『クロナカ』145号発行

日伊協会会報『クロナカ』2015年春号(通巻145号)が完成しました。
ただいま、会員の皆様に発送中です。
クロナカ145号表紙今号の特集は、『永遠の名車 FIAT500(フィアット チンクエチェント)』です。

イタリアを旅行したことがある人なら、おそらく目にしたことがある、あのかわいい自動車です。

フィアットの自動車技師ダンテ・ジアコーザの設計によるもので、初代500「トポリーノ」は1936年に登場。この表紙にある、おなじみの形は1957年に登場し、戦後イタリアの復興の象徴となるとともに、イタリア人の自動車旅行ブームを支えてきました。

1975年に製造終了し、最近は町で見かけることは少なくなりましたが、それでも熱烈なファンに支えられて、いまでもあちこちで目にすることができます。

冒頭記事では、株式会社トゥルッコ代表の橋本和彦さんに、チンクエチェントの歴史と魅力を存分に語っていただきました。

続けて、編集部によるイタリア・トリノの「自動車博物館」、山形・鶴岡の「チンクエチェント博物館」訪問記も収めています。

連載記事も、イタリアファンにたまらないディープな話題が満載です。

会報『クロナカ』は、日伊協会の会員以外の方にもお分けしております。
当サイトの「会報『Cronaca』一覧」ページの[お申し込み>>]ボタンをクリックしてお申込みください。

また、事務局に直接電話でお申し込みいただいても結構です。
その際は、「クロナカ2015年春号(145号)希望」とお伝えください。
tel. 03-3402-1632 (日伊協会事務局)

—————————————————
【目次】 (表紙を含めて全24ページ、行頭の数字はページ番号です)
特集:永遠の名車 FIAT500
3 FIAT500の魅力 橋本和彦
8 トリノ自動車博物館の名車たち 編集部
「チンクエチェント博物館」訪問 編集部
–+— –+– –+– –+– –+–
10 イタリア・ルネサンス絵画史入門<49> 松浦弘明
絵画における迫真性の探求
―カラヴァッジョの原点―
12 モスカテッロ・リポート 素顔のイタリア <13>
自己採点が厳しく自信喪失気味のイタリア人
アントニオ・モスカテッロ、廣石正和(訳)
14 小さな村の大きな人生<16> 田口和博
音楽は人生に大きな力をもたらすということ
16 イタリアで花開く日本文化<11> 持丸史恵
「狂言」にチャレンジしたイタリア人学生
17 BAR SPORT<11> 佐藤徳和
元プロ・テニスプレーヤー、ルーカ・チェッカテッリに聞く
イタリア男子テニス事情
18 陣内がゆく<6> 陣内秀信
再発見されるラグーナの価値
19 Yoshio AntonioのイタリアPOPS小辞典<7> 磐佐良雄
80歳の現役トップスター! オルネラ・ヴァノーニ
20 イタリアのニュースから
22 日伊協会 提携店のご紹介
23 恵贈図書
表紙 トリノのFIAT500 二村高史