展覧会「旅雀素描帖・展」

日伊協会会報「クロナカ」のデザイン・レイアウトを担当している新井美樹さんの水彩画展が、日伊協会事務所近くの青山で、明日2010年11月2日から6日間、開かれます。

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前回ブログでお知らせした第6回では、イタリア、日本を含む世界各地を絵にしたものでしたが、今回の第7回は「IBERIA 陽光のスペイン&ポルトガル」。
イタリアではありませんが、同じラテン諸国の風景ということで、今回もご紹介しました。

場所は、101101arai02.gif地下鉄青山一丁目駅から、日伊協会とは反対方向に徒歩5分ほどのところ。

住宅地のなかにある、こぢんまりとした一軒家ギャラリーです。

お時間のある方は、ぜひどうぞ。

日時:
2010年11月2日(火)~7日(日)
11:00~19:00
(初日は14時から、最終日は17時まで)

場所:
ギャラリー・スペースキッズ
107-0062
港区南青山2-7-9
地下鉄銀座線・半蔵門線・大江戸線「青山一丁目」駅下車。
3番・5番出口から徒歩5分。

新井さんのホームページ
http://moineau.fc2web.com/

日伊協会F
| カテゴリー : 美術 | 投稿者 : hatanaka

プーリア便り38

Ciao dalla Puglia!

プーリア便り23” でもご紹介したレッチェに再び行く機会がありました。レッチェは豪華で繊細なバロック様式に彩られた宗教施設が特に有名ですが今回は“まだ行ったことのない所に行ってみよう”と思い、カルロ5世城(Castello di Carlo V)へ。

カルロ5世城は“バロックのフィレンツェ”と呼ばれるレッチェのイメージからすると建物自体は拍子抜けするほどシンプル。そのためかガイドブックや観光サイト等ではあまり取り上げられていないようですが、内部がカルタペスタ博物館(Museo della Cartapesta)になっています。

カルタペスタとはレッチェ伝統の紙粘土工芸のこと。レッチェは石細工も有名ですがこの紙粘土工芸もレッチェならでは。町中にもカルタペスタの工房や店が多くありますが、作品があまりにもリアルなので知らないと紙粘土で作られているとは気づかずに通り過ぎてしまうかもしれません。

カルタペスタの起源は17世紀に遡り、元々は宗教的オブジェを増やすために麦藁、紙屑、糊、漆喰、といった貧しい中でも入手できる素材と僅かな道具を使って作ったのが始まり。当時、素材や道具は貧しくとも忍耐力と宗教心で作っていたのでしょう。現在はイエス様、マリア様、天使等の伝統的モチーフの他、アートとして人形、アクセサリー、室内装飾品等のモダンな作品を作る若い職人も生まれているそうです。

私は今までカルタペスタの存在は知っていたもののその詳細は全く知りませんでした。館内の展示や解説板(英語も併記されています)によれば大きく分けて以下5つの製作工程があるそうです(陳列棚のガラスに反射して写真が見づらい点はご容赦を)。

  1. 麦藁で基礎を形作る。顔や手足はテラコッタの場合もあるそうです。

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  2. 紙粘土を貼り付けて形作る。

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  3. 焼きごてで固める。

IMG_0043_ridimensionare.jpg  4. 研磨。

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  5. 彩色して完成。

IMG_0047_ridimensionare.jpg服のひだが実に優美で美しいですよね。館内にはカルタペスタで作られたプレゼーピオ他、伝統的モチーフから現代的モチーフまで様々なアーティストの作品も展示されています。

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レッチェの宗教施設や専門店でカルタペスタ作品を見ることもできますが、更にじっくりとその歴史~作品誕生までをご覧になりたいかたや様々な作家の作品をまとめてご覧になりたいかたにはオススメの博物館。ただし、できあがったたくさんの像が並ぶ展示室や作品に入れる目玉が置いてある(しかもたくさん!)陳列棚等、あまりにもリアルなのでギョッとするかも (^^;

カルタペスタ博物館(Museo della Cartapesta) 入場無料
場所:カルロ5世城内の1~2F
開館:月~金―9:00~13:00、16:30~20:30 土日―9:30~13:00、17:00~20:30
TEL:+39 0832.244845、+39 0832.246517
WEB(伊語):http://www.comune.lecce.it/comunelecce/Territorio/Arte+e+Cultura/Musei+e+Gallerie/Museo+della+Cartapesta.htm

豹を抱くディオニュソス

上野の国立西洋美術館で始まった「古代ローマ帝国の遺産」展に東大チームが発掘に当たったソンマ・ヴェスヴィアーナ遺跡から出土した紀元前後1世紀の頃に制作された白大理石の美しい「豹を抱くディオニュソス」が展示されています。
豹1_1.jpgのサムネール画像
貂1_1.jpgのサムネール画像美しいディオニソスに抱かれて、彼の顔を下から見上げている 小動物はカタログでは「豹」となっています。
豹1_2.jpgのサムネール画像
貂1_2.jpgのサムネール画像私は2001年の「日本におけるイタリア」年の時に来日したレオ
 ナルド・ダ・ヴィンチの最高傑作の一つ<白貂を抱く貴婦人>の絵に描かれた貴婦人を見上げる愛らしい白貂に良く似ていると思いました。如何ですか?

 
 
 日伊協会会長
英正道

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素敵な水彩画展「水の輪郭」

青山の日伊協会近くにある小さなギャラリーで、「旅するすずめ」こと新井美樹さんの水彩画展が開かれています。
6回目となる展覧会で、今回は「河や海や湖など水辺の風景」がテーマ。

水彩画展

新井さんが旅先で見た風景が、上品で素敵な水彩画にまとめられています。
ヴェネツィアやアマルフィをはじめとするイタリアの風景のほか、スイス、チェコ、タイ、日本など、世界各地の水辺の風景が、いながらにして楽しめます。

水彩画展

残念ながら明日が最終日(1日17時まで)なのですが、お時間のある方にはおすすめです。
場所: 東京都港区南青山2-7-9  ギャラリー・スペースキッズ
地下鉄青山一丁目下車、3番・5番出口から徒歩5分。青山通りから路地を入り(ソニーコンピュータービルとPOLAビルの間)、突き当たりの家の裏側。

なお、新井さんのホームページ Le moineau – すずめのおやど – でも、美しい絵が見られますよ!

日伊協会F
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