連続文化セミナー「チェーザレとその時代」 ミュージカル・チケット付
『チェーザレ 破壊の創造者』ミュージカル上演記念 (明治座とのコラボレーション企画)

文化 日本語

累計140万部突破の大ヒット歴史漫画『チェーザレ 破壊の創造者』が明治座にて2020年4月、ミュージカルとなって新たに誕生します。

本セミナーは、ミュージカルをより深く楽しむために、群雄割拠するルネサンス・イタリアの戦乱の時代をチェーザレ・ボルジアがどのように生きたのか、その足跡を、当時のイタリアの政治、宗教、文化からたどっていきます。

一般には知られていない教皇国家の状況や、ボルジア家とメディチ家との関係、そしてチェーザレとダ・ヴィンチとの関係などを『チェーザレ 破壊の創造者』の監修者である原基晶氏をはじめ、それぞれの分野の専門家が4回にわたって解説します。

今回は明治座様とのコラボ企画として、本セミナー受講生限定でS席チケットを特別料金でご提供する大変お得なセミナーとなっております。

時間はすべて18:30~20:00
会場はすべてゲーテ・インスティトゥート東京2F207セミナールーム(日伊協会より徒歩1分、下図参照下さい)

回数 開催日 テーマ 講師
第1回
12/20(金) チェーザレとその時代 ガイダンス 原 基晶
(東海大学専任講師
イタリア文学者)
第2回
1/31(金) 軍師レオナルド
― 戦乱のイタリアとチェーザレ・ボルジア
池上 英洋
(東京造形大学教授
美術史家)
第3回
2/7(金) チェーザレが生きた時代の都市ローマ
― 再生を目指す都市の光と闇
原田 亜希子
(慶應義塾大学非常勤講師
歴史家)
第4回
3/27(金) マキャヴェッリはチェーザレ・ボルジア
に何を見たのか
原 基晶
(東海大学専任講師
イタリア文学者)
受講
回数
会員 受講生
一般
備考
全4講座 19,000円 24,000円 *ミュージカルS席チケット1枚<税込み定価13,000円>含む

**3~1講座受講の方はお申込フォーム上で
ご希望の回を選択下さい。

3講座 18,000円 21,000円
2講座 16,000円 18,000円
1講座 14,000円 15,000円
ミュージカル・チケットは、下記日程の中からお選びください。各回45枚限定販売
昼公演は舞台の裏側が見学できる、特別バックステージツアー(無料:各回15名以上で催行)付

観劇日時 開演時間 特記 備考
4月24日
(金)
13:00 特別バックステージツアー付 
集合11:20(予定)
大好評につき
満席になりました
4月30日
(木)
18:30
5月1日
(金)
13:00 特別バックステージツアー付 
集合11:20(予定)
ご好評につき
追加販売致します
5月9日
(土)
17:00 残席少

mousikomi

12/20(金) 第1回 チェーザレとその時代 ガイダンス

チェーザレ・ボルジア肖像
作者不明 ローマ・バルベリーニ宮殿


第1回では、チェーザレ・ボルジアとはいかなる人物であったのかをお伝えします。

スペインのカタルーニャ出身のボルジア家とはどのような家だったのか。

どうしてイタリアの教皇庁に根を張るようになったのか、という彼らのそもそもの出発点から、劇画とミュージカル『チェーザレ 破壊の創造者』の主人公であるチェーザレ・ボルジアと彼の後ろ盾となった父アレクサンデル6世の人物像などを中心にお話しします。

日本では、ルネサンスは華麗な絵画などで知られていますが、ここでは、彼らの活躍をリアルに感じられるよう、分裂し、戦争の絶えなかったイタリアの混迷を極めた時代状況に焦点をあてていきます。

<講師プロフィール>
 原 基晶(はら もとあき)

イタリア文学研究者、東海大学専任講師。 ダンテ『神曲』の翻訳(講談社学術文庫)や、惣領冬実 のマンガ『チェーザレ』(講談社)の監修者として活躍中。

申込名 開催日 時間 参加費*S席1枚含む 備考
第1回目 12/20(金) 18:30

20:00
会員 14,000円 終了
受講生
一般
15,000円

mousikomi

1/31(金) 第2回 軍師レオナルド ― 戦乱のイタリアとチェーザレ・ボルジア

レオナルドによる兵器のスケッチ


2019年は、レオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年にあたります。

これを記念して国内外で大規模な回顧展が予定されており、その準備のために、ここ数年でレオナルド研究が盛んにおこなわれてきました。

そのおかげで、レオナルドのしたこととその実像、そして彼が抱いていた構想などが一層明らかになっています。

レオナルドの手稿から
CG復元した兵器
(東京造形大学のプロジェクトより)


よく知られているように、レオナルドは一時期、チェーザレ・ボルジアの教皇軍で軍事技師の任にあたっていました。

本講座では、当時の政治や軍事の状況をふまえつつ、軍師・軍事技術者としてのレオナルドの活動を見ていきましょう。

そしてルネサンスのイタリアを代表する二人の強烈な個性が揃った場面を、一緒に想像してみましょう。

<講師プロフィール>
 池上 英洋(いけがみ ひでひろ)

東京造形大学教授、美術史家。1967年広島生まれ。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。専門はイタリアを中心とした西洋美術史・文化史。著書に『レオナルド・ダ・ヴィンチ』(小学館)、『ルネサンス三巨匠の物語』(光文社)、『西洋美術史入門』『死と復活』『レオナルド・ダ・ヴィンチ 生涯と芸術のすべて』(いずれも筑摩書房)など。日本文藝家協会会員。

申込名 開催日 時間 参加費*S席1枚含む 備考
第2回目 1/31(金) 18:30

20:00
会員 14,000円 終了
受講生
一般
15,000円

mousikomi

2/7(金) 第3回 チェーザレが生きた時代の都市ローマ ― 再生を目指す都市の光と闇

≪ローマの景観≫
ハルトマン・シェーデル『世界年代記』より ニュルンベルク、1493年、木版画


第3回では、チェーザレが生きた時代である15世紀後半から16世紀初頭にかけての都市ローマの様子をお話しします。

古代に栄華を極めた都市ローマですが、中世には衰退の一途をたどります。そんな都市ローマの起死回生の機会となったのが、1420年に南仏のアヴィニョンに移転していた教皇庁が帰還したことでした。

以後、歴代の教皇のもとでローマは政治、経済、文化の中心としての都市の再生が目指され、まさにチェーザレの時代にルネサンスの中心として華々しい発展を遂げることとなります。

しかしその一方で、ローマにはいまだ中世的負の要素も色濃く残り、イタリア内の目まぐるしく変わる政治情勢の影響や世紀末の混乱が、都市に大きな影を落としていたことも見逃せません。

チェーザレが実際に目にした、光と闇が交錯する当時のローマの社会・政治状況を、同時代人が残した史料をご紹介しながら紐解いていきたいと思います。

<講師プロフィール>
 原田 亜希子(はらだ あきこ)

慶應義塾大学非常勤講師。歴史家。近世イタリア史、特に都市ローマの歴史を研究している。慶應義塾大学大学院博士課程修了。博士(史学)。イタリア政府奨学金にてローマ第三大学に、日本学術振興会若手研究者海外派遣プログラムにてボローニャ大学に留学。現在NHKテレビ「旅するイタリア語」の監修を務める。

申込名 開催日 時間 参加費*S席1枚含む 備考
第3回目 2/7(金) 18:30

20:00
会員 14,000円 終了
受講生
一般
15,000円

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3/27(金) 第4回 マキャヴェッリはチェーザレ・ボルジアに何を見たのか

マキャヴェッリ肖像
サンティ・ディ・ティート作 フィレンツェ・ヴェッキオ宮殿

第4回では、マキャヴェッリの描くチェーザレ・ボルジア像についてお話します。

ルネサンス当時から外国(スペインのカタルーニャ地方)出身の僭主として悪評の高かったチェーザレが、現在の世界において、ときにイタリア統一という志を持った人物として描かれるようになったのは、政治思想家マキャヴェッリの著した『君主論』において、彼が非常に高く評価されたことによります。

ここでは、マキャヴェッリがチェーザレに何を見たかを確かめることで、僭主のような政治家が雨後の筍のように生まれてくる今の時代に、ルネサンスの梟雄チェーザレの物語を読む意味を探っていきます。

<講師プロフィール>
 原 基晶(はら もとあき)

イタリア文学研究者、東海大学専任講師。 ダンテ『神曲』の翻訳(講談社学術文庫)や、惣領冬実 のマンガ『チェーザレ』(講談社)の監修者として活躍中。

申込名 開催日 時間 参加費*S席1枚含む 備考
第4回目 3/27(金) 18:30

20:00
会員 14,000円 中止
受講生
一般
15,000円

mousikomi


日伊協会から徒歩1分のところです。

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2019年連続文化セミナー 須賀敦子が遺したもの - 日本とイタリアのあいだで《全6回》
第6回 須賀敦子を魅了した現代イタリアの作家(3)
ナタリア・ギンズブルグ ~ 「作家」須賀敦子への道をひらいたもの ~

