「日本語・日本文化講座*」受講の為、この夏を東京で過ごすイタリア人大学生が自分達の目で見、聞き、体験したことを自分達の言葉(日本語とイタリア語)で綴るリレーブログ。
企業見学は毎年人気のプログラムのひとつです。日本語を勉強するイタリア人大学生にとって、日本企業は憧れの存在。今日は北品川にあるSONY歴史資料館にて、戦後日本の高度経済成長を代表する日本企業の歴史の一端に触れたのでした。(原稿は基本的にそのまま掲載しております。固有名詞表記のみ補足)
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今日、私たちはSONY歴史資料館を見に行きました。
私たちは畑中さんと加藤さんとアルベリッチ先生に連れて行ってもらいました。
SONYは日本で1946年、井深大と盛田昭夫によって設立されました。
私たちはたくさんの製品を見ました。
カメラや携帯電話やテレビがありました。
特にウオークマンの発明はSONYにとってとても重要なことでした。
大きな成功をおさめた会社です。
とても面白かったです。
Oggi abbiamo visitato l’archivio storico della SONY.
Ci hanno accompagnato la signora Hatanaka, la signora Kato e il signor Alberizzi.
La SONY e’ stata istituita in Giappone da Ibuka Masaru e da Morita Akio nel 1946.
Abbiamo visto molti prodotti dell’azienda: videocamere, cellulari, televisioni.
Il walkman e’ stata una delle prime importanti invenzioni della SONY.
E’ un’azienda di grande successo.
E’ stato molto interessante.
Federica Carnevali

<日伊協会事務局からのコメント>
ソニー歴史資料館では、創業者の生の声を聞いたり、トランジスタラジオや、トリニトロンテレビ、ウォークマンなどに代表されるソニーがこれまで世に送りだしてきたエポックメーキングな商品の数々や、それらにまつわるさまざまな資料を見ることができました。日本語講座の主任講師であるAlberizzi先生の熱のこもったイタリア語の説明に、学生たちはメモを取りながら真剣に聞き入っていました。プレイステーションのコーナーで本日一番の歓声が上がったのは現代っ子ならではでしょう。それにしてもAlberizzi先生のいちユーザーとは思えないソニーを熟知した丁寧な説明には脱帽でした。
最後になりましたが、当日アテンドいただきました馬場弘人様、田中久雄様、ご仲介いただきました中澤百百子様、ご協力、誠にありがとうございました。
*「日本語・日本文化講座」は日本からイタリアへ文化発信する事業に助成することにより、日伊双方向の交流促進を目的として設置された日伊文化奨励基金の一部が活用されています。
