『日伊文化研究』第61号

『日伊文化研究』第61号

特集「ファシズムの到来から一世紀」

日本におけるイタリア=ファシズムの光芒―戦前・戦中の言論界はファシズムをいかに評したか………… 藤岡 寛己

それでもムッソリーニは参戦を選んだ―ムッソリーニ論余滴………… 高橋 進

イタリア併合、ファシズムの台頭とトリエステ―諸民族の交差点から民族防衛の牙城、東の玄関口へ………… 濱口 忠大

ヴォルペとクローチェ―一九二〇~三〇年代におけるイタリアとファシズムに関する歴史記述………… 倉科 岳志

ファシズム期における歌舞伎のイタリア公演をめぐって………… 衣笠 弥生

自由課題

トスカーナ大公の宮廷建築家ブオンタレンティ―舞台芸術における貢献を中心に………… 渡辺 真弓

書 評

『トスカーナ・オルチャ渓谷のテリトーリオ―都市と田園の風景を読む』
『南イタリア都市の空間史―プーリア州のテリトーリオ』………… 福村 任生

新刊 紹介

『啓蒙期イタリアの演劇改革』菊池 正和/『ジャコモ・レオパルディ』霜田 洋祐/『カラヴァッジョ』吉住 磨子/『ネオレアリズモ』石田 聖子/『あの音を求めて』馬場 康雄/『ラヴェンナ』西村 善矢
/『近世東地中海の形成』飯田 巳貴/『イタリア料理の誕生』北村 暁夫/『セリエA発アウシュヴィッツ行き』堤 康徳/『イタリアのフルインクルーシブ教育』小谷 眞男

・イタリア関係図書刊行目録

・恵贈図書目録

・投稿規定

価格(税込み)2,500円