『日伊文化研究60号(2022年春刊行予定)』の原稿募集のお知らせ

公益財団法人日伊協会の学術論文集『日伊文化研究』は、日伊協会会員のみならず、全国の大学、図書館に無料配布され、全国のイタリア研究者にとって、自らの研究成果の発表の場となっています。またイタリアに関する新刊紹介を、専門分野の方々にご紹介 いただいております。

『日伊文化研究』は
・さまざまな視点からひとつのテーマを掘り下げる「特集」、
・研究やエッセイなどの「自由論題」、
・「新刊紹介」の三つを常設の項目とし、
その他に「講演」「追悼」「書評」などの項目を適宜おいています。

本誌は年に1冊のペースで定期刊行されており、第58号が今春発行され、現在、第59号を編集中です。今回募集しますのは、2022年春に刊行予定の第60号となります。以下の要領で原稿を募集しています。

『日伊文化研究』は会員にひらかれた発表の場です。
積極的にご応募ください。

■2020年春発行予定第60号特集「災害」のご案内 (2021年5月31日締切)

60号(2022年3月刊行予定)の共通論題は「災害」です。

2020年の世界は、新型コロナウイルス感染症の脅威一色に塗りつぶされたかのようでした。わけてもイタリアがヨーロッパにおける爆発的感染の火元とされたのは(真偽が明らかになるには時間が必要ですが)記憶に新しいところです。

 イタリア半島が何度も疫病に見舞われたこと、中には東方からイタリアに渡来し、全ヨーロッパに広まった伝染病もあることは、様々な記録、文学、絵画、彫刻、建築が歴史の証人になっています。ボッカッチョの『デカメロン』が最も有名な例でしょう。

 またイタリアは、日本と同じく、大地震や火山の噴火が多発する国でもあります。ポンペイの例を引くまでもなく、古代から現在まで地震、噴火、さらに洪水などがしばしば起こり、それらは政治や経済に大きな影響を与えただけでなく、学問・芸術活動の素材になったり、活動の契機になったりしてきました。

 というわけで、60号は、イタリアの過去・現在を貫いて直接間接に大きな影響を及ぼしてきた「災害」(地震、噴火、洪水、疫病、飢饉など)を特集テーマにします。歴史学、考古学、文学、美術史、建築史、都市論、行政論などなど、多彩なアプローチが可能です。自然科学の分野の論文や体験記・旅行記などのエッセイも歓迎します。奮ってご投稿ください。 

■自由論題 (2021年5月31日 締切)
【論文】イタリアの歴史、文化、社会、経済あるいは日伊関係に関する優れた論文を募集します。
    デジタル化された原稿で、40字X40行9 ~11枚(図版〔1枚400字見当〕、註を含む)。

【エッセイ】イタリアに関するユニークな切り口の文学的味わいに富んだ作品を募集します。
    デジタル化された原稿で、40字X40行6~ 9枚(図版〔1枚400字見当〕、註を含む)。

■新刊紹介   (2021年8月31日 締切)
2020年10月以降に刊行されたものを対象とします。デジタル化された原稿で、 1500字以内。

送付先 日伊協会「日伊文化研究事務局」
bunka-kenkyu@aigtokyo.or.jp

・投稿は日伊協会会員であることを前提とします。
・連続投稿は原則として受け付けません。
・2021年6月(予定)に開催される編集委員会で審査のうえ、採択(仮採択、条件付き採択を含む)を決定します。
   仮採択、条件付き採択の場合の最終原稿締切は同年9月30日とし、その段階で編集委員会が再閲読します。
   最終原稿はデータおよび打ち出し原稿にて提出していただきます。著者校正は原則として初校までとします。
・原稿料はお支払いしません。なお、原稿はお返ししません。