺麗な脚!それも、タイツでなく肌色の透明ストッキングでした!結構寒い朝にも関わらず。。。

バスに乗っても、ご主人はすぐ空いた席に座ってましたが、奥様はよろけることもなく立って乗っていらっしゃいました!大抵ロングの毛皮コートを着用しているのはこういうご年配の女性です。この女性は背中が曲がっておらず、後ろ姿が美しく、さすが、イタリアマダム!と拍手したくなる光景でした。

mandorin18-32月から電車の運賃が値上がりました!ブレイシャ(*1)に行くときに、「えっ?値上がった?」と券売機の前で、ビックリ。またブレイシャ駅の2台の乗車打刻機はかなり前から壊れていて、沢山の人が乗車券を何回も入れて、「?」の状態です。私はその場にいるときは、「これは壊れています。あっちは動いています。」と電車を待っているときは何回も教えてあげている次第です。人々は「Grazie! E’ molto gentile!」と言う訳です。(値上げはするのに、何故修理しないのか? 誰も言わないから?)

先日、ミラノ中央駅で往復の乗車券を購入し、時間がなかったので、すぐその場を離れようとしたら、若いアフリカ系の女性が「Padova(北イタリアの町)に行きたいので、買い方分からないので片道乗車券を買ってほしい」と頼まれました。

イタリア語が余り出来ない方で取り敢えず急いで、画面で探して約1時間後の電車を勧めて、支払い画面になった時、その券売機は現金は扱っていないことに気づき、そのことを言うと「私のカードで買って下さい」と言って、現金を私に差出したのです。それは余り気が進まず、時間がないにも関わらず他の現金扱いの券売機に行き彼女の切符を買ってあげて、説明してすぐ私はホームに走りました。

私の電車は発車まであと5分しかなかったのですが、幸い間に合い、(まあ手伝ってあげて良かった)とは思いました。彼女がとても喜んでましたから。。。しかも切符を手渡した時、いつの間にか怪しげな男が私のすぐ隣におり、「お釣り出てるよ」と言って、チップ貰おうと手を差出したので、私は無視して彼女にすぐ渡しました。盗られなくて良かった!(*2)

mandorin18-2自動券売機はもっと注意が必要です。私は大きい駅の場合、なるべくオープンでない、チケットオフィス内かガラスで囲まれた鉄道職員がいるところで買うようにしています。外にある券売機には、買い方を教えて小銭を稼ごうとする怪しい輩が沢山居て、極力そこでは買いません。

大体外国人が狙われており、強い口調で断わらないと危険なのです。昼間ならまだ人目もありますが、夜間はお釣りをかすめ取ったり、何かを盗まれる危険性が大なのです。この券売機は最初の画面で必ず「ひったくりにご注意!」とアナウンスします。

また、他の人が使って正常に動いているかどうかを確認してから購入するのがベターです。€50も入れてお釣りが出ず、画面も戻らない人を何回も見ました。その券売機はその前の人が「動かない!」と言っていました。急いでいたのか入れた€20諦めてその場を離れていました。>私はいつもクレジットカードを使い今のところ失敗はありませんが、いつカードを飲み込まれるか、心配しながら使ってます。

兎も角、時間に余裕を持って購入しないと上手く行かなかったとき、電車に乗り遅れる可能性がかなりあり得ます。間違えてチケット売り場で変更をしなければならない時は数時間待つこととなります。小さい駅なら並んでいる人数にもよりますが、大きい駅でしたらいつ出来るかは全く予想できないほどの人が待っているのです。

先日、ミラノ中央駅のコンコースに行ってビックリ。今まで改札がなく自由に出入りするシステムが、低い柵が設置されて入口で何と職員にチケットを見せてホームに入るようになってました。つまり、無賃乗車を食い止めるための措置がようやく始まったのか?いよいよ自動改札が設置されるのか?近いうちにまた確認しに行こうと思っています。

ミラノはもうすぐEXPOが開催されますから、少しづつ色々なことが改善されるのと期待されますが、どこまで間に合うのか?しかしこの催しは全国から様々なひったくりやスリなどが集結するようですので、かなり注意が必要です。周りでは皆そんな話をしています。お祭り系は全て同じですが。。。

またミラノにはトラムが沢山走っております。まあ、ゆっくりで時間がかかりますが。そして、時々電流不足で停車し、乗客全員が「しょうがない。。」といった表情で黙って、下車し、次の電車を待ちます。最初、意味が分からず「どうして?」と他の乗客に聞いたところ、「Senza corrente!(*3)」と言われ、あ~ 電気来ないわけ?と納得。

