blog「Tuは何しに日本へ?(Perché sei venuto in Giappone nel 2018?)
ホストファミリーからの投稿」

今年の夏もイタリアから14人の大学生が日伊協会にやってきました。

彼等の目的は「日本語・日本文化講座*」受講。午前中は日本語特訓、午後は茶道、書道、華道といった伝統的な日本文化から、日本企業の会社訪問、日本の企業で働く為のガイダンスまで、今の日本を体験、学習して、暑い東京の夏をより熱く過ごします。

このブログはイタリア人大学生が自分達の目で見、聞き、体験したことを自分達の言葉(日本語とイタリア語)で綴るリレーブログです。

今回はホストファミリーの方々から見た様子をブログとして投稿してもらいました。

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この度、イタリアからの留学生を5週間にわたって自宅で受け入れさせていただくことになりました。

自分では海外留学の経験はないので、「ホームステイとほどんなものなのか?」、まったくわからない状態でのスタートでした。期待と不安が交錯する中で、受け入れの準備(部屋の用意等)を進めていましたが、受け入れる学生が決まってメール交換を始めると、楽しみな気持ちでいっぱいになりました。

受け入れ初日の21日土曜日には、待ち合わせのバス停ですぐに出会うことができず、少し心配させてしまいました。(Francesca!ごめんなさい!)でも、一緒に自宅に帰ってからは、すぐに打ち解けることができて、夜ご飯を食べながら、たくさん話をしました。

聞くと「いろんな場所に行きたい。京都、奈良、大阪。。。富士山、箱根、日光。。。」と多くの地名が出てきました。運よく、翌日の日曜日は私たちファミリーも留学生のFrancescaも予定が空いていたので、急遽、箱根にドライブに行くことにしました。ドライブを楽しみながら、遠目から富士山を眺める。。。そんな計画でした。

22日日曜日は、猛暑の中、ドライブスタート!暑く晴れていたので富士山が見えるだろうと期待したのですが、残念ながらガスがかかっていて、富士山の姿を見ることはできませんでした。

でも、湘南の海岸沿いを走りながら青い太平洋を眺め、箱根では温泉街や公園を散策、お昼ごはんには手打ちそばの天ざるをいただきました。Francescaも上手に箸を使っておそばやてんぷらを食べていました。

その後、ロープウエイに乗り、大涌谷まで上り火山の白煙や、高台からの絶景を満喫しました。叶わなかった富士山については、また一緒に見に来ようと、約束しました。

来日2日目から箱根小旅行というハードな日程でのスタートとなったFrancescaの留学生活ですが、その後1週間が過ぎました。

毎日、朝は一緒にコーヒー(初日にイタリア式コーヒーの淹れ方を教えてもらいました)、帰宅後はビールを飲みながら夜ご飯。その日の授業や課外活動について等、いろいろな話をします。私のイメージでは「イタリア人=ワイン」でしたが、Francescaはビールが大好き。イメージと実際の違いを発見するのもとても楽しい経験です。

私たちファミリーもFrancescaのおかげで、日常とほんの少し違う、ワクワクとした毎日を過ごしています。Francescaには、残る4週間も楽しく充実した学生生活を過ごして欲しいし、私たちはそれをサポートできればと思っています。

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