文化 日本語

コルシア書店にて
(写真提供:河出書房新社)


身近な話題をも上質の文体に包み込む須賀敦子の魅力は、没後 20 年余りを経てなお、色あせることがありません。

存命なら今年 90 歳。ひょっこりこの世にもどってきたら、ミラノの街角で自分の足跡をたどる日本人旅行者の姿にえっ?とまん丸にした目を、やがて笑顔に包みこむことでしょう。

持ち前の知性でとらえた「別の目のイタリア」を、彼女の人となり、日本語⇔イタリア語双方の膨大な翻訳、晩年 10 年足らずで開花させた作家としての仕事を軸にさぐります。

レオーネ・ギンズブルグと新婚の頃

ミラノ時代に夫ペッピーノから「きみ向きの本」と渡されて夢中で読んだナタリア・ギンズブルグの新刊書 Lessico famigliare。日本語に翻訳したい!との熱い想いは、 20年後に『ある家族の会話』となって実を結びます。

「この人の作品に出会わなかったら、自分は一生、ものを書かなかったかも知れない」と言わせるほどに須賀を魅了し、彼女の前に作家への道を開いたものは何だったのでしょうか。

ユダヤ系としてファシズム時代を生きたナタリア自身の家族を登場人物とするこの自伝的小説と、その直前に出版されたエッセイ集『小さな徳』では、文の流れもリズムも大きく異なります。

晩年を暮らしたローマ、カンポ・マルツィオ広場

母親となって筆をとった『小さな徳』が『ある家族の会話』とは異質の説得力で読者を惹きつけるのは、10代で小説を書き始めた頃の「男のように書きたい」想いが、感情に流れることのない文体となって息づいているからかもしれません。

ナタリアのさまざまな声の彩(あや)に耳を傾けてみたいと思います。

<講師プロフィール>

 白崎 容子(しらさき ようこ)
東京外国語大学修士課程修了。 元慶應義塾大学教授。 訳書にG.ロダーリ『二度生きたランベルト』(平凡社)、M.プラーツ『官能の庭』『ローマ百景』(ともに共訳、ありな書房)、 『ピランデッロ短編集 カオス・シチリア物語』(共訳, 白水社 第1回須賀敦子翻訳賞受賞)、 『ウンベルト・エーコの〈いいなづけ〉』(NHK出版)、N.ギンズブルグ『小さな徳』(河出書房新社)など。

『ゲーテ・インスティテュート東京2F207セミナールーム』※第1~5回目と同様の会場です。日伊協会から徒歩1分のところです。

申込名 開催日 時間 会場 参加費 備考
SUGA
-6
10/19(土) 17:00

18:30
ゲーテインスティツゥート
東京2F207
セミナールーム
会員 2,000円 終了
受講生
一般
3,000円

※こちらの連続文化セミナーは全 6 回、すべて同じ時間帯・受講料・会場で開催いたします。

申込名 回数 開催日 テーマ 講師
SUGA-1 第1回
終了
4/20(土) 序論 - 日本の須賀敦子
・須賀敦子のイタリア
白崎 容子
(元慶応義塾
大学教授)
アンドレア
フィオレッティ
(東京外国語大学
特任准教授)
SUGA-2 第2回
終了
5/18(土) 須賀さんの思い出
― その足跡をたどりながら
木村 由美子
(河出書房新社
編集者)
SUGA-3 第3回
終了
6/22(土) 須賀敦子と翻訳
- 日本とイタリアを
往還する眼差し
アンドレア・
フィオレッティ
(東京外国語大学
特任准教授)
高田 和広
(日伊協会講師)
SUGA-4 第4回
終了
8/3(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(1)
アントニオ・タブッキ
~ 境界の喪失 ~
森口いずみ
(東京外国語大学
講師)
SUGA-5 第5回
終了
9/14(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(2)
エルサ・モランテ
~ 語りの魔術師 ~
北代 美和子
(翻訳家)
SUGA-6 第6回
終了
10/19(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(3)
ナタリア・ギンズブルグ
~「作家」須賀敦子への道を
ひらいたもの~
白崎 容子
(元慶応義塾
大学教授)

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《第1回》イタリアワイン講座 開講記念
ワイン生産者が語る『アルベラータ・アヴェルサーナ』
~エトルリア時代から続く伝統農法の復権で世界遺産登録へ~

文化 伊語 通訳 食事

『イタリアワイン6000年』と言われますが、その農法は様々です。今回はエトルリア時代(紀元前8-1C)から続く伝統農法『アルベラータ・アヴェルサーナ』をご紹介。これはポプラやニレの並木を支柱にする葡萄栽培法です。収穫は人がハシゴで約15メートルの高さまで登り手摘みで行います。そのユニークさは17世紀の絵画のモチーフにもなりました。

しかし経済効率優先の時代の流れのなかで次第に忘れ去られ、スローフード協会の絶滅危惧食材にも認定。数軒の農家が協力し試行錯誤を重ね高品質なワイン造りに成功。その味わいはミシュランの星付きレストランでも採用されるほどの妥協を許さないこだわりです。現在はユネスコの世界無形文化遺産登録を目指しています。

今回は生産者アルベルト・ヴェルデ氏が初来日。本邦初公開のワインと日本が世界に誇るユネスコ無形文化遺産である和食の『お寿司』とのペアリングを体験します。お寿司は、日本全国各地の郷土寿司の発掘・継承を続けている『酢飯屋』の岡田大介氏に登場いただきます。ともに『失われゆく伝統的な食文化の復活』という共通点をもつおふたりの食のセッションをお楽しみに!


<講師プロフィール>

アルベルト・ヴェルデ氏
カンパーニャ州カゼルタ県アヴェルサのワイン生産者Drengot創立。アルベラータ・アヴェルサーナ・プロジェクトの中心的人物。

台風19号の影響により、イタリアから日本向けのフライトが軒並みキャンセルとなり、アルベルト・ヴェルデ氏の来日が不可能となりました。アルベルト氏に代わり、Drengot社エクスポート・マネージャのアントネッラ・バルビエリ女史に急遽変更されることになりました。ご了承下さい。

写真©reiko masutani


<講師プロフィール>

岡田大介氏
文京区の完全紹介予約制の寿司屋『酢飯屋(すめしや)』代表。日本各地の郷土寿司を発掘し広める。ユニークな活動は海外でも紹介。著書『季節のおうち寿司』(2016)PHPなど。

司会:櫻井芙紗子

ボローニャ国際児童図書展など出版の仕事を経て独立、イタリアでソムリエ資格取得。ヴィアッジョ・ヴィーノ代表。日伊協会理事。

日 時:2019年10月18日(金)19:00~20:30 受付開始18:30
講 師:アルベルト・ヴェルデ氏、岡田大介氏
参加費:会員 4,000円 一般 4,500円 ワイン試飲、和食(お寿司)とのペアリング込み
定 員:40名(先着順)
会 場:ゲーテ・インスティテュート東京2F207セミナールーム (日伊協会から徒歩1分)
          〒107-0052 東京都港区赤坂7丁目5−56

申込名 開催日 時間 会場 参加費 備考
E1018 10/18(金) 19:00~
20:30
ゲーテ・インスティテユート
東京2F207
セミナールーム
会員 4,000円 終了
受講生
一般
4,500円


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イタリア留学&旅行セミナー 2019秋
イタリア語学学校&日伊協会 イタリア語体験レッスン

文化  伊語 通訳 無料

 イタリアと日本の学校で行われているイタリア語の授業を、実際に体験していただける機会をご用意しました。

特に初めてイタリア語を学ぶ方は、両方を体験していただけます。

ローマにある人気の語学学校「ディリット校」は、独自のメソドのレッスンを展開しています。

日伊協会でもこの「ディリット方式」を、総合コースや授業をそのまま体現したクラス「とことんイタリア人になろう」等で取り入れています。

ディリット校のレッスンでは、授業を体験して頂くだけではなく、課外活動やローマ滞在のノウハウなど、イタリアでの生活の楽しみ方についてもご紹介します。

イタリア留学に興味のある方、イタリア語を勉強中の方、お気軽にご参加ください。

日 時:2019年11月 6日(水)

1)DILIT校体験レッスン
①E1111-D1『入門・初級』 14:00~15:20
②E1111-D2『中級・上級』 12:30~13:50

2)日伊協会体験レッスン
③P-Ph『入門』    12:30~13:30

*入門レベルの方は、DILIT校および日伊協会 両方を体験していただけます
*ご自身のレベルに合った時間帯にてご予約ください*

<講師プロフィール>

Lucia VIOLA (ローマ ディリット校)
押場 靖志 (日伊協会 イタリア語主任講師)