また、ある日は自宅近くの停留所に泊まるはずの27番トラムに乗って2~3駅走ったところ、いきなりアナウンス。「このトラムは今から12番になるので、27番の乗客はお乗換ください」と。。。「えっ?」と思っている間に、手動で、行先をくるくると回して換えていました。他の乗客に「何故?」と聞きましたが、「分からないよ!」という表情とジェスチャー。正しい行先に乗ったからといって、目的地には辿りつかない場合がある交通機関のイタリアです。

(編集部注釈)
*1:ブレイシャ(Brescia) 州都ミラノの東約80kmの街
*2:在ミラノ日本国総領事館から「北イタリア治安情勢通報第6号:~ミラノ中央駅発ヴェネツィア行列車に御注意~」が発表されています。ミラノ中央駅を利用される方はご一読をお勧めします。
*3:Senza corrente! (電気)不通

「マンドリン通信」 新しい出会いとコンサート

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私は現在、語学留学でイタリアに滞在していますが、次年度は音楽の知識習得とレッスンをしたいと思い、ミラノにある私立の音楽学校を訪ねました。友人の友人がその学校でレッスンを受けていることを聞き、情報を得たかったのです。

事務局は親切で、回答も明快でイタリアらしくない?と感じました。友人によるとイタリアとは思えない優秀さのセグレテリア(事務職員)だそうです。HPにはマンドリンのコースはありませんでしたが、登録している先生は居るとのことで、コース開設は可能だという返事でした。西洋音楽史・ソルフェージュ(西洋音楽の学習において楽譜を読むことを 中心とした基礎訓練のこと)は常設で問題なく受けられると。「検討してまた訪問します」と学校を出ました。

すると事務室に居合わせていた女性が私に声を掛けてきて、少し立ち話をしたところ、その学校でアコーディオンを教えているというロシアの女性でした。私が話している内容を全て聞いていたらしく、興味深そうに質問をしてきました。マンドリン奏者も何人か知ってること、自分の生徒のこと、日本の有名なアコーディオン奏者のCobaさんのことなどを、矢継ぎ早に話し掛けられました。

名刺交換をすると、「何かあったら遠慮なく連絡してね、頑張ってね!」と言ってくれ、新しい音楽での出会いに嬉しくなりました。後日、私のイタリアでの様子をメールで少し補足したところ、すぐ返事があり、「同じ音階だから弾いてみてね」とロシアにあるドムラというマンドリンに似た楽器の楽譜が添付されていました。また「マンドリンのコンサートがあれば是非とも行きたい」とあったので、早速2月のコンサートの予定を連絡しました。出来るだけ出会いを大切にしたいと思っているので、今後も機会を見つけて連絡を取って行きたいと思います。

mandorin17-12月13日夜21時より、LodiのAuditorium Tiziano Zalli というホールで以前このブログでもお知らせした、演劇「StraMilano」のコンサートがあり、知り合いの韓国人の友人Jさんを誘いました。ホールは800人位収容の広さで、観客もほぼ6割のまずまずの入りでした。舞台開始前に主宰者挨拶があったのですが、3人が代わる代わるの挨拶、そして最後はビデオ上映(10分位)で合計40分の前座(!)でした。このため、すっかりメンバーは集中力が欠けることとなり、最初は気分が盛り上がるスタートとは言えませんでした。

舞台にスポットライトが当たり、観客は当然演劇を集中して見ているので、オーケストラの細かいところまでは見てないようでしたが、オーケストラは小さい照明機具を譜面台に付けただけの演奏なので暗く、指揮者と演技者の両方が見えにくくとても神経を使いました。1時間30分以上の休憩なしの舞台のエンディング曲になったときはホッとしました。沢山の拍手と賛美の言葉を頂き、良いコンサートになったようです。ミラノ市内からかなり離れていた場所にも関わらず、これだけのお客様が来てくれたのはとても嬉しかったです。

mandorin17-2自宅まで親しいメンバーに車で送って貰いましたが、0時半をとうに回っており、夕食を取る時間がなかったのでお茶とチョコレートを少し食べてすぐ就寝しました。長い夜でした。日本のオーケストラですと、コンサートの後は必ず飲み会に流れるのですが、こちらではすぐ家に帰るといった場合が多いです。まあ、勿論いつも開始が21時で終了時間が23時は過ぎてますから当然かもしれませんが。。。

来週は、ミラノ市内での週末連続3夜のコンサートがあります(!)。私は土日だけ2回しか出られませんが。1週間前の今でさえ、まだ指揮者から演奏曲目は明らかになっていません。。。友人によると大体「・・・・」だと思うと。私は提案された26曲目の内、半分しか演奏しておらず、不安の日々となっています。当日のぶっつけとなるのか、楽しみな(?)コンサートです!