2022年《秋・冬》期 オンライン・イタリア美術セミナー
カラヴァッジョ ローマにおける円熟期と逃亡期の仕事について

  オンライン

キリストの埋葬》1603年–1604年
ヴァチカン絵画館所蔵

1600年前後に活躍したカラヴァッジョは、ルネサンス絵画の完成者であると同時にバロック絵画の礎を築いた、西洋美術史上、きわめて重要な画家です。

彼は1599年にローマのサン・ルイージ・デイ・フランチェージ聖堂コンタレッリ礼拝堂において最初の聖堂装飾を行い、これがきっかけとなりその後、自身の名声を確立させていきました。

しかしながら1606年、殺人事件を起こしてしまいローマから離れざるを得なくなるのです。本講座では、前半にローマにおける円熟期の作品、そして後半に殺人事件後の逃亡期の仕事を年代順に見ていきたいと思います。

1)ローマの聖堂装飾(1)チェラージ礼拝堂
2)ローマの聖堂装飾(2)ヴィットリーチェ礼拝堂を中心に
3)円熟期の作品(1)マッテイ家のための仕事
4)円熟期の作品(2)殺人事件前後の仕事
5)ナポリ時代の作品
6)マルタ島時代の作品
7)シチリア島時代の作品
8)第二次ナポリ時代の作品
9)総括

講 師:松浦 弘明 (多摩美術大学教授)
日 程:10/24, 11/7, 21, 12/5, 1/16, 30, 2/13, 27, 3/13(月)(全9回)
時 間:19:00 ― 20:30 オンライン配信
          ※ ご欠席の場合は、事前にご連絡いただければ、録画データを後日配信いたします。
受講料:会員 28,000円    受講生・一般 29,000円

<講師プロフィール>
松浦 弘明 (まつうら ひろあき)

松浦 弘明


東京芸術大学美術学部芸術学科卒業後、イタリア政府給費留学生としてフィレンツェ大学へ留学。帰国後、順天堂大学非常勤講師などを経て現在、多摩美術大学教授。主な著書に、『ラファエロ』(共著/河出書房新社・2017年)、『図説 イタリア美術史』(河出書房新社・2015年)、『システィーナ礼拝堂を読む』(共著/河出書房新社・2013年)、『イタリア・ルネサンス美術館』(東京堂出版・2011年)などがある。
申込名時間参加費申込備考
OS-A-22AU19:00~
20:30
会員28,000円

受講生/一般29,000円

途中からの受講も可能です。お気軽に事務局(scuola@aigtokyo.or.jp)までご相談ください。

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