【イタリアに留学してみたい、長期滞在してみたい。。。

日伊協会留学冊子「Il Milione」無料配布しております。
また留学相談も無料で行っております。

申込名 開催日 時間 会場 参加費 備考
E1111-D1
E1111-D2
P-Ph
11/11(月) 14:00~15:20
12:30~13:50
12:30~13:30
青山石川
記念ルーム
201
無料
要事前
予約
終了


mousikomi

《第8回》日伊文化交流 秋のフェスタ 2019

文化 軽食
イタリアと日本の文化交流がより深まることを願い、イタリア好きの多くの人々が心から触れ合える場として、”Festa”を毎年開催しています。今年は会場も新たに魅力的な企画を多数ご用意して皆様のご来場をお待ちしております。

内 容
会場A:メインホール

(1)講演『人間 ルキノ・ヴィスコンティ』  14:00-14:45

イタリアを代表する映画監督ルキノ・ヴィスコンティは、ひとりの人間として実にさまざまな顔を持っていました。その顔について映画作品を通じて立体的に浮き彫りします。

案内人としてライター、翻訳家の岡本太郎氏に講演いただきます。

ヴィスコンティの長編第一作『郵便配達は二度ベルを鳴らす』は、イタリア映画史上最大のムーヴメントであるネオレアリズモの誕生を告げた。そして後年、同時代の巨匠たち同様、あるいはそれ以上にヴィスコンティの作風はドラマティックに変化してゆく。

『若者のすべて』、『山猫』といった歴史の一幕を綴る傑作を経て、『地獄に堕ちた勇者ども』に始まる、デカダンスが主調をなすドイツ三部作へ。

それはイタリア社会の変容に沿ったものではなく、おそらく作家自身の内的な必要性にかられたものだった。しかし同時に、その根底にはヴィスコンティ一流の、ある”絵画的”美意識が貫かれていた。

ヴィスコンティ映画の礎をなしたとも思えるそのロマン主義的とも言える美意識について、初期の作品に着目しながら考えてみたい。

<講師プロフィール>
岡本太郎氏 ライター、翻訳家。イタリア映画の字幕翻訳を数多く手掛け、イタリア映画祭の監修も務めた。
(2)ラッフル(抽選会)15:15-15:45

日伊協会では日本の文化をイタリアへ発信する事業を助成することを目的の『日本文化奨励基金』拡充の為、日伊協会の法人会員様他から提供される豪華な景品(日本─イタリア往復航空券をはじめ数々の魅力的な品々等)が抽選で当たるラッフル券(1枚500円)を当日販売します。

ラッフル売上金は毎年夏期に日伊協会が主催する『イタリア人学生のための日本語・日本文化講座』の助成に充てられます。みなさま奮ってご参加のうえ、活動をご支援ください。

(3)特別映画上映会 ルキノ・ヴィスコンティ監督作品『家族の肖像』17:00-19:30
  事前解説・アフタートーク 押場靖志氏(NHKイタリア語講座講師)

美しきものを追い求めよ。ヴィスコンティの絢爛たる世界が、今、ここに甦る。ヴィスコンティ生誕110周年、没後40周年を記念しデジタル化。ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞受賞。

バート・ランカスター、ヘルムート・バーガー、シルヴァーナ・マンガーノ、クラウディア・カルディナーレなど豪華キャストが競演。

(あらすじ)18世紀イギリスで流行した< 家族の肖像>と呼ばれる家族の団欒画のコレクションに囲まれて、ローマの豪邸に一人暮らす老教授。失われゆくものたちに埋もれ、孤独に生きていた彼の生活が、ある家族の闖入によって掻き乱されていく…。(c)Minerva Pictures 配給:ザジフィルムズ

NHKイタリア語講座の人気講師、押場靖志氏による映画解説で、より深く分かり易く作品を理解します。

会場B:ロビー(終日 13:00-17:00)
会場B:ホワイエではイタリアならではの味、お買い物が楽しめる”Il Mercato (イル・メルカート)” を開催いたします。

ドリンクとおつまみ類のアペリティーヴォ感覚でイベントをお楽しみ下さい。

飲食券チケット制です。飲食券チケットは10枚綴り1,000円にて販売、事前購入に加え当日販売もご利用ください。お連れ様とシェア可能です!

◎当日混雑が予想されるため参加申込時に同時購入がお勧め(当日受付時入場チケットとともにお渡しします)

※ご注意※未使用チケットの払戻しはいたしません。あらかじめご了承ください。未成年の方とお車を運転される方にはお酒を販売いたしません。

白金台『アルベロ・ネーロ』☆ヴェネツィア・バーカロ風“チケーティ”各種 200円

映画『ベニスに死す』の舞台、ヴェネツィアのバーカロのおつまみです。

バッカラ・マンテカート(干鱈のペースト)や、サオール地方のサーディンなど本場ヴェネツィアの味をお楽しみください!

(料理長 飯田さん、店長 北原さん)

奥神楽坂『マチェライオ ブルッチャ・ブルッチャ』☆牛肉の“ブレザオラ” ☆牛モツ煮“ランプレドット”各500円

ミラノ大公ヴィスコンティ家のルーツ、ロンバルディア地方の牛肉のブレザオラをご用意します!自慢のランプレドットは小皿でどうぞ!

(代表 榎本さん ”マチェライオ” 猪狩さん)

江戸川橋『フォカッチェリア・アルタムーラ』☆プーリア風“フォカッチャ”各200円

野菜とオリーブオイルをたっぷり使ったセモリナ粉ベースのヘルシーなフォカッチャです。

ピニョレット種のスパークリングワインやカベルネソービニヨン種の赤と相性抜群です!

(店長 山本さん)

富士見ヶ丘『パスティッチェリアバール ピノッキオ』
☆ヴィスコンティ作品で巡るイタリア 焼菓子6種類セット 400円 
☆ラム酒たっぷり “ババ” 1個200円(数量限定)

ヴィスコンティ映画にちなんだイタリア各地の郷土菓子をお得なセットでどうぞ!

自慢のババはスパークリングと。…全て本場のレシピです!(店長 岩本さん)

ヴィスコンティ伯爵家のワインで乾杯し映画を観よう!
コッリ ボロニェージ クラッシコ ピニョレット スプマンテ(スパークリング白)
カベルネ ソーヴィニヨン リゼルヴァ (赤)
いずれもグラス特別価格 500円 ※数量限定※

ヴィスコンティ・ディ・モドローネ伯爵、ヴィスコンティ監督の甥。コンテ(Conte)の称号を継承。近年D.O.C.G.に昇格したコッリ・ボロニェージ地区のワインの品質向上に大きく貢献。

イタリア野菜特別販売  トキタ種苗

イタリア野菜を日本に定着させる種苗メーカートキタ種苗が旬のイタリア野菜を特別販売します。

トキタ種苗はイタリアに子会社を設立し、日本の気候風土に合わせた品種改良を行い、美味しい食べ方を提案しています。当日は個性豊かなイタリア野菜をご紹介致します。

イタリア音楽CD、DVD、書籍販売  タクト

神保町徒歩2分のお店です。イタリアコーナーではカンツォーネ・ポップスなどのCDやDVD、書籍を取り揃えております。

ヴィスコンティもあります!

日 時:2019年10月5日(土)14:00~20:00 受付開始13:30
参加費(要事前予約・事前入金):ラッフル券500円分(1枚)を含む
日伊協会会員/受講生、イタリア文化会館語学受講生、在日イタリア商工会議所会員
およびそれらの同伴者:(前売り)3,000円 一般 : 4,000円
                                     (当日)3,500円 一般 : 4,500円

会 場:ゲーテ・インスティテュート東京OAG(オーアーゲー)ホール (日伊協会から徒歩1分)
          〒107-0052 東京都港区赤坂7丁目5−56

申込名 開催日 時間 会場 前売 当日 備考
E1005 10/05
(土)
14:00~
20:00
ゲーテ・
インスティ
テユート
OAG
ホール
会員* 3,000円 3,500円 終了
一般 4,000円 4,500円

*会員(日伊協会会員/日伊協会イタリア語受講生、在日イタリア 商工会議所会員、およびそれらの紹介者)

mousikomi

特別セミナー 『イタリア語のなかのラテン語(そしてイタリア語をこえて)』 (同時通訳付き)
& イタリア語総合コース修了証 授与式

文化 伊語 日本語 通訳 軽食
“ Il Latino nell’italiano (e non solo …)”
イタリア語のなかのラテン語(そしてイタリア語をこえて… ) 

イタリア語では毎日のように使われるラテン語の表現。なかにはそうだと意識されないものもあります。当然のことだと言う人もいることでしょう。イタリア語はラテン語に由来する言語なのですから。

たしかにそうです。けれど今のイタリア語は、実のところ、もはやラテン語からは独立した言語であり、独自の形態を持つようになっています(このことは例えば冠詞を考えれば明らかです。日本人学習者を大いに喜ばせている冠詞(!?)ですが、じつはこれ、ラテン語にはなかったのです)。

日常のイタリア語で使われるラテン語の表現は、まるで「化石」のように時の流れのなかで変わることなく、今に伝わるものなのです。

この講座では、そんなラテン語の表現が、イタリア語のなかで、そしてイタリア語をこえて、どのように使われているのかをご紹介します。

Tutti i giorni usiamo espressioni latine, qualcuna quasi senza rendercene conto. Normale, si direbbe, dal momento che l’italiano deriva dal latino.

