blog「Tuは何しに日本へ?(Perché sei venuto in Giappone nel 2015?)2015年版 
8/19 歌舞伎見学」

今年の夏もイタリアから11人の大学生が日伊協会にやってきました。彼等の目的は「日本語・日本文化講座*」受講。午前中は日本語特訓、午後は茶道、書道、華道、歌舞伎といった伝統的な日本文化から、今の日本のカルチャーや世界で活躍する日本企業の会社訪問まで、今の日本を体験、学習して、暑い東京の夏をより熱く過ごします。

今年の夏もイタリアから11人の大学生が日伊協会にやってきました。彼等の目的は「日本語・日本文化講座*」受講。午前中は日本語特訓、午後は茶道、書道、華道、歌舞伎といった伝統的な日本文化から、今の日本のカルチャーや世界で活躍する日本企業の会社訪問まで、今の日本を体験、学習して、暑い東京の夏をより熱く過ごします。

このブログはイタリア人大学生が自分達の目で見、聞き、体験したことを自分達の言葉(日本語とイタリア語)で綴るリレーブログです。(原稿は基本的にそのまま掲載しております。固有名詞表記のみ補足)

2015-08-19-03今日は、日本語の授業の私と友達は歌舞伎を見ました。

私たちは地下鉄で行きました、銀座駅で降りました。

後で私たちは歩いて、歌舞伎座に行きました。

歌舞伎の光景は復讐についてでした。

光景は難しいが、でも面白かったです。

後で、私たちはお駆除庭園(屋上庭園)に行ってきました。きれいでした!

後で 、私たちは家に帰りました。

それは非常に楽しい一日でした!

カルロッタ·ヴィラ

2015-08-19-02

Oggi dopo la lezione di lingua giapponese siamo andati a vedere uno spettacolo Kabuki.

Abbiamo preso la metro e siamo scesi alla stazione Ginza, dopodiché abbiamo camminato fino al Kabukiza, il teatro.

Lo spettacolo parlava di vendetta. Era molto difficile ma interessante.

Dopo lo spettacolo siamo andati nel giardino sul tetto. Era molto bello!

Infine, siamo tornati a casa.

È stata una giornata molto interessante!

Carlotta Villa

2015-08-19-01

(事務局からのひとこと)

一昨年に続いて2回目の歌舞伎鑑賞です。昨年は適当なプログラムがなかったので行いませんでしたが、今年は時代物と舞踊の組み合わせで、外国人にも歌舞伎らしい演目で楽しめるのではないかと考えて実施しました。

プログラムは、まず≪ひらかな盛衰記―逆櫓≫が時代物で筋が複雑でなかなかストーリーを理解するのは困難なところがありますが、後半は派手な立ち回りがあり見て楽しめたのではないかと思います。次が舞踊で≪京人形≫、これはそのまま楽しめたのではないかと思います。

随伴をお願いした若林さんからは、「彼らの質問で「黒子」を教えられたのが一番有意義で良かったことです。それに、その質問も良かったし、私が教えた「黒子」をその子が皆にkuroko,kurokoと教えていたのが良かったと思いました。学生に良い体験を与えるのは意味がありますね。皆も若くて吸収率が高いのは羨ましいです。」との感想をいただきました。

また同行していただいた増田先生からは、「おかげさまで、学生たちは初めての歌舞伎を楽しんでいた様子でした。「ひらかな盛衰記」は、英語のあらすじは読んでいたようではありますが、やはりよく話がわからず、皆、目が点になっていましたが、若林様にあらすじをイタリア語でおしえていただけたので、皆とても助かったと思います。「京人形」は、コミカルな動きに皆、笑顔でした。特にイレーネさんはイタリアでもダンスの講師をしているので、日本舞踊に大変興味を持ったようです。歌舞伎の後は、若林様に5階の庭園をご案内いただきました。」との感想をいただきました。

(山田記)

*「日本語・日本文化講座」は日本からイタリアへ文化発信する事業に助成することにより、日伊双方向の交流促進を目的として設置された日伊文化奨励基金の一部が活用されています。