≪日伊協会後援≫ | |
1962年より現在の赤坂に協会事務所を構える日伊協会は、これまでも地元赤坂の文化振興に様々な形で協力して参りました。 今般、赤坂無形文化振興会様主催による「赤坂オペラコンサート 甦れ!赤坂オペラ」が開催されることとなり、当会は後援をすることになりました。振興会様のご配慮により、日伊協会会員及び受講生の方には特別料金でご入場できることになりました。ご関心のある方は是非お申込み下さい。尚、申し込みはカンフェティチケットセンターまでお願い致します。 | |
日本初のオペラ・ハウスは、新国立劇場といわれますが、実は、はるか昔の大正5年、赤坂見附(現サントリー)にオープンした「ローヤル館」こそ、その魁です。 帝劇でバレエとオペラの指導をしていたイタリア人、ジョヴァンニ・ヴィットーリオ・ローシーが、退職金と渋澤栄一等からの寄付を投じて創設。田谷力三はオーディションでローシーに見出しされローヤル館で日本人初のテノール歌手となり、藤原義江はローヤル館大阪公演で田谷の歌声に魅了され新国劇からオペラ界に転じ、後に赤坂で藤原歌劇団を旗揚げしました。二人とも有名な浅草オペラのスターですが、出発点は赤坂なのです。 当時イタリア大使館とローシーの自宅兼稽古場は霞が関の三年坂で最寄り駅は溜池電停。「赤坂の先生宅」と呼ばれました。ローヤル館の閉鎖後は浅草に場所を移してより庶民的になり大流行した日本語のオペラですが、田谷の歌唱は「正統派」の「ローヤル館オペラ」を貫きました。ローシーが目指した上品で本格的な日本語によるオペラを私たちは「赤坂オペラ」と名付け、より広く親しみやすい「粋と雅とハイカラ」な赤坂美学を具現化した、新しい皆で作り上げるオペラとして復興することを目指しています。 このコンサートはその「前奏曲」ともいえるもの。日本オペラの原点は赤坂にあり!ということを皆様に知っていただき、オペラに初めて触れる方、赤坂にお越しになったことがない方にも気軽にご来場いただくことを望んでいます。歌手は新国立劇場の舞台に立ったり、二期会の主役を務めるなど一流の方々。訳は角岳史。「赤坂オペラとは?」の楽しいトークと素晴らしい歌唱をお楽しみくださいませ。 | |
日 時:2022年10月20日(木) 昼 14:00開演 / 夜 18:30開演 (昼夜2公演・同内容) 会 場:赤坂区民ホール(赤坂区民センター内) 〒107-0052 港区赤坂4-18-13 地下鉄 赤坂見附駅(A出口)、青山一丁目駅(4番出口)より徒歩10分、赤坂駅より徒歩15分 金額(各回):日伊協会会員・受講生 3,500円 一般 4,000円 全席自由(開演90分前より整理券を配布します) | |
日伊協会会員の皆様へのご優待 |
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