Ma il fatto è che, mentre la struttura linguistica italiana ha assunto delle forme proprie ed indipendenti (basta pensare agli articoli, diletto dei discenti giapponesi!), queste espressioni di uso quotidiano sono rimaste come “fossilizzate”, senza variazioni nel tempo.

Qui vedremo alcune di queste espressioni, senza peraltro limitarci all’italiano.

本講演はイタリア語で行われますが、当日は日伊協会の通訳養成クラス受講生による同時通訳が入ります。

<講師プロフィール> 

Riccardo AMADEI

Riccardo
AMADEI

講師:Riccardo AMADEI   リッカルド・アマデイ

ピエモンテ州トリノ出身。アレッサンドリャ《A.ヴィヴァルディ》音楽院ピアノ科卒。日本におけるイタリア語通訳・翻訳の第一人者として活躍。後進の育成にも尽力し、当協会での指導歴は30年を超える。


イタリア語総合コース修了証 授与式

上記のセミナーと併せてイタリア語総合コースの上級クラスの修了証授与式を行います。式のあとは日伊協会イタリア語講師も多数参加しての懇親会(ワイン・ソフトドリンクと簡単なおつまみ付)も予定しております。

みなさま、お誘い合わせの上、ふるってご参加ください!

申込名 開催日 時間 会場 参加費 備考
E0928 9/28(土) 16:00~
18:30
青山石川
記念ルーム
201
会員・受講生 1,000円 終了
大学生以下
一般 1,500円


mousikomi

日伊協会連続文化セミナー 「イタリアの名曲を歌う会」(2019年度秋冬講座)


実技 日本語
月2回、火曜日の午後(14:30~16:30)、イタリアの古典歌曲を中心に親しみやすい曲も交えて、歌の練習をするクラスです。

ご一緒にイタリアの名曲を楽しみませんか?歌唱の経験やイタリア語の知識の有無は問いません。

指 導:本村陽一(テノール、武蔵野音楽大学声楽科卒業。ミラノに2年間留学。カルチャーセンターで講師を務める。)

会 場:SHIBUYA HALL&STUDIO
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘15-17
★JR渋谷駅南改札西口より徒歩3分/渋谷グランベルホテル隣

参加費:前半・後半各3か月、各21,500円(日伊協会会員は前/後半どちらか1回のみ1,000円の特別割引が適用されます。)

(ご参考)春期講座ではイタリア人講師によるカンツォーネの関連講座もございます。
【入門】カンツォーネで学ぶイタリア語入門
【初級2】カンツォーネで学ぶイタリア語初級
【中級】イタリアン・ポップスを楽しもう

<講師プロフィール>
■本村 陽一(もとむら・よういち)
武蔵野音楽大学声楽科卒業。ミラノに2年間留学。カルチャーセンターで講師を務める。

●日程: (前期)10/1, 15, 11/5, 19, 12/3, 17 (後期)1/7, 21, 2/4, 18, 3/3, 17
*参加費: 会員は前/後期合わせて1回のみ1,000円の特別割引が適用されます

申込名 時間 会場 参加費 備考
S-SC3
(前期)
S-SC4
(後期)
14:30~16:30 SHIBUYA HALL&STUDIO
(下図参照)
前/後期各21,500円* 募集中


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2019年連続文化セミナー 須賀敦子が遺したもの - 日本とイタリアのあいだで《全6回》
第5回 須賀敦子を魅了した現代イタリアの作家(2) エルサ・モランテ ~ 語りの魔術師 ~

文化 日本語

コルシア書店にて
(写真提供:河出書房新社)


身近な話題をも上質の文体に包み込む須賀敦子の魅力は、没後 20 年余りを経てなお、色あせることがありません。

存命なら今年 90 歳。ひょっこりこの世にもどってきたら、ミラノの街角で自分の足跡をたどる日本人旅行者の姿にえっ?とまん丸にした目を、やがて笑顔に包みこむことでしょう。

持ち前の知性でとらえた「別の目のイタリア」を、彼女の人となり、日本語⇔イタリア語双方の膨大な翻訳、晩年 10 年足らずで開花させた作家としての仕事を軸にさぐります。

第5回 須賀敦子を魅了した現代イタリアの作家
(2)エルサ・モランテ ~ 語りの魔術師 ~


20世紀イタリアを代表する作家のひとり、エルサ・モランテ(1912-85)。代表作『嘘と魔法』と『歴史』は世界の文学史に燦然と輝く金字塔です。

モランテにはこの二大巨編を含めた長編四作のほかにいくつか珠玉の短編があります。それらのどの作品からも読者に語りかけてくる作者の「声」をはっきりと聞きとることができます。その声は作品ごとに異なり、決してひとつではありません。モランテはそれぞれの作品を語るのにふさわしい「声」を徹底的に追求した作家でした。

また短編はもちろん、900ページを超える長編においても物語を破綻なく大団円に導く精緻な構成はまさに「語りの魔術師」と呼ぶにふさわしく、読者を物語の世界にぐいぐいと引きこんでいきます。そこで繰り返し語られているのは「親子の近親相姦的な愛」であり「成熟の葛藤」です。

本講義では、近年本国でも再評価の声高いモランテの生涯と作品を俯瞰し、須賀敦子が「語りへの熱意と才能のかたまり」と称賛した小説家の魅力に迫ります。

<講師プロフィール>

 北代 美和子(きただい みわこ)
上智大学大学院外国語学研究科言語学専攻修士課程修了。翻訳家。東京外国語大学非常勤講師。日本通訳翻訳学会理事。訳書にアンジェロ・ペッレグリーニ『イタリア式料理の知恵』(晶文社) ロレンツァ・マッツェッティ『ふたりのトスカーナ』(竹書房) C・コスタンティーニ『バルテュスとの対話』(白水社)、エルサ・モランテ『アンダルシアの肩かけ』(河出書房新社)、『嘘と魔法』(河出書房新社)など。

大好評につき、より広い新会場を用意しました。日伊協会から徒歩1分のところです。

申込名 開催日 時間 会場 参加費 備考
SUGA
-5
9/14(土) 17:00

18:30
ゲーテインスティツゥート
東京2F207
セミナールーム
会員 2,000円
受講生
一般
3,000円

※こちらの連続文化セミナーは全 6 回、すべて同じ時間帯・受講料・会場で開催いたします。

申込名 回数 開催日 テーマ 講師
SUGA-1 第1回
終了
4/20(土) 序論 - 日本の須賀敦子
・須賀敦子のイタリア
白崎 容子
(元慶応義塾
大学教授)
アンドレア
フィオレッティ
(東京外国語大学
特任准教授)
SUGA-2 第2回
終了
5/18(土) 須賀さんの思い出
― その足跡をたどりながら
木村 由美子
(河出書房新社
編集者)
SUGA-3 第3回
終了
6/22(土) 須賀敦子と翻訳
- 日本とイタリアを
往還する眼差し
アンドレア・
フィオレッティ
(東京外国語大学
特任准教授)
高田 和広
(日伊協会講師)
SUGA-4 第4回
終了
8/3(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(1)
アントニオ・タブッキ
~ 境界の喪失 ~
森口いずみ
(東京外国語大学
講師)
SUGA-5 第5回
終了
9/14(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(2)
エルサ・モランテ
~ 語りの魔術師 ~
北代 美和子
(翻訳家)
SUGA-6 第6回
終了
10/19(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(3)
ナタリア・ギンズブルグ
~「作家」須賀敦子への道を
ひらいたもの~
白崎 容子
(元慶応義塾
大学教授)

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イタリア人学生の日本語・日本文化講座とのコラボレーションイベント
「お能」-実演と解説-のご案内

文化 日本語

日伊協会では、日伊双方向の文化交流を促進するため、様々な活動を行っておりますが、イタリアへの日本語と日本文化の普及活動の一環として、2010年より「イタリア人大学生のための日本語・日本文化講座」を実施しています。

今回、本講座において、日本の伝統文化である「能」の講座を企画しました。

日本人にとっても、知っているようで知らない伝統文化ですが、重要無形文化財総合指定保持者の高橋忍氏が、能の舞だけではなく、お面や衣装の
つけ方なども実際にご覧いただき、能の楽しさをわかりやすくご案内します。

