blog「Tuは何しに日本へ?(Perché sei venuto in Giappone nel 2015?)2015年版 
『番外編:日本語講座OGの日本滞在記』」

今年の夏もイタリアから11人の大学生が日伊協会にやってきました。彼等の目的は「日本語・日本文化講座*」受講。午前中は日本語特訓、午後は茶道、書道、華道、歌舞伎といった伝統的な日本文化から、今の日本のカルチャーや世界で活躍する日本企業の会社訪問まで、今の日本を体験、学習して、暑い東京の夏をより熱く過ごします。

今年の夏もイタリアから11人の大学生が日伊協会にやってきました。彼等の目的は「日本語・日本文化講座*」受講。午前中は日本語特訓、午後は茶道、書道、華道、歌舞伎といった伝統的な日本文化から、今の日本のカルチャーや世界で活躍する日本企業の会社訪問まで、今の日本を体験、学習して、暑い東京の夏をより熱く過ごします。

このブログはイタリア人大学生が自分達の目で見、聞き、体験したことを自分達の言葉(日本語とイタリア語)で綴るリレーブログです。

今回は三年前に本講座を受講したOGのアレッシャさんがこの夏、再来日し、広島を始め、日本各地を訪ねていますので、彼女にブログ原稿をお願いしました。本講座のブログの「番外編」として、彼女の本講座の思い出と思い、そして今後の夢と、彼女の成長の姿をご覧下さい。尚、文中にも登場する日伊協会理事のハツヤレイコさんには彼女とのコーディネートにお力添えを頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。(原稿は基本的にそのまま掲載しております。固有名詞表記のみ補足)
2015-08-15-01
番外編:日本語講座OGの日本滞在記

皆さんこんにちは!イタリア人のアレッシャです。三年前日伊協会の日本語講座に通っていた。その時、ボローニャ大学の二年生だった。今その体験を思うたび、にっこりしないわけいられない。なぜなら、いい思い出ばかり思い出すからです。先生は皆優しくてまじめな人だったり、ホストファミリの皆さんや日伊協会の皆さんもいつでも手伝ったりしてくれましたから本当に感謝する。

今でも、三年後、この方々と連絡する。この講座に通っていてよかったと思う。皆さんのおかげで、日本語能力が非常に上達したと思う。しかし、私の一番好きなことといえば、きっと文化の授業だった。その授業を通じて、日本の文化を試して理解ことができると思う。そして、とても楽しかった!そして、特に日本に働きたい人のため、会社の訪問もとても便利で面白いと思う。

三年前、ボローニャ大学の学生だけこの講座に通うことができたが、今イタリアの全国の学生は通っていることができるようになってよかったと思う。皆さん、この素晴らしい体験を生かしてください!

今回日本に来られたきっかけは神奈川大学の交換留学だ。今までこれも素晴らしい体験だと思う。三年前よりもっと時間があるから、できるだけ旅行したいと思っている。
2015-08-15-02
先週、広島と宮島へ行ったことがある。「今年70原爆記念日を起こったから、ぜひ行きたい」と思った。初めてだったからとても楽しみしていた。八月六日広島に着いて、広島の平和公園と博物館を訪ねた。夜になってきた時、灯篭流しも見た。景色は素敵で、本当に感動した。

一番強い印象は、今広島を見ると、70年前原爆があったのをあまり信じられない。なぜなら、Aドームはさておき、普通の町として現れている。木がいっぱいあるし、高くて新しい建物も建てられているし、人々はふつうの生活をしている。広島は再び生まれた漢字があった。それなのに、皆70年前のこと絶対忘れないことが非常に大切だ。忘れないと、歴史は繰り返さないことができる。

この三日間で、日伊協会のはつやレイコ(ハツヤレイコ)さんが案内してくださってありがたい。レイコさん行ったとおり、広島の人たちはアメリカのこと全然憎まないそうだ。原爆はアメリカ人のせいじゃなく、戦争のせいだったから。とてもいい考え方だと思う。恨みを抱いたら、憎しみを止められない。だから、チャンスがあれば、皆さんぜひぜひぜひ広島へ行ってください。直接に見たら、この感じはすぐわかると思う。

もうすぐ帰国するつもりだけど、これから日本語の勉強を頑張る。二年前ボローニャ大学を卒業して、今ヴェネツィア大学の院生だ。帰ってから卒業したいと思っている。将来のことまだあまりわからないけど、いつか日本に戻りたい。そして、専攻は古典語になったから、古典語で書いてある文章を翻訳したい。

これからも頑張ります!よろしくお願いします!

*「日本語・日本文化講座」は日本からイタリアへ文化発信する事業に助成することにより、日伊双方向の交流促進を目的として設置された日伊文化奨励基金の一部が活用されています。