『クロナカ』134号発行

日伊協会会報『クロナカ』2012年夏号(通巻134号)ができあがりました。
ただいま、発送作業中です。

 今回の特集は、「奥深いイタリアサッカーの世界」です。

120724cronaca134.jpgこのところ、やや陰りが見えているとはいえ、やはりイタリアのサッカー(カルチョ)は、世界のトップレベル。

そんなカルチョの世界を取り上げました。
といっても、そこは『クロナカ』の特集ですから、ちょっと変わった視点から眺めてみました。

冒頭記事は、サッカーを中心にして、イタリアのスポーツに詳しいスポーツライター・佐藤徳和氏による「地元に密着したカルチョを訪ねて」。

トッティが所属するASローマよりも古いチームが、今もローマにあるって、ご存じでしたか?

これを読むだけで、イタリア人がなぜサッカーに夢中になるのかがよくわかります。そして、セリエA、セリエBから、セミプロ、アマチュアチームに至るまで、イタリア全土で無数のチームが活動をしていることも。

連載記事も、いつも通り、濃い内容がずらり。ぜひゆっくりとご覧ください。

日伊協会の会員以外で購入を希望される方には、1部300円でお頒けしています。
日伊協会のサイトの「出版物のご案内」ページから購入申込みができます。
また、事務局に直接電話でお申し込みいただいても結構です。その際は、「クロナカ2012年夏号(134号)希望」とお伝えください。
tel. 03-3402-1632 (日伊協会事務局)
<目次> (表紙を含めて全24ページ、数字はページ番号です)

特集:奥深いイタリアサッカーの世界
3 地元に密着したカルチョを訪ねて 佐藤徳和
8 カルチョ用語小事典 佐藤徳和
10 僕のチケットはどこに…… 佐藤徹也
 ──マッシミーノ・スタジアムへの道

12 イタリア・ルネサンス絵画史入門<39> 松浦弘明
  ヴェネツィアにおけるルネサンス様式の確立
  ―ジョヴァンニ・ベッリーニの《聖なる寓意》―
14 モスカテッロ・リポート 素顔のイタリア<3>
  アントニオ・モスカテッロ
  「パンと戦車競争」から「パスタとサッカー」へ
16 小さな村の大きな人生<5> 田口和博
  美しい人生に思える背景には、壮絶な歴史があるということ
18 「伊東マンショ没後400年顕彰記念祭」に寄せて
  宮崎日伊協会
20 イタリアのニュースから
22 新会長ご挨拶
22 役員一覧
23 日伊協会からのお知らせ
表紙 二村高史 フェッラッツァーノ(モリーゼ州)にて