夏のひと時を、イタリア人大学生との交流と合わせて楽しんでみませんか。

日 時:2019年8月20日(火)14:00~15:30
会 場:赤坂氷川神社
東京都港区赤坂六丁目10番12号
千代田線 赤坂駅/日比谷線・大江戸線 六本木駅/南北線 六本木一丁目駅/銀座線 溜池山王駅、
各駅より徒歩8分

講 師:高橋 忍 師、中村 昌弘 師 (金春流能楽師)

参加費:会員 2,000円 / 受講生 2,500円 / 一般 3,000円


高橋 忍(たかはし しのぶ):シテ方金春流能楽師。重要無形文化財総合指定保持者。

金春宗家直伝の芸風を継承し、その伝統に裏打ちされた格調高く端正な舞台は国内外で高く評価されている。

また、「能楽を一人でも多くの人に広めよう」を合言葉に、ワークショップ、小中学校での演能など多方面で能楽普及に尽力している。

申込名 開催日 時間 会場 参加費 備考
E0820 8/20(火) 14:00
~15:30
赤坂氷川神社 会員 2,000円
受講生 2,500円
一般 3,000円



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2019年連続文化セミナー 須賀敦子が遺したもの - 日本とイタリアのあいだで《全6回》
第4回 須賀敦子を魅了した現代イタリアの作家(1) アントニオ・タブッキ ~ 境界の喪失 ~

文化 日本語

コルシア書店にて
(写真提供:河出書房新社)


身近な話題をも上質の文体に包み込む須賀敦子の魅力は、没後 20 年余りを経てなお、色あせることがありません。

存命なら今年 90 歳。ひょっこりこの世にもどってきたら、ミラノの街角で自分の足跡をたどる日本人旅行者の姿にえっ?とまん丸にした目を、やがて笑顔に包みこむことでしょう。

持ち前の知性でとらえた「別の目のイタリア」を、彼女の人となり、日本語⇔イタリア語双方の膨大な翻訳、晩年 10 年足らずで開花させた作家としての仕事を軸にさぐります。

第4回 須賀敦子を魅了した現代イタリアの作家(1)
アントニオ・タブッキ ~ 境界の喪失 ~


須賀敦子がタブッキの存在を知ったのは、友人に勧められて手に取った『インド夜想曲』でした。

須賀さんが久しぶりにタブッキと顔を合わせたのは、1997年秋にタブッキ夫妻が初来日された時でした。

その折関西方面に出かけられた数日を除き、ご夫妻のアテンドとして箱根の温泉旅行も含め、ずっと行動を共にさせていただきました。

子供の頃祖父の話に耳を傾けるのが常だったヴェッキアーノに避暑に赴くと、今だに祖父の声が聞こえるようで、自然と物語が書きたくなること、語る“raccontare”ことへの思い入れなどさまざまな話をしてくださいました。

『供述によるとペレイラは・・・』で、なぜあれほど頻繁に Sostiene Pereira が繰り返されるのか、その謎についても解き明かしてくれました。

独り占めしておくのはもったいないので、タブッキの生の声を織り交ぜながら、自己と他者の境界を喪失させたり、分身(ダブル)を多用させたりするゲーム性の高い彼の文学世界に分け入っていこうと思います。

<講師プロフィール>

 森口 いずみ(もりぐち いずみ)
東京外国語大学修士課程修了。東京外国語大学非常勤講師。日伊協会講師。日伊協会で担当したダンテの『神曲』講座では約10年をかけて全編を読了。著書に『イタリア語で言ってみたいこの一言』(語研)、『日常イタリア語会話ネイティブ表現』(語研)、『口が覚えるイタリア語』(三修社)など。

大好評につき、より広い新会場を用意しました。日伊協会から徒歩1分のところです。

申込名 開催日 時間 会場 参加費 備考
SUGA
-4
8/3(土) 17:00

18:30
ゲーテインスティツゥート
東京2F207
セミナールーム
会員 2,000円
受講生
一般
3,000円

※こちらの連続文化セミナーは全 6 回、すべて同じ時間帯・受講料・会場で開催いたします。

申込名 回数 開催日 テーマ 講師
SUGA-1 第1回
終了
4/20(土) 序論 - 日本の須賀敦子
・須賀敦子のイタリア
白崎 容子
(元慶応義塾
大学教授)
アンドレア
フィオレッティ
(東京外国語大学
特任准教授)
SUGA-2 第2回
終了
5/18(土) 須賀さんの思い出
― その足跡をたどりながら
木村 由美子
(河出書房新社
編集者)
SUGA-3 第3回
終了
6/22(土) 須賀敦子と翻訳
- 日本とイタリアを
往還する眼差し
アンドレア・
フィオレッティ
(東京外国語大学
特任准教授)
高田 和広
(日伊協会講師)
SUGA-4 第4回
終了
8/3(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(1)
アントニオ・タブッキ
~ 境界の喪失 ~
森口いずみ
(東京外国語大学
講師)
SUGA-5 第5回
終了
9/14(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(2)
エルサ・モランテ
~ 語りの魔術師 ~
北代 美和子
(翻訳家)
SUGA-6 第6回
終了
10/19(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(3)
ナタリア・ギンズブルグ
~「作家」須賀敦子への道を
ひらいたもの~
白崎 容子
(元慶応義塾
大学教授)

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イタリア映画特別セミナー「家族にサルーテ! イスキア島は大騒動」のご案内

文化 日本語      ルッコリーノの試飲付き

6月21日より、本国イタリアで動員150万人を超える大ヒット映画「家族にサルーテ! イスキア島は大騒動」が東京、Bunkamuraル・シネマを皮切りに全国ロードショーされます。

その内容は…

世界屈指の美しさを誇るイスキア島に暮らすピエトロ&アルバ夫妻の結婚50周年を祝うために、親戚一同19名が集まった。教会で金婚式を挙げ、自宅の屋敷でパーティも開催される。

久しぶりに再会したファミリーの楽しい宴もお開きとなる頃、天候不良でフェリーが欠航に!思いがけず、二晩を同じ屋根の下で過ごさなければならなくなった、それぞれの家族たち。今まで抑えていた本音が見え隠れし始め、次々と秘密が暴露されてゆく――果たして、この嵐の結末は?

浮気、借金、嫉妬・・・ワケありの大人たち。家族だからこそのストレートな感情をぶつけ合う姿に「私の親戚にもいる!」と、誰もが笑って泣いて共感せずにはいられない人間賛歌!(公式HPより)

この映画の見どころは、

ウィル・スミス主演『幸せのちから』などハリウッドでも活躍するガブリエレ・ムッチーノ監督のもとに 『はじまりは5つ星ホテルから』のステファノ・アコルシ、『修道士は沈黙する』のピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、『暗殺の森』のステファニア・サンドレッリ、 『8 1/2』のサンドラ・ミーロらが集結。

驚きの隠しごとや、意外な思惑を抱えた登場人物たちをリアリティ溢れるセリフで、イタリアが誇る名優たちが舌戦を繰り広げる。名作『太陽がいっぱい』の撮影地であるイスキア島の太陽と紺碧の海のコントラスト、広大な屋敷のインテリア、ロマンチックなアランゴゼーネ城などロケーションも見逃せません。

日伊協会では、本映画のロードショー公開に先駆け、イタリア映画と言えばこの人、日伊協会イタリア語講座主任講師の押場靖志による特別セミナーを開講致します。公開前に見どころを知れば、楽しさ倍増です。押場氏曰く「この映画を観てイタリア人と同じように笑えるかがポイント!」ハリウッド映画との違いを熱く語る予定です。お楽しみに

また本映画の舞台であるイスキア島は南イタリア、ティレニア海の青いナポリ湾に浮かぶ最大の島です。周囲36キロのこの島は別名『緑の島』と呼ばれ、豊かな森、そしてエポメオ山の雄大な眺めを臨みます。

緑の島・イスキアの豊かな自然を愛し、ブドウや香り高い柑橘類を育てながらワイン造りに情熱を注いできたイスキア・サポリ社によって、サラダやピッツアのトッピングにもなる香りの良い野菜としておなじみルッコラを原料に作られたお酒が「ルッコリーノ」です。当日はヴィアッジオ・ヴィーノ社様からのご提供で、ルッコリーノの試飲もございます。

イスキア島のご紹介もしていただけますので、この夏の旅行計画の参考にしていただければと思います。ルッコラのこぼれ話も聞けるかも。 

このセミナーの参加者、日伊協会会員、イタリア語講座受講生に限り、本映画の特別鑑賞券を10%引きの1,350円(税込)で販売いたします。ご希望の方は日伊協会受付まで

押場 靖志

<講師プロフィール>

押場 靖志 (おしば やすし)

日伊協会イタリア語講座主任。学習院大学、法政大学講師。東京外国語大学大学イタリア語科卒、同大学院地域研究研究科修了。ナポリ東洋大学に留学。元NHKテレビイタリア語講師。訳書に『マストロヤンニ自伝』(小学館)、『フェリーニ、映画と人生』(白水社)などがある。

