イタリア マンドリン通信

<イタリアコロナ事情>北イタリア日本人会会報より

ワクチン接種率をさらに上げ、感染再燃を回避するためにグリーンパスの運用を拡大しています。緊急事態宣言は12月31日が期限。今後は在宅から職場、広場、街へと人々を戻す方向です。

*グリーンパス運用拡大

・競技場や劇場
 入場者だけではなく、今後は従業員にも義務付け、入場数は80%前後まで検討
・リモートワーク
 まずは役場窓口職員などのリモート率15%まで下げ、合意ないとリモート出来ない元々の規則に縮小される見通し

*グリーンパス義務化
・10月15日から全ての働く人2300万人に、グリーンパスが義務付けられた

*ワクチン3回目

・9月末時点で、12歳以上全国接種率は目標の80%にほぼ達している。同時に先月末より3回目接種がスタート。
・超ハイリスク者→第一線の医療従事者→80歳以上の高齢者の順での接種
 10月4日から80歳代の接種開始

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10月9日には、大々的な「グリーンパス反対」デモがRomaとMilanoであり、暴力的なデモになりました。Romaでは約1万人の参加者で、CGIL(イタリア労働総同盟)の
本拠地になだれ込み、オフィスを襲撃して荒らされました。4人逮捕、警察官1名怪我。ミラノでは、警察に予告なしで数千人のグループが、P.za Fontana(Duomo近く)に集結。警察ともみ合いになりました。一人の一女性が巻き込まれ病院に軽い怪我で運ばれました。イタリアにしては激しいデモでしたので、毎日グリーンパス義務の話題ばかりです。(La Repubblia記事より)

<クレモナ・音楽国際見本市フェスティバル>

2021年9月の第4週末の3日間に、Cremona Musical international Exhibitions and Festivalが開催されました。日本でも知られるマンドリニストのCarlo Aonzoが企画・プロデュースしてたようです。

Carloは、従来のマンドリニストとは異なり、様々なジャンルの音楽にマンドリンを取り入れており、本人もギターやバンジョーも弾く多彩なミュージシャンです。今回はイタリアでの楽器フェスティバルは初めてだと思います。彼は顔が広く、アメリカやイギリス、ロシア等にも音楽指導に行き交流を深め、マンドリン音楽世界を広げています。

プログラムでは、楽器制作者によるマンドリン・ギター・ピアノ・アコースティック他のブースが設置され、紹介・展示、講習会、イタリア各地のオーケストラや軽音楽グループ、ソリストによるミニコンサート等が行われました。

開催最終3日目の昼に、私達ミラノオーケストラもコンサートがありました。オーケストラの手配したバスで到着、入り口でグリーンパスチェック・チケットチェック・
荷物預けタグ付け等でやっとフリーになりました。当日朝から強い雨で、オープンステージから室内に変更となっていました。

余り時間もありませんでしたが、見学してましたらミラノ知人のギター・マンドリン製作者のLorenzo Lippi氏のブースを見つけたので挨拶して、久しぶりの再会嬉しかったです。彼とはイタリアに来るかなり前、日本でのイタリア文化会館での展示会で知り合い、親しくなりました。

演奏後は常ですがPizzeriaに移動して、カリカリPizzaを皆で頂き会話しておなか一杯になり、デザートも食べ満足でした。早く家に帰れましたし。

<骨董市探索>

ミラノは骨董市と言えば、ナビリオが有名です。毎月月末の日曜に開かれ、沢山の人が訪れます。それ以外にもいくつか開かれる骨董市があります。今回は骨董の、特にグラスや陶器が好きで、仕事でも購入して日本に紹介する仕事している友人と出かけました。実はその前の日曜日に、友人はそこでフォークナイフセットを購入してました。でも錆があり、骨董商は洗剤で落ちると言われましたが、落ちない場合は返品との約束だったそうです。

場所は「コルシコCorsico」です。市内からは離れてますが、ナビリオより価格は低いそうです。彼女はお得意様のようで、親しい骨董商も何人かおり、その日も食器を何種類か調達していました(写真参照)。

私は小さいアパート一人暮らしですから、出来る限り「物品は買わない」主義です。持っていた食器も、最近友人にあげてしまいました。購入したのは、プレゼント用のイヤリングと自分用のサイズぴったりのワンピースです。ブランド物だそうですが、安くて満足しました。

骨董は様々なものがありますから、使った時代やその経緯やどんな使われ方をしていたのだろうとか想像するのが楽しいですね。人が使ったものを使うのは嫌だと言う人もいますが。。。また、不良品もあるわけで、ある程度目利きがないと難しいでしょう。

<ミラノ・スーパー・サローネ>

9月5日かから10日まで、ミラノの各展示スペースにて「ミラノ・スーパー・サローネ」が開催されました。昨年、コロナ流行直後であり中止となったものです。

私は人込みが苦手で、特別に毎年出かけることはありませんでした。今回は友人と終了前日に見学のつもりで行きました。

カドルナにある、トリエンナーレという会場は大きく、まずそこを訪れチケットなしで見学できるブースを見ることにしました。

一つは日本人のデザイナーのオブジェを見ていましたら、日本人の青年がそこで通訳の仕事をしているということで、その制作者の出展に至る説明を沢山していただきました。なかなか興味深い内容で、その説明がありませんでしたら、作品への興味もそれほどでもなかっただろうと思いました。

他数か所のブースを見て、次にVia Tortona近くの「SUPER STUDIO PIU`」へ移動しました。一緒に行った友人がファッション関係に詳しく、仕事で毎年サローネに来ているため、彼女のガイドで見て、いろいろ知ることが出来ました。この会場には、主に家具や自動車、電気製品、生活用品などが展示されており、面白く見学しました。

やはりイタリアはデザインに長けた国であり、殆ど知らない私でもその展示スタイルや在り方には驚きました。ミラノに居ながら知らなかった私は今更でしたが、勉強に
なりました。

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