「須賀敦子翻訳賞」受賞 記念トーク・イヴェント - 白崎容子先生&関口英子先生に聞く -


日本語 文化
20150401-1日伊協会の講師でもある白崎容子先生と関口英子先生が、昨秋、栄えある「第1回須賀敦子翻訳賞*」をダブル受賞されました。この受賞を記念して両先生をお招きし、トーク・イヴェントを開催いたします。

受賞にまつわるお話から、翻訳という仕事の難しさと醍醐味、イタリア語を勉強する魅力など、様々なテーマについてそれぞれの立場からお話しいただきます。

また、お2人は、昨年、共著による対訳テキスト『名作短編で学ぶイタリア語』(ベレ出版)を出版されました。この対訳テキストの出版に至るまでの経緯や裏話などもあわせて語っていただきます。トークの後には、お2人への質問コーナーも予定しております。

ここでしか聞けない両先生による貴重なトークを、ぜひお聞き逃しなく!

*イタリア文化会館によって2014年に新設された同賞は、イタリア語から日本語への優れた翻訳書を表彰するものです。第1回は、2012年1月~2014年6月に出版された翻訳作品の中から下記の2点が選ばれました。

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■白崎容子、尾河直哉訳『ピランデッロ短編集 カオス・シチリア物語』(白水社、2012)
■関口英子訳『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』(光文社、2012)

両先生のプロフィール:

白崎 容子

白崎 容子

■白崎容子(しらさき ようこ):東京外国語大学修士課程修了。元慶應義塾大学文学部教授。日伊協会理事。

主な訳書に、G.ロダーリ『二度生きたランベルト』(平凡社)、L.ベンティヴォリョ『わたしのヴェルディ』(音楽の友社)、P.アントネッティ『フィレンツェ史』(共訳、白水社))、M.プラーツ『ローマ百景 建築と美術と文学と』 /『官能の庭 マニエリズム・エンブレム・バロック』(ともに共訳、ありな書房)など、著書に『トスカ イタリア的愛の結末』(ありな書房)ほかイタリア語学書などがある。

関口 英子

関口 英子

■関口英子(せきぐち えいこ):旧大阪外国語大学イタリア語学科卒業。翻訳家。

児童書から映画字幕までイタリア語の翻訳を幅広く手掛ける。主な訳書に、G.ロダーリ『猫とともに去りぬ』、P.レーヴィ『天使の蝶』(以上、光文社古典新訳文庫)、C.アバーテ『風の丘』(新潮社)、R.サヴィアーノ『コカイン ゼロゼロゼロ』(共訳、河出書房新社)、I.カルヴィーノ『マルコヴァルドさんの四季』(岩波書店)などがある。

※尚、2015年春期イタリア語講座では、白崎先生&関口先生による特別共同講座「名作短編で学ぶイタリア語(番外編)」を開講いたします。詳細は、こちらをご参照ください。

申込名開催日時間会場参加費備考
E4014/1(水)15:40–17:00 青山
石川記念
ルーム
201
一般500終了
日伊協会会員
受講生*
無料
要事前予約

*受講生、及び春期イタリア語講座体験レッスンに事前予約された方