櫻井芙紗子 (さくらい ふさこ)

法政大学社会学部卒業。凸版印刷(株)入社後、イタリアのボローニャ国際児童図書展に毎年出展、海外版権業務に長年従事する傍らミシュランガイド日本版創刊プロジェクトに携わる。米レコード会社勤務を経てイタリアワインのソムリエ、食のビジネスコンサルタントとして独立。イタリア政府公認A.I.S.ソムリエ。イタリア・イスキア島から直輸入のルッコラのリキュール「ルッコリーノ」輸入元。イタリアワインの個人向け通販「VIAGGIOVINO(ヴィアッジョ・ヴィーノ)企画運営。港区高輪の自宅で紹介制ワインサロン「互席」を主宰。

申込名 開催日 時間 会場 参加費 備考
E0612 6/12(水) 18:30~20:00 青山石川
記念ルーム
201
会員 1,000円 終了
受講生
一般 1,500円

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第16回 イタリア20州食べ歩き「ラツィオ州」(ローマ料理)」のご案内

食事

東京にいながらにしてイタリア20州の郷土料理を味わう食事会。今回は、これまで訪れた店のなかから、リクスエトの多かった「トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド」に5年ぶりに再訪することにいたしました。

 2012年に開店した同店は、イタリアの首都であるローマの下町のトラットリアを再現。仔豚とウィキョウをローストした前菜「ポルケッタ」、仔牛肉をプロシュートで包んだ「サルティンボッカ」など、ローマっ子が普段味わう料理を提供しています。

 そして、料理もさることながら、その外観から内装まで、まさにローマのトラットリア。飛行機に乗らずに行けるローマを楽しみましょう!

日 時:2019年6月5日(水)18:30~
場 所:トラットリア・ダル・ビルバンテ・ジョコンド
港区白金台3-18-1

目黒駅(JR山手線、地下鉄南北線・三田線、東急目黒線)より徒歩5分
Tel. 03-6721-9500

会 費:日伊協会会員 6,000円 
            一 般             6,500円 

             *アペリティーボ1杯込み 30名様限定(先着順)

申込名 開催日 時間 会場 参加費 備考
E0605 6/5(水) 18:30~ トラットリア
・ダル・ビルバンテ
・ジョコンド
会員 6,000円 終了
一般 6,500円

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6月4日(火)イタリア語デー 開催!

文化 伊語 日本語 

イタリア語入門体験レッスン

時 間:12:30~13:30
参加費無料(要事前予約)
講師:押場 靖志 日伊協会イタリア語講座講師

初めてイタリア語を学ぶ方、独学で少しだけ学習経験のある方のための体験レッスンです。

経験豊かな日伊協会講師が、楽しく わかりやすく解説しますので安心してご受講いただけます。「イタリア語」が頭に浮かんだら、先ずはお気軽にご参加ください。

申込名 開催日 時間 会場 備考
P-Ph 6/4(火) 12:30~13:30 青山石川
記念ルーム
201

本講座の内容は総合コース 【入門】イタリア語入門『Per cominciare』をご覧下さい。

mousikomi


イタリア留学体験者相談コーナー
14:00~17:00

実際にイタリア留学を実現させた方に、その体験を聞いて見ましょう!出発するまでの準備で大変だったこと、現地でのハプニングなど、経験した方にしかわからない貴重な情報が満載です。

まだ留学するかを迷っている方にも貴重なヒントが見つかるはずです。


イタリア語レベルチェック
14:00~17:00

「興味はあるけれど、いきなりの受講はちょっと。。」など、受講を迷われている方のために、無料レベルチェック&ご相談を承ります。上記体験レッスンと併せてご活用ください。


イタリア留学個別相談(参加費無料、要事前予約)14:00~17:00 

「留学」ってどんな感じなのかな?費用はどのくらいなのかな?何から始めたらいいの?etc…お気軽に留学担当にご相談ください。

安心したイタリア滞在へ向けての第一歩を踏み出してみましょう!ご相談は無料ですが、お時間のみご予約ください。

リュート奏者マッシモ・マルケーゼ氏による特別セミナー
古楽器リュートの魅力「愛だけがそれを私に思い出させ」(日本語逐次通訳付き)のご案内

文化 通訳

このセミナーでは、世界的に活躍するリュート奏者マッシモ・マルケーゼ氏を招き、古楽器リュートの魅力について、その起源、展開、そしてレオナルド・ダ・ヴィンチとの関係など、リュートの美しい音色と共に語っていただきます。

セミナー・タイトルの「愛だけがそれを私に思い出させ」は、レオナルドによる8つの「音楽の謎」(rebus musicali)のひとつです。

それはどんな謎なのか。ルネッサンス音楽とは、どのようなものだったのか。この機会に、ぜひ古楽器の世界に触れてみてください。

みなさまのご参加をお待ちしております。


プロフィール:マッシモ・マルケーゼ

1965年、イタリア・サヴォーナ生まれ。ロンドン王立音楽院を卒業。リュートのソリストとして国際的に活躍、バロック音楽やルネッサンス音楽を深める。

ヨーロッパだけでなく、アジアやラテンアメリカでもコンサート活動を行い、初来日の2015年には京都、大阪でリサイタルを開き、好評を博す。

演奏活動以外にも、リュート作品のCDの録音、さまざまなセミナー、教育活動にたずさわる。

申込名 開催日 時間 会場 参加費 備考
Sリュート 7/5(金) 18:30~20:00 青山石川
記念ルーム
201
会員 2,000円
受講生
一般
3,000円

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2019年連続文化セミナー 須賀敦子が遺したもの - 日本とイタリアのあいだで《全6回》
第2回 須賀さんの思い出 - その足跡をたどりながら

文化 日本語
身近な話題をも上質の文体に包み込む須賀敦子の魅力は、没後 20 年余りを経てなお、色あせることがありません。

存命なら今年 90 歳。ひょっこりこの世にもどってきたら、ミラノの街角で自分の足跡をたどる日本人旅行者の姿にえっ?とまん丸にした目を、やがて笑顔に包みこむことでしょう。

持ち前の知性でとらえた「別の目のイタリア」を、彼女の人となり、日本語⇔イタリア語双方の膨大な翻訳、晩年 10 年足らずで開花させた作家としての仕事を軸にさぐります。

第2回 須賀さんの思い出 - その足跡をたどりながら

著者と担当編集者として過ごした、須賀敦子さんとのかけがえのない日々 ― 須賀さんは希有な才能をおもちの作家だっただけでなく、人間としても、これまで出会ったことのない、素晴らしい魅力にあふれた方でした。その魅力の一端でもみなさまにお伝えできればと思います。

原稿のやりとりをしながら話してくださったミラノ時代やご家族の思い出、作家や編集者をご自宅によばれてのお食事会や『ユルスナールの靴』の取材旅行のようす、大学の教師としての須賀さん、そして亡くなられたあと、須賀敦子全集を編集するなかで思いがけず知ることになった、作家デビュー以前のイタリアや日本での素顔など、遠い記憶をできるかぎり辿ってお話しすることで、須賀作品の奥行きを少しでも感じていただければ幸いです。

<講師プロフィール>
 木村 由美子(きむら ゆみこ)

上智大学文学部英文学科卒業ののち出版社に勤務、書籍・雑誌の編集に携わる。訳書に、サラ・デビッドソン『遙かなるバークレイ』(共訳、河出書房新社)、パトリシア・スタインホフ『死へのイデオロギー』(岩波現代文庫)など。

大好評につき、より広い新会場を用意しました。日伊協会から徒歩1分のところです。

申込名 開催日 時間 会場 参加費 備考
SUGA
-2
5/18(土) 17:00

18:30
ゲーテインスティツゥート
東京2F207
セミナールーム
会員 2,000円 終了
受講生
一般
3,000円

※こちらの連続文化セミナーは全 6 回、すべて同じ時間帯・受講料・会場で開催いたします。
日伊協会会員の方は、第1回から第6回までの全セミナー6回分を一括ご入金の場合、通常12,000円のところ10,000円とさせていただきます。申込名は「SUGA-ALL」でお申し込み下さい。

