イタリア語をまだ知らない貴方のための 《ミニ・イタリア語セミナー》

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oshiba

イタリア語とは、どんな言語なのでしょうか。

文法は難しくないのでしょうか。

発音はどうなのでしょうか。

そんな素朴な疑問に、できるだけシンプルにお答えしてみようというのが今回のミニセミナーです。

誰もが知っている言葉の意味やそのちょっとした秘密、知っておくと便利な言い回しなどをご紹介しながら、イタリア語を学ぶ楽しさについてお話ししてみたいと思います。

例えば、長友選手で有名になったアモーレ(amore:愛する人)という言葉と、先頃、被災したアマトリーチェ(Amatrice)の間にどんな関係があるか、ご存知ですか?

アマトリーチェはラツィオ州の都市の名前ですが、アマトリチャーナというパスタ料理で有名。「アマトリチャーナ風の(all’amatriciana)」という言葉は、ローマで有名になるのですが、それはアマトリーチェから来た料理人のパスタがあまりに美味しかったことからそう呼ばれるようになったわけです。

そんな地名の「Amatrice 」ですが、普通名詞の女性形「amatrice 」として考えると、その男性形は「愛好家、ファン、通、マニア」を意味する「amatore」 となります。「愛する」という意味の動詞「amare」から派生した言葉、文字どおりに言えば「何かを愛する人」というのが「amatore」の意味になりますね。

ここから連想されるのが「素人」を意味する「アマチュア」という言葉です。これは英語の「amateur」から来ているのですが、遡って行けばフランス語を経由して、イタリア語の「amatore 」に至る言葉なのです。

英語に入ってしまうと、好きでやっている「素人」という意味になりますが、もともとの意味は「何かを愛する人」、あるいは古い用法では「誰かを愛する人(愛人)」ということでした。ですから、「素人」という意味は後から加えられたもの。

重要なのは、長友選手のアモーレにも、パスタのアマトリチャーナにも、プロと区別するときのアマチュアにも共通しているのが「amore」だということです。

この「amore」が、どれほどにすごい力を持っているかというのは、これはもう文化的、歴史的にとっても面白い話になるわけですが、続きは当日、会場でお話することにしましょう。

そんなわけで、イタリア語をこれから勉強しようと考えている方も、もう少しレベルアップしたい方、そしてとりわけイタリア語を愛する方、今回のミニセミナーは「amore」をめぐるイタリア語のこぼれ話をしてみたいと思います。

お役に立てるかどうかわかりませんが、イタリア語を勉強する楽しみ方を見つけていただければ幸いです。

申込名 開催日 時間 会場 参加費 備考
E916-1 9/16(金) 13:00~14:00 青山
石川記念
ルーム201
無料
要事前予約
終了