「日本語・日本文化講座*」受講の為、この夏を東京で過ごすイタリア人大学生が自分達の目で見、聞き、体験したことを自分達の言葉(日本語とイタリア語)で綴るリレーブログ。今回はイタリア人大学生を預かるホームステイペアレントから投稿を頂きました。全くの偶然だったのですが、長年宝塚ファンだったホームステイ家族に、イタリアから来た女の子がこれまた熱狂的な宝塚ファンだったのです。
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日伊協会の学生さんの受け入れも３回目になりました。今年の学生はボローニア大学のロベルタさんです。インホメーションを貰ったとき ベジタリアンと書いてありました。去年もこの経験がありましたので 何とかなるさ！と軽く考えていました。ところが彼女は徹底的なベジタリアン！！肉と魚はたべません。卵とチーズはokです。さて何を作りましょうか？料理本の野菜ページに助けて貰い今日まできました。でも 毎日元気で休まずに出かけてくれてホットしています。
さて ロベルタさんは熱狂的な宝塚ファンです。私も長年 宝塚に通っていますが彼女には完敗です？？
７月２６日に到着後 最初の会話は
“明日 デマチをしたいのですが・・・”
何 貴女は日比谷に行きたいの？
翌日一緒に日比谷の宝塚劇場にいきました。此処で東京に来る目的のひとつが叶ったようです。
今は毎晩 夕食後私の古いビデオと彼女のDVDで観劇をしています。
それから 皆さんと箱根に行く計画があったそうですが ロベルタさんの強い希望で ”箱根星の王子様ミュ－ジアムに行ってきました。日本語がとても上手な彼女は心から日本での生活を堪能している様です。あと１週間ですが無事に過ごせますように手伝わせて頂きます。
北村 朝子
（日伊協会事務局スタッフから）
ロベルタさんは徹底的なベジタリアンで、お昼のランチもコンビニ等で買うお弁当が食べられなかった程。そこで北村さんは毎日、お昼のお弁当まで彼女の為に作って持たせてあげています。本当の自分の子どもに対するような接し方で、彼女の勉強をサポートしてくれています。本講座はこうした献身的な方々に支えられているのです。
*「日本語・日本文化講座」は日本からイタリアへ文化発信する事業に助成することにより、日伊双方向の交流促進を目的として設置された日伊文化奨励基金の一部が活用されています。