申込名 回数 開催日 テーマ 講師
SUGA-1 第1回
終了
4/20(土) 序論 - 日本の須賀敦子
・須賀敦子のイタリア
白崎 容子
(元慶応義塾
大学教授)
アンドレア
フィオレッティ
(東京外国語大学
特任准教授)
SUGA-2 第2回
終了
5/18(土) 須賀さんの思い出
― その足跡をたどりながら
木村 由美子
(河出書房新社
編集者)
SUGA-3 第3回
終了
6/22(土) 須賀敦子と翻訳
- 日本とイタリアを
往還する眼差し
アンドレア・
フィオレッティ
(東京外国語大学
特任准教授)
高田 和広
(日伊協会講師)
SUGA-4 第4回
終了
8/3(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(1)
アントニオ・タブッキ
~ 境界の喪失 ~
森口いずみ
(東京外国語大学
講師)
SUGA-5 第5回
終了
9/14(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(2)
エルサ・モランテ
~ 語りの魔術師 ~
北代 美和子
(翻訳家)
SUGA-6 第6回
終了
10/19(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(3)
ナタリア・ギンズブルグ
~「作家」須賀敦子への道を
ひらいたもの~
白崎 容子
(元慶応義塾
大学教授)

mousikomi

2019年連続文化セミナー 須賀敦子が遺したもの - 日本とイタリアのあいだで《全6回》
第3回 須賀敦子と翻訳 - 日本とイタリアを往還する眼差し

文化 日本語

コルシア書店にて
(写真提供:河出書房新社)


身近な話題をも上質の文体に包み込む須賀敦子の魅力は、没後 20 年余りを経てなお、色あせることがありません。

存命なら今年 90 歳。ひょっこりこの世にもどってきたら、ミラノの街角で自分の足跡をたどる日本人旅行者の姿にえっ?とまん丸にした目を、やがて笑顔に包みこむことでしょう。

持ち前の知性でとらえた「別の目のイタリア」を、彼女の人となり、日本語⇔イタリア語双方の膨大な翻訳、晩年 10 年足らずで開花させた作家としての仕事を軸にさぐります。

第3回 須賀敦子と翻訳 - 日本とイタリアを往還する眼差し

日伊を往還して言葉を紡いだ須賀敦子。

その仕事のなかできわめて重要な位置を占めながら、いまだ充分に顧みられることのないイタリアへの日本文学の優れた紹介者としての側面に光をあて、安部公房『砂の女』と樋口一葉『十三夜』のイタリア語訳を手がかりに、彼女の訳業の先駆性を検証します。

後半は、イタリアを描く須賀敦子の新鮮な筆致に魅せられたピア・アイロルディ氏による、『ミラノ 霧の風景』などのイタリア語訳(本邦初公開)を取り上げ、日本語で綴られたエッセイがイタリア語としてどのような像を結ぶのかを確かめながら、長年にわたるイタリアでの暮らしや翻訳という営みをつうじて須賀敦子が手探りで獲得していった文体の魅力に迫ります。

<講師プロフィール>

 アンドレア・フィオレッティ
ローマ大学/東京外国語大学大学院博士課程修了。東京外国語大学特任准教授。NHKテレビ/ラジオ講座で活躍。
専攻は比較文学・翻訳研究。樋口一葉の『にごりえ』、『たけくらべ』のイタリアにおける初の翻訳(Higuchi Ichiyo, Due racconti, Vecchiarelli 2013)を手掛けた。

 高田 和広(たかた かずひろ)
東京外国語大学大学院博士後期課程単位取得退学。日伊協会講師。訳書にタブッキ「思い出はあとからはじまる」(『ユリイカ』特集:アントニオ・タブッキ)(抄訳・共訳、青土社)、エーコ『ウンベルト・エーコの世界文明講義』(共訳、河出書房新社)など。

大好評につき、より広い新会場を用意しました。日伊協会から徒歩1分のところです。

申込名 開催日 時間 会場 参加費 備考
SUGA
-3
6/22(土) 17:00

18:30
ゲーテインスティツゥート
東京2F207
セミナールーム
会員 2,000円 終了
受講生
一般
3,000円

※こちらの連続文化セミナーは全 6 回、すべて同じ時間帯・受講料・会場で開催いたします。

申込名 回数 開催日 テーマ 講師
SUGA-1 第1回
終了
4/20(土) 序論 - 日本の須賀敦子
・須賀敦子のイタリア
白崎 容子
(元慶応義塾
大学教授)
アンドレア
フィオレッティ
(東京外国語大学
特任准教授)
SUGA-2 第2回
終了
5/18(土) 須賀さんの思い出
― その足跡をたどりながら
木村 由美子
(河出書房新社
編集者)
SUGA-3 第3回
終了
6/22(土) 須賀敦子と翻訳
- 日本とイタリアを
往還する眼差し
アンドレア・
フィオレッティ
(東京外国語大学
特任准教授)
高田 和広
(日伊協会講師)
SUGA-4 第4回
8/3(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(1)
アントニオ・タブッキ
~ 境界の喪失 ~
森口いずみ
(東京外国語大学
講師)
SUGA-5 第5回
終了
9/14(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(2)
エルサ・モランテ
~ 語りの魔術師 ~
北代 美和子
(翻訳家)
SUGA-6 第6回
終了
10/19(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(3)
ナタリア・ギンズブルグ
~「作家」須賀敦子への道を
ひらいたもの~
白崎 容子
(元慶応義塾
大学教授)

mousikomi

2019年連続文化セミナー 須賀敦子が遺したもの - 日本とイタリアのあいだで《全6回》
第1回 序論 - 日本の須賀敦子・須賀敦子のイタリア

文化 日本語
身近な話題をも上質の文体に包み込む須賀敦子の魅力は、没後 20 年余りを経てなお、色あせることがありません。

存命なら今年 90 歳。ひょっこりこの世にもどってきたら、ミラノの街角で自分の足跡をたどる日本人旅行者の姿にえっ?とまん丸にした目を、やがて笑顔に包みこむことでしょう。

持ち前の知性でとらえた「別の目のイタリア」を、彼女の人となり、日本語⇔イタリア語双方の膨大な翻訳、晩年 10 年足らずで開花させた作家としての仕事を軸にさぐります。

第1回 序論 - 日本の須賀敦子・須賀敦子のイタリア

コルシア書店にて
(写真提供:河出書房新社)

平易でありながら新鮮な輝きを放つ言葉の数々。温かな眼差しに包んださまざまな人間模様の背後から滲み出る鋭い見識と文学の素養。須賀エッセイの魔力の虜となったファンは少なくありません。

また、日本文学の翻訳者としてその名を知ったイタリア人研究者、ミラノから帰国した後の日本イタリア学界重鎮〈須賀先生〉からじかに教えを受けた者、作家かつ人間としての彼女の魅力を掘り起こした編集者など、それぞれがそれぞれの須賀像を見出してその才能に感嘆の声を漏らしてきました。

芦屋と東京での少女時代、戦争体験、カトリック信仰、フランス経由でのイタリアとの出会い、詩作。そして人生を折り返す頃からの、翻訳家、研究者、教員、さらには作家としての密度の高い日々。その軌跡を探るうちに、彼女が愛したイタリアの作家や詩人たちの姿も浮上してきます。

「序論」では、須賀敦子が遺したものの魅力を探りながら、セミナーの今後の流れをざっと紹介します(日本語)。

<講師プロフィール>
 白崎 容子(しらさき ようこ)

東京外国語大学修士課程修了。 元慶應義塾大学教授。 訳書に G.ロダーリ『二度生きたランベルト』(平凡社)、M.プラーツ『官能の庭』『ローマ百景』(ともに共訳、ありな書房)、 『ピランデッロ短編集 カオス・シチリア物語』(共訳, 白水社 第 1 回須賀敦子翻訳賞受賞)、 『ウンベルト・エーコの〈いいなづけ〉』(NHK 出版)、N.ギンズブルグ『小さな徳』(河出書房新社)など。

アンドレア・フィオレッティ

ローマ大学/東京外国語大学大学院博士課程修了。東京外国語大学特任准教授。NHK テレビ/ラジオ講座で活躍。専攻は比較文学・翻訳研究。樋口一葉の『にごりえ』、『たけくらべ』のイタリアにおける初の翻訳(Higuchi Ichiyo,Due racconti, Vecchiarelli 2013)を手掛けた。

大好評につき、より広い新会場を用意しました。日伊協会から徒歩1分のところです。

申込名 開催日 時間 会場 参加費 備考
SUGA
-1
4/20(土) 17:00

18:30
ゲーテインスティツゥート
東京2F207
セミナールーム
会員 2,000円 終了
受講生
一般
3,000円

※こちらの連続文化セミナーは全 6 回、すべて同じ時間帯・受講料・会場で開催いたします。
日伊協会会員の方は、第1回から第6回までの全セミナー6回分を一括ご入金の場合、通常12,000円のところ10,000円とさせていただきます。申込名は「SUGA-ALL」でお申し込み下さい。

申込名 回数 開催日 テーマ 講師
SUGA-1 第1回
終了
4/20(土) 序論 - 日本の須賀敦子
・須賀敦子のイタリア
白崎 容子
(元慶応義塾
大学教授)
アンドレア
フィオレッティ
(東京外国語大学
特任准教授)
SUGA-2 第2回
終了
5/18(土) 須賀さんの思い出
― その足跡をたどりながら
木村 由美子
(河出書房新社
編集者)
SUGA-3 第3回
満席
6/22(土) 須賀敦子と翻訳
- 日本とイタリアを
往還する眼差し
アンドレア・
フィオレッティ
(東京外国語大学
特任准教授)
高田 和広
(日伊協会講師)
SUGA-4 第4回
8/3(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(1)
アントニオ・タブッキ
~ 境界の喪失 ~
森口いずみ
(東京外国語大学
講師)
SUGA-5 第5回
9/14(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(2)
エルサ・モランテ
~ 語りの魔術師 ~
北代 美和子
(翻訳家)
SUGA-6 第6回
会場未定につき
キャンセル待ち
10/19(土) 須賀敦子を魅了した
現代イタリアの作家(3)
ナタリア・ギンズブルグ
~「作家」須賀敦子への道を
ひらいたもの~
白崎 容子
(元慶応義塾
大学教授)

mousikomi

特別セミナー 『ミラノとイタリア・デザイン』 & イタリア語総合コース修了証 授与式

文化 伊語 日本語 通訳 軽食

来たる3月23日(土)、イタリア語総合コース・上級クラスの修了証授与式を行います。

当日は特別セミナー『ミラノとイタリア・デザイン』(同時通訳付)を同時開催、式のあとは日伊協会イタリア語講師も多数参加しての懇親会(ワイン・ソフトドリンクと簡単なおつまみ付)も予定しております。

みなさま、お誘い合わせの上、ふるってご参加ください!

特別セミナー(同時通訳付)『ミラノとイタリア・デザイン』“Milano e il design italiano” 

イタリアにおいて、デザインはモダンアートと歩調をあわせてきました。

ジョ・ポンティやエットレ・ソットサスのような偉大な建築家(イタリアではデザイナーの側面も忘れてはなりません)のおかげで、イタリア・デザインは世界的に知られるようになりました。それは今なお、インテリア・デザイン(ブリオンヴェガ、B&B Italia、Kartell / カルテルなど)、インダストリアル・デザイン(ピアッジョ、オリヴェッティなど)、さらにはファッションとライフスタイル(アルマーニなど)の分野にわたり、わたしたちを魅惑しつづけています。そんなイタリア・デザインの歴史に、ミラノはその名を刻んできました。

数々の手工業製品を生み、先進的な商業都市として、社会の変化を先取りしてきたこの都市では、世界中にその名を知られるブランドが生まれました。

そんなミラノの魅力を追いながら、イタリア・デザインの歴史を一緒に概観してみましょう。

In Italia design e arte viaggiano di pari passo.

Reso famoso in tutto il mondo anche da grandi architetti come Giò Ponti ed Ettore Sotsass, il design italiano mantiene tuttora inalterato il suo fascino: dall’arredamento di interni (Brionvega, B&B, Kartell…), agli oggetti della tecnologia (Piaggio, Olivetti…), alla moda e al life style (Armani…).

Pioniera dello sviluppo artigianale, commerciale e delle trasformazioni sociali, Milano ha profondamente segnato la storia del design nazionale.

Qui nascono molti dei marchi rinomati in tutto il mondo. Scopriamo insieme, attraverso questa affascinante città, alcuni aspetti della storia del design italiano.

本講演はイタリア語で行われますが、当日は日伊協会の通訳養成クラス受講生による同時通訳が入ります。

<講師プロフィール> Alessandra KORFIAS(アレッサンドラ・コルフィアス)

ミラノ出身。パヴィア大学卒。ミラノにて日本企業に勤務後、5年間イタリア語講師として経験を積む。日本での講師経験も豊富。2019年度より実用イタリア語検定対策講座を担当。

申込名 開催日 時間 会場 参加費 備考
E0323 3/23(土) 16:00~18:30 青山石川
記念ルーム
201
会員 無料 終了
受講生
一般 500円


mousikomi

3月20日(水) イタリア語デー開催

文化 伊語 日本語 

イタリア語検定のこと、聞いてみよう!  12:00~15:00

実用イタリア語検定は、学習のステップアップへの活用をはじめ、ビジネスや留学、観光など、さまざまな交流の場で役立つものです。

オリンピックボランティアの目安は3級と言われており、それを目指していらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

日伊協会でも、年間を通して対策講座を開講しています。今回、検定協会のスタッフの方が、「試験会場はどこ?」「試験は5級から受けるもの?」etc…といったご質問に直接お答えします。

当日は、これまでの過去検定問題集を特価にて販売いたします。

(協力:イタリア語検定協会)

イタリア旅行相談会 12:00~15:00

イタリア旅行専門店“ラーナツアーズ”スタッフが、イタリア滞在のご相談に応じます。

航空券、ホテルはもちろん送迎、現地発オプショナルツアー、鉄道、オペラ、サッカーチケット、美術館予約、ハネムーン、海外旅行保険などさまざまなご要望にお応えします。

あなたはどんなイタリアを過ごしてみたいですか?お気軽にご相談下さい。
(協力:ラーナツアーズ)

2019年《春・夏》期イタリア語講座体験レッスン(要事前予約)

押場 靖志

●総合コース 各60分 参加費:無料
【入門】『Per cominciare』 11:00 講師:押場 靖志
はじめてイタリア語を学ぶ方のために、経験豊かな日本人講師がつまずきやすいポイントを丁寧に解説します。

【初級】『Benvenuti!』 12:40 / 19:00 講師:Cristiano CALUDIS
週1回の学習がおよそ半年~1年の方のためのコース。イタリア人講師と一緒に、楽しくしっかりとイタリア語の基本を習得しましょう。

Cristiano
CALUDIS

【中級】『Da noi』 14:10 講師:Cristiano CALUDIS
週1回の学習がおよそ3年以上の方のためのコース。語彙を増やし表現力を高めて、より自然なイタリア語を使いこなせることを目指します。

●テーマ別コース 60分 参加費:1,000円

Livio TUCCI

【初中級】楽しく学ぶイタリア語の発音 10:20 講師:Livio TUCCI
自然な発音を習得したい方のための講座です。積極的に声を出しながら美しいイタリア語の発音を身につけましょう。


mousikomi

イタリア語レベルチェック

「興味はあるけれど、いきなりの受講はちょっと。。」など、受講を迷われている方のために、無料レベルチェックおよび個別相談を承ります。

また、現在開講しているクラスへの見学のご予約も承ります。 

第70回 談話会  『ロレンツォ コリーノがイタリアの農業と食を語る
              -著書「ワインの本質」が伝える、自然に寄り添った持続可能な農業-』

文化 伊語 通訳 食事

ピエモンテ州アスティ地区のワイン生産者、「カーゼ コリーニ」のロレンツォ・コリーノ氏。日本では自然派ワインの愛好家から絶大な支持を得、入手の難しいワインとして知られていますが、彼の本来の姿は、ブドウ栽培を専門とする農業の研究者で、ヨーロッパをはじめ世界中で活躍し、多数の書籍を出版してきました。

 今回、著書「The Essence of Wine」(日本語タイトル「ワインの本質」)の、日本語版デジタル書籍出版にあたり、彼の「農業と食」にスポットを当てたお話を、日本の皆様に伝えたいとの希望から、来日及びセミナーが実現しました。

モデレータとしてict食文化企画代表の長本和子さんによる分かり易い解説がありますので、イタリアの豊かな食文化を支える農業、スローフード、地産地消等の予備知識のない方にも興味を持ってお聞きいただけます。

またロレンツォ氏のご好意によりイタリアより直輸入の貴重なワインの試飲もございます。セミナーと併せてお楽しみ下さい。

<講師プロフィール>

ロレンツォ・コリーノ氏

1947年ピエモンテ州、コスティリオーレ・ダスティの6代続くブドウ栽培農家に生まれる
・1972年農学部を卒業後、ローマの国立穀類試験場で研究者生活を開始
・イギリス・ケンブリッジのPLANT BREEDING INSTITUTE・国立穀類試験場、コーネリアーノヴェネトのブドウ栽培試験場アスティ研究所所長
・バーリの地中海エリア ブドウ研究所所長・アスティ醸造学研究センター所長
・チンクエテッレ国定環境保護区での持続可能なブドウ栽培に関して様々なプロジェクトを遂行
・ヨーロッパをはじめとする世界各地で研究に従事・ブドウ栽培に関する学術書を約90 冊執筆(一部共同執筆)

日 時:2019年3月10日(日)12:30~15:00(会場12:00)
会 食 12:30~13:45 講 演 13:45~15:00
講 師:ロレンツォ・コリーノ氏
参加費:会員 4,500円 一般 5,000円 ワイン試飲付き
定 員:50名(先着順)
会 場:三笠会館本店 5階宴会場  東京都中央区銀座5-5-17  03-3289-5660

申込名 開催日 時間 会場 参加費 備考
E0310 3/10(日) 12:30~15:00 三笠会館 会員 4,500円 終了
受講生
一般